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事業構想ブートキャンプ2022秋 東京
2022年9月3日と4日の2日間にわたり行われたブートキャンプは、「コーチング」をテーマに、久しぶりに東京・丸の内のNUCBの教室から始まった。
まずは、メンバーの瀧澤さんから「傾聴」の3つのレベルについてレクチャーを受けた。1つ目のレベルは内的傾聴であり、2つ目のレベルは集中的傾聴、3つ目のレベルは全方位的傾聴となる。1つ目のレベルはクライアントに寄り添うものであり、3つ目のレベルは聴き手に
【参加レポート①】事業構想ツアー2022冬@亀岡 1日目:亀岡野菜の型抜き陶芸
開かれたアトリエ@亀岡市役所B1
昼食後、「子ども民芸プロジェクト」に参加するべく亀岡市役所地下1階の「開かれたアトリエ」を訪れた。
この施設は、「かめおか霧の芸術祭」を中心に据えた自治体SDGsモデル事業のイノベーションハブとして、亀岡市民、京都芸術大学とその学生によるワークショップを経て整備された施設だ。
カフェ、レストラン、コワーキング、イベントスペース、作品展示、農産物の直売など多様
【参加レポート④】事業構想ツアー2020冬@亀岡 2日目:再燃焼と新規事業マインドセット
再燃焼とは、リサイクルでもアップサイクルでもない、と松井先生は語られた。再利用により同じものを復元するでも、全く別のものを作り出すわけでもない。それは、従来あった文脈に、他人の文脈が混ざり込むことにより新たに融合した価値が創出されることを意味している。この再燃焼を喚起するには、自分とは異なる文脈を共有してくれる第三者との出会いの機会が必要であろう。
亀岡市の市役所に設置された『開かれたアトリエ』
【参加レポート②】事業構想ツアー2022冬@亀岡 1日目:手触り感のある知識
野菜の型を使った器づくり今回の事業構想ツアーの1日目の午後に体験した「型抜き陶芸」は、かめおか霧の芸術祭が企画した子供による器づくりプロジェクト 「こどもみんげいプロジェクト2022」 で実施しているものだ。
このプロジェクトは、亀岡市で取れる大根や白菜、しいたけなどの石膏型を元に、野菜の型を写し取って器を作っていくワークショップを開催している。型を使用する器づくりは、ろくろや手びねりによる器づ
【参加レポート⑤】事業構想ツアー2022冬@亀岡 2日目:みずのき美術館を支える2つの活動
亀岡合宿2日目午後、亀岡のとある美術館を訪ねた。かつての理髪店の建物をリノベーションした建物で、通りから大きな窓越しに中の様子が見渡せるつくりになっていた。入り口には理髪店の名残のネオンサインが出迎えてくれた。
「みずのき美術館」の最大の特徴は、その運営母体とそのコレクションといえる。社会福祉法人松花苑が運営母体であり、障害者を含む文化・芸術促進の公益事業として運営している。松花苑が運営す
【参加レポート】事業構想ツアー2022夏 2日目@小浜
2日目の始まりに
ツアー1日目は、マリーンステーション小浜視察、クルーズ体験の後、傾聴によるヒアリングについて学ぶセッションを持った。夜にはマリーンステーションの長年の顧客の方々が一番大切にしたいものは何か?最も語りたい事は何か?この点を意識しながら、小浜の新鮮な海の幸と野菜をふんだんに使った和食に舌鼓を打ち、酒を酌み交わした。会話は弾み、夜はあっという間に更けていったように感じた。
顧客の方との
【参加レポート】事業構想ツアー2022夏 1日目@小浜
イントロ
前回参加した「事業構想ブートキャンプ」以降、私は意識的に行っていることがある。「全体を捉えて察知し、情勢判断する」ことである。OODAループの「Observe(観察)-Orient(情勢判断・方向づけ)-Decide(意思決定)-Act(行動)」における前半の「Observe(観察)-Orient(情勢判断・方向づけ)」である。
事業構想ツアーでは、早速、開催前日に情勢判断が必要と
【参加レポート】事業構想ブートキャンプ2022春 2日目@真鶴町
第2日目しょうぎ作曲 初日の宴の余韻に浸りつつ、2日目の午前は「しょうぎ作曲」を体験した。しょうぎ作曲とは、現代芸術家の野村誠氏が考案した集団作曲法である。
