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良い組織は「ちょっとした配慮」の積み重ねで出来ている

2020年は「同一労働同一賃金」「時間外労働の上限規制(中小企業)」等労務関連で大きな動きがあり、対応に追われる人事担当者も多いことだろう。

また、人材開発関連でも即戦力人材の採用、即戦力への育成等雇用の短期サイクル化に伴い「人材の確保」ではなく「戦力の確保」が改めてテーマになりそうだ。

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さて、本日は組織の問題解決の一助になればと書かせて頂くが、
組織がギクシャクしてくると組織論云々に興味を持つ経営者や人事担当者は多いと思う。

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おー、現在はストーミングの状態か!大丈夫だ~

等と言っている方はいないとは思うが、そんな話の前に
単純に「お互いの配慮不足」だけであることが多々ある。

配慮
「心を配ること・良い結果になるよう他人や他の事に対して気を遣うこと」

「ちょっとした配慮」というと、皆さまの組織ではどの様な事が
あるだろうか。

・明日休暇だから、同僚にかかってきそうな電話の内容を伝えておく
・相談をする際、上司の帰り際等は避ける
・先日の会議の議事録について、このプロジェクトに直接入っていない上司が読んでも意味がわかるようにこれまでの流れも添付しておく・
・部下に特に見てほしい箇所をボールドにしておく
・お子様が小さいから、今の時期は早く帰れないと辛いだろうから自分ができる雑務はやってあげる

等々。

組織は様々な人間で成り立っている事を忘れてはいけない。
全員が異なる事情を抱え、様々な背景を持ってそこにいる。
その事情や背景を分かろうとし、それに対してちょっとした配慮ができるかどうかが組織のウェットな部分として大切だと思うがいかがだろうか。

カトキチ@組織・人材開発コンサルタント


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