~自己紹介~

横浜でサロン経営しながら、現役セラピストとして、独立して開業したいセラピストの開業・集客サポートをさせていただいています。

河口麻衣 と申します。

今でこそ、独立開業をして、自分の時間を大切にしながら、大好きなお客様に囲まれて、自分らしく仕事をしていますが、過去はサロンで朝から晩まで働き、休みの日も仕事をするような自分の理想の生活スタイルとは程遠い生活をしていました。

サロンでセラピストとして12年、施術をメインでしていた時には、指名率、リピート率1位、単月100万以上の売上の実績を上げていました。

セラピストとして経験を積み、施術と並行して店舗責任者として5年、事業部の部長として複数店舗の店舗管理を3年やってきて、やりがいを感じながら、有意義な経験を積ませてもらい、充実した仕事をすることができましたが、自分のことを考える時間などほとんど持てずに、本当に仕事するために生きていたなぁと思います。

挫折からの大きな気付き

自己紹介 施術画像(コンサル)

セラピストとして仕事をしていく中で、スタッフに技術やサロンワークを教える機会が増えて、自信がないと言っていたスタッフが自信をもって、笑顔でお客様の接客をしているところを見ることが自分のやりがいになっていることに気付き、店長を目指して仕事をするようになりました。

店長になるまでは、ただがむしゃらに施術の経験を積むことしか考えていませんでした。お客様からクレームをもらったこともありますし、先輩が担当していたお客様を引き継いだ時に、お客様がすごく不安そうにして、なかなか信頼関係が築けなかったりと、セラピストとして心が折れそうなことも何度もありました。

しかし、店長になるという目標を決めて、仕事をしている限り、途中であきらめるという選択肢は私の中にはなかったので、目標に向けてただ走り続けていました。

そして、入社4年目で店長になることができ、少し自分に自信が持てるようになりましたが、店長という仕事はそうそう甘いものではありませんでした...

売上管理、スタッフ管理、店舗管理など様々な責任が一気に押し寄せてきて、さらに店長になってすぐに会社初の新卒採用で、新卒を育成することになり、今までもスタッフ育成はしていましたが、今までの育成経験が通じず、何をやっても上手く行かず、店長になって1カ月で重圧と不安で過呼吸を起こして倒れてしまいました。

その時は、初めて自分で自分の身体と気持ちをコントロールできなくなり、1週間以上仕事を休んでしまいました。

そんなときに上司から「一人で背負い込みすぎて、人に入り込みすぎているから少し離れて客観的に見てみたら?」とアドバイスをもらい、人材育成について何冊も本を読みました。

そうしていくうちに、自分の理想をスタッフに押し付けて、スタッフを変えようとしていたことに気が付き、一人一人良い所や得意なところもあれば、改善しないとならないところ、苦手なところがあり、そこに気付かせてあげることが私の役割だったのに、私の視点で決めつけてスタッフに接してしまっていたとわかったのです。

しかし、育成に対して苦手意識がついてしまっていたので、いくら頭で分かっていてもうまくそれを行動に移せずに、新卒スタッフの半分以上は1年も持たずに辞めていきました。
この出来事は語り継がれるほど、会社にとっても痛手を受けた出来事で、売上は下がるし、スタッフのモチベーションは下がるし、本当に思い出すのも苦しいくらいの経験でした。

でも、この経験から私のメンタルは鍛えられ、落ち込むことよりも、次にどうしたら良いかを考えるようになり、次の年は、新卒からチーフになるまでスタッフが成長してくれて、育成に対しての苦手意識はなくなり、むしろ人の行動が変わることに喜びを感じ、やりがいを感じるようになっていました。

新たな学びから挑戦を決意

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そして、その後は事業部長として多くのスタッフ育成に携わりながら、スタッフ管理の仕事をしていましたが、今度は店舗管理の仕事で壁にぶつかり、売上を上げるために何をしたら良いのか試行錯誤する日々で、もがき続けていました。

