【旧情報】2023年冬のロングコース (2023.01.23-03.24)
こんにちは!Compathの安井です。
また今年も、寒くて、白くて、閑かで、美しい「冬」がやってきます。
デンマークと北海道は似てるなあと感じることが多いです。
冬も夜の時間も長い。そのぶん、家のなかでの心地よい暮らし方を知っていて、冬を楽しむのが上手。自然が厳しいかわりに、人にあったかい風土。
そんな東川町で、今年もロングコースを開催します。大雪山の麓町、しずかな冬。自分や他者との対話、さまざまな体験を通して、自分と社会を、思うがままに探究しましょう。
生きていくために大切にしたいことをゆっくりと見つめる。心が動くことに正直に日々選択を重ねる。人との出会いを通じて社会を捉え直す。
そんなことを大切に過ごす時間を作りたいと思います。
話を聞いてみたい、興味あります、という方は、フォームからご連絡ください👇
ロングコースの5つのプログラム
ここからはロングコースの5