見出し画像

ウツから抜け出した方法。【発症編】※私なりの「脱出編」も、12月4~6日に書きます。

私はいわゆる鬱、うつ病にはなりにくい精神だ。これは心療内科の先生からもお墨付きをもらってるくらいだから、確かなことだと思う。

そんな私でも、うつ状態、厳密には抑うつ状態にまで追い込まれたことがある。そう、ブラック企業だ。

そもそもだが、「人によってブラックと感じる度合いは違うよね」くらいのマインドだし、サービス残業なんて当然の業界にずっといたこともあって、ブラックへの免疫はできている方だ。

ただ。反社会的なブラックは、本当に病む。私のような末席のものであったとしても、一応クリエイターとして「読者・カスタマーに虚偽を伝えてはならない」という気概だけはある。

しかし、履歴書にも書かないその広告代理店は「金を貰っているのは企業。企業の言うことだけ聞いとけばいい」と、虚偽を普通に是認していたのだ。

もともと不眠症が凄いので、心療内科に睡眠導入剤をもらうため、通院してはいた。発症した頃の記憶は少ないのだが、睡眠薬に徐々に抗うつ剤が混ざるようになり、その種類が通院のたびに増加していったことは覚えている。

また、本人にだけ解らなかったことだが、周りから見ると明らかに異常だったようで。割と楽しげに生きてる私に対して「近づけないオーラ」が出ていたそうだ。

普段、無駄におしゃべりな私が全く喋らなくなった。そのことを心配してくれた仲間が、複数の友達に声をかけ、当時は外に出るのも嫌だった私を、多少強引に遊びに誘ってくれた。今でも感謝している。

「この会社を辞めなければならない」と感じたのは、取材前の下調べの段階で、これまで理解できていたことが全く頭に入ってこないポンコツ具合になった時。ウツの症状が出ていることを、はっきりと自覚した瞬間だ。

実は、発症後、すでに半年は過ぎていた。結論から言うと、この手の会社に引っかかってしまった場合、即辞めるべきだ。私は早々に「損切り」することができず、ダラダラとしてしまった。

その結果として、少し療養生活の期間が長くなるという実害をもたらすことになる。

続きはまた3日後にでも。


励みになりますので、よろしくお願い致します。