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最大の嘘を作るということ。

こんばんは。美帆です。

noteって強い信念を持っている人や誇れるようなことを成し遂げている人が書くもので、自分が絶対書くわけないって思っていました。けれど今はいろんな感情が押し寄せてきて消化する場所が無いので、ここに書いてみることにします。文章を書くのは得意じゃないので、人様に見せるものではないと思いますが、暇で暇でどうしようもない方は読んでみてください。

この夏休み、私は自分が予想していた以上に色々なこと肌で感じていると思います。色々なことって具体的になんだよって思われるかもしれないけど、自分でも分かりきっていないから曖昧にぼやかす表現しかできない、、、。この色々を整理するにはまだ少し時間がかかりそう。

学習っていうより実感。波が押し寄せてきてそのまま流される感じ。シアトルに言ったこと、映画を撮っていること、就職活動が近づいてきていることが私の頭の中をぐっちゃぐちゃにしていて時間ができるとずっと考え事をしています。

シアトルでの経験はまた後に書くとして。

今日は、月曜から始まった映画撮影の話。

私は立教大学現代心理学部映像身体学科に所属していて、映画監督の教授の元で映画を作っている。ゼミ面接のときに、監督として映画を撮りたいっていうよりプロデュースの方が興味がある。映画ができる過程に興味がある。と言い切って先生も納得してくれたので今のゼミに入りました。なんだかんだ希望者がいなくて監督をやっていることもあるけど、、、(笑)

同じゼミには1年生の時から映画を撮り続けている尊敬できる友達がいて、その子が立教のスカラシップに企画を出すって言って私が制作指揮という形で二人で映画作りを行うことになった。

最初の脚本は私が何だか好きになれなくて、かなり話し合った。二人で話し合っていく内に脚本はどんどん洗練されて行って、映画で描かれ続けるモチーフも浮かび上がって私は彼女が書く脚本がとても好きになった。これが作品になったら本当に素敵な世界ができるんだって思った。

ロケ場所やキャスト、撮影スケジュールをどんどん決めていってどんどん映画を作る準備をした。この時は基本監督と私二人で進めていって、本当に楽しかった。特にキャスティングが一番面白かった。私が同じ授業で一目ぼれした子にお願いした。オーディションでその子が脚本を読んだ時には、今まで温め続けていた役が目の前にあるような気がしてワクワクした。

スタッフも集まって09/09にクランクイン。私は制作指揮を務めているけれど現場では何でも屋。制作部・美術部・衣装部を基本的にやっている。監督の演技付けに毎度驚かされるし、カメラ位置を慎重に定めるプロ意識は尊敬の域に達している。

ああ、この監督が作る映画はとてつもなく愛おしく温かいと心から思った。その映画に少しでも関われていることがとても誇らしいと思った。

と同時に、



2019年9月の私はここで書くのを諦めてしまっていた。

記憶って驚くほど曖昧だからこの後何を書こうとしていたか、はっきりと思い出せない。もったいないことをした。気持ちの鮮度が高いうちに形に残すことは大事。