売上を下げてしまったら会社にもスタッフにも迷惑をかけてしまうと思い、経営を学ぶために社会人大学に行くことを決めて、一から経営を学びました。
大学は年齢層も幅広く、業種も様々な方が勉強されていて、今まで、すごい狭い世界の中で生きていたんだと刺激をもらいました。

事業部の売上も3年連続、プラスで更新することができ、大学で経営を学び、仕事で実績を積んでいくうちに新しいことに挑戦したいと考えるようになりました。

そして、セラピストになるときに夢見ていた独立開業することを決意しました。
個性心理学を勉強したことで、自己肯定感が上がり、私は誰かのために動くほうが力を発揮できるタイプであることを知り、自分のやりたいことが明確になりました。

素直に受け入れることで前にすすめる

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今は自分でサロンを経営していますが、最初は何からしたら良いか分からず、気持ちだけが先走っていました。

サロンで使う備品や取扱商品はどうしたら良いのか?
仕入れはどこから、どうやってするのか?
メニューや価格はどうするのか?
会計方法は?
集客できるのか?

など次から次に考えなければならないことが出てきて、不安や焦り、心配事が多すぎて眠れないこともありました。

サロンで働いているときは、一通りの仕事をできている気でいましたが、一人でやることになって、まだまだ知らないことはたくさんあるんだと気付きました。

それから分からないこと書き出すようにして、一つ一つのタスクに優先順位をつけて、分からないことは分かる人に聞く勇気を持って、いろんなところに問い合わせをしました。

これから開業して一人でやっていくことを決めて、自分で全てなんとかしないといけないと思い、自分で自分を追い詰めてしまっていましたが、視野を広げて、周りの社会に一歩踏み出し、助けを求めることで、人とのつながりもできて、多くの人に手を差し伸べてもらいました。

自分が行動することで、友達がサプライズでサロンのホームページを作ってくれたり、そのホームページを見てくれた、某有名女性ファッション誌から取材依頼がきたりと周りの環境も良い方向に動き始めました。

それでも開業してすぐの時は、新規集客が0の月もありました。
しかし、不思議なことに私自身、焦りや不安はそんなに感じていませんでした。

それは、私は開業するときにどんなサロンを作って、どんな働き方がしたいのかということが明確になっていて、そこに向かって仕事をしていくことがブレなかったからです。

私は、施術件数を数多くこなして、ひたすら売上をあげるサロンが作りたいわけではなく、一人一人のお客様に向き合える時間を充分にとって、お客様との関係性を築いて、自分が理想とするお客様がリピートしてくれるサロンを作りたかったので、そこに向けてやるべきことを考えて行動しました。

もちろんサロンにとって集客は切っても切り離せず、お客様がいなければ成り立たないので、集客スクールに入って集客についても学びましたし、集客活動は継続的にしています。

どうしても、集客に執着してしまうと、数多く集客することが成功だと考えてしまいますが、集客は決して数の多さがだけが大切ではないということを、集客で悩んでいるセラピストの方には伝えたいと思います。

独立開業したいという人をサポートしたい

コンサル画像

私は自分の個性から見ても、自分のためだけに頑張るということに向いていません(笑)頑張る先に誰かがいるとパワーが発揮できるタイプです。

周りに「もう少し自分のことを考えたら?」と言われることもありますが、決して自分のことを雑にしている訳ではありません。

体調を崩してからは身体のことにも気を配っているし、疲れたときにはスイッチを切るし、睡眠時間は独立してから2時間も増えました!
働き方を変えただけで、セラピストとしての思いは何も変わっていません。

私はセラピストの仕事はできる限り続けていきたいと思っています。

その中で、私と同じように開業をしたいけど迷っている人の相談できる人としてサポートする仕事がしたい、自信をもって楽しく仕事をする女性を増やしたい、やりたいことにチャレンジできる人を増やしていきたいという思いから、コンサルタントとしても活動していくことにしました。

私が今まで多くの人に支えてもらったように、私もこれから前に進もうとしている方の支えになり、楽しく仕事をするキラキラ自立女性の輪を広げていけたら幸せです。


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