座談会1-1

劇団員座談会

星野 はい、じゃあ始めます〜
金子 あす
宝保 あすあす
星野 この座談会はですね、最近コンプソンズを知ってくれた方にもコンプソンズの歴史的なのを知っていただけたらなぁと思い企画しました!
金子 歴史ね
星野 とりあえず、結成して何年くらい経ったんですかね?
金子 3、4年ですよね。4年と言っていいのかな?
宝保 え、いつ作ったの?
星野 大学卒業してからだから、2016年かな
宝保 卒業してすぐ作ったのか
金子 そうですね。大学のサークルからできたっていう
星野 うん、そうだね、みんな明治大学だもんね
金子 今時珍しいですよね
星野 今時珍しいんですか?
金子 なんか、普通すぎて今時珍しいというか
一同 笑
星野 そうなの?
金子 何の特徴もない出自ですよね、あぁ学生劇団上がりかぁ、みたいな
宝保 確かに
星野 え、でもみなさん大体そうなんじゃないの?柿喰う客とか違うっけ?
金子 5、6年前はそういう団体結構いたけど、最近は割とプロデュースユニットみたいな、その都度俳優呼ぶみたいな方が多くないですか?私の目から見てるとそういう団体さん多いんですけど
宝保 なるほどね
星野 でも最初コンプソンズもそうだったじゃん
金子 劇団員が年々増えていきましたね
宝保 もこもこ増えちゃったね
星野 ほんとだよ
宝保 え、最初は星野さんが金子君を誘ったの?あんま知らないんだけどその辺のこと
星野 どっちだっけ?私だっけ?
金子 多分俺から言ったと思うんですよ。なんかやった方がいいんじゃない?って
宝保 演劇やる場所作る的な?
金子 そうそう、卒業公演がうまくいったので、これはもしかしたらと思って
星野 でも劇団員は抱えたくないからユニットにしようって
宝保 だから最初は星野さんと金子君のユニットだったんだ
金子 そうですね
宝保 その後入ったのって細井君ですよね?なんで細井君は入ったの?
星野 知らない。なんでじゅんて入ったの?
金子 就職しないから
一同 笑
金子 最初は就職してない人が入れるっていうシステムだった
宝保 学生と社会人は不可だったんだっけ?
金子 そう。どこにも行くとこがない人が入るところだった
星野 あれ、じゅんから入りたいって言われたんだっけ?
金子 いや?わかんない
星野 私知らなかったんだけど。気づいたら入ってた
宝保 そんなことある!?そんなことなくない、流石に・・・
星野 えーでも気づいたら入ってたよ
金子 まあそんなもんですよね
宝保 その後はもこもこ増えていきましたね
星野 うん、もこもこ増えた
金子 最初は演劇ユニットとしてスタートしたけど、みんなそんなにストイックに物作りできないから。俺も、周りの人も。だから創作ユニットから地方コミュニティになった
一同 笑
金子 ここは地方コミュニティです
星野 すっごい嫌なんだけど
金子 だって中々ないですよ、大晦日みんなで年越しするとか
宝保 確かに
星野 確かに。なんで毎年金子んちで年越ししてるんだろう
宝保 ね
星野 気持ち悪・・・
金子 だから地方コミュニティなんですよ
宝保 確かにめっちゃマブダチって感じでもないもんね
金子 そうですね。最近読んだ本に書いてあったんですけど、近すぎる関係だと地方コミュニティってうまくいかないんですよ
宝保 ふーん
星野 適度な距離感ね
金子 そうです
宝保 で、大晦日は一緒に過ごすと
金子 てか就職もしてない人たちが一人で活動するのって大変じゃないですか、多分。だからゆっくり劇団になっていったんじゃないですか?
宝保 なるほどね
星野 ていうか私は元々アザラシ団があったからこんなにやるつもりなかったんだよね
宝保 あ、そうなんですか?
星野 そうだよ。アザラシ団メインでコンプソンズはサブ的な感じでやろうと思ってた。金子も映画メインで活動すればいい
COMPSONSじゃんって。暇な時集まりゃいいやと思ってたんだけど、全然違くなっちゃった
宝保 なんで違くなっちゃったの?
星野 劇団員が増えたから
金子 人のせいにすんなよ!!
星野 だってそりゃ責任が重くなるじゃないですか
金子 重くなんないよ別に。公演の時だけゆるっと集まる世田谷の地方コミュニティ、世田谷団みたいな。五反田団を目指して
宝保 もうコンプソンズじゃないじゃん
金子 そういう方がいいと思うんですよね
星野 話変わるけど、宝保さんはなんでコンプソンズ入ったんですか?
宝保 なんでっていうか、仕事辞めたから
金子 やっぱ仕事辞めてフリーで演劇やるってなったらさ、まぁ一人の方が動きやすいっていうのはあるけど、一人だとやっぱり心細いじゃないですか。どこかに所属してた方がいいと思うんですよね
星野 ふーん
宝保 あでも確かにコンプソンズでやってくぞ!って気持ちで仕事を辞めたわけではない
星野 仕事辞めたくて仕方なかった?
宝保 ていうか辞めて演劇やるなら今かなって。コンプソンズあるしいっかなって。そっと寄り添ってみた笑
金子 そういうことですよ
宝保 確かにその距離感って地方コミュニティのそれかもしれない
星野 鈴幸はずっといつ辞めんのって宝保に聞いてたもんね
金子 それはずっと辞めたそうにしてたからでしょ
宝保 まあね、それはそうだわ
金子 歯噛みしながら稽古場来てたから。ギリギリギリギリ〜〜〜〜って
宝保 なんで歯噛みしてたんだろう
金子 わかんない
星野 そんな辛いの、社会人って
宝保 わかんない。多分、若く、弱かったのかもしれない
一同 笑
宝保 今も弱いですけどね。そんな感じ
金子 まぁでも、僕はもうちょっと開けてるといいなって思います。みんなおいでよって感じ
星野 あ、そうなの?
金子 もっとウェルカムにしたい。あ、けどそうすると変な人来た時怖いか
星野 で、その入ってきた人たちの管理は私がするわけでしょ?
金子 だからその管理ってなんなの?
星野 えだってどう考えたって本公演の時期とかさみんなのスケジュール確認したりさ、毎月毎月客演先にお水送ったりするのだって大変なんだよ?
金子 舞台出るの挙手制でいいじゃん
星野 んーあー
宝保 で、大晦日はみんなで集まると
金子 まあでも、最近だったらロロさんとか。ロロ感?汚いロロ目指せばいいのかなって
星野 さっき五反田団って言ってたじゃん
宝保 汚いロロ・・・
金子 ロロさんは綺麗じゃん
星野 ロロさんは何人所属してるの?
金子 確かコンプソンズと同じくらい
宝保 コンプソンズ今何人だっけ?
星野 確か8人
金子 金田が入ったからか
宝保 音楽作ってる人ね
金子 あと水は500ミリ一本だけ送ればいいじゃん
星野 は?
宝保 大迷惑だよ
金子 まぁ確かにお水とか大変か・・・

後半につづく!

座談会1-1

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