将棋を指すように一人ずつ楽器を演奏していく作曲法であり、各自が順番に好きな楽器で好きなように作曲し前の人の演奏に音を重ねていく。
今回はひとりずつ1フレーズ(4小節分)を作曲し、4人になるまで合奏する。四重奏までいくと最初の人は演奏をやめ、新
【参加レポート】事業構想ブートキャンプ2022春 1日目@湯河原
ビジネススクールでの勉学を修め、晴れてMBAホルダーとなった訳だが、「事業構想に必要なスキル」となると、まるで不足している自覚がある。自己の課題感や使命感・想いを起点に価値を創造し、実際に事業構想するまでの道のりは、どのようなステップで進めばよいのか。「Beyond the MBA」 このキャンプに参加することで、具体的な道筋のイメージが持てるようになるのでは… 自分の中でそんな期待がじわりと熱
もっとみる【参加レポート】事業構想ツアー2021夏@丹波篠山 3日目 (林業・集落)
事業構想ツアーの3日目は、あいにくの雨模様でのスタート。当初の予定では化学肥料不使用・農薬不使用の野菜を生産している「丹波篠山 吉良農園」を訪問することにしていたが、予定を変更して"木のある暮らし"をテーマにした複合施設「mocca」を訪問した。暮らしの中に「木」を「加」えるというコンセプトから「木加 (モッカ)」=「mocca」と名づけらたそうだ。
moccaは江戸時代の古民家を改装した施設で
【参加レポート】事業構想ツアー2021冬@京都亀岡
合宿に参加するにあたっての想い「これ、社会貢献として良い事しようとしてるのわかるけどお金は生まれてこないよね。」
10年ほど前、心に思い描いた事業のビジネスケースを見せた際のとある経営者の方からのコメント。当時、考えても答えが見つからなかったので、まぁ焦らずとりあえず脇に置いておき、会社勤めをしながら機会を窺うことに。
今回の合宿には、ちょっと忘れかけていたこのずっと心の中にある想い、時々むく
【参加レポート】事業構想ツアー2021夏@丹波篠山 2日目 (工芸・民芸)
2021年8月8日、丹波篠山の城下町地区を後にして車で丹波焼の里・立杭地区へ向かった。四斗谷川沿いに3キロに渡って窯元が軒を連ねており、その数は60にもなるという。地区住民のうち半数ほどが職業として焼ものに係わっているということである。平安時代から続く丹波焼は、越前、瀬戸、常滑、信楽、備前と共に、中世から現代まで生産が続く『日本六古窯』の一つとして数えられ、2017年春日本遺産に認定された。
今
【参加レポート】事業構想ツアー2021夏@丹波篠山 1日目 (街並み・地域)
2021年8月7~9日、兵庫県丹波篠山市で事業構想ネットワークと小山龍介准教授のゼミのメンバーでの合同合宿を実施し、在校生、卒業生も含む計8名が参加しました。丹波篠山市は兵庫県の東部に位置しており、大阪、神戸、京都からも車で1時間程度の距離感でありながら、昔ながらの日本の原風景を残している地域として注目を浴びています。
京都駅に朝11時に集合し、8人乗りのレンタカーで丹波篠山へ向かいました。晴天
加藤和彦・小山龍介『プラットフォームの構想力 仕組みを作り、動かすための設計思想』
小山龍介(以下「小山」) 今回は『プラットフォームの構想力 仕組みを作り、動かすための設計思想』と題しまして名古屋商科大学の加藤和彦先生をお迎えして、プラットフォームについて議論していきたいと思っています。
普段、いろんなところでプラットフォームというものに接する場面があります。それがどんなふうに作られていったのか。プラットフォームを作っていくにあたっては、事業構想ネットワークでテーマにしている
「いいね!」力と事業構想
NUCB事業構想ネットワーク
NUCB 事業構想ネットワークは名古屋商科大学大学院ビジネススクール(NUCB Business School)の在学生、卒業生で構成する事業構想ネットワークです。2020年3月に発足し、「事業構想」をテーマに、イベント、勉強会、情報発信、外部プロジェクト等の活動を行ってきました。
現在、来年度を含めた、「NUCB 事業構想ネットワークの長期構想」について議論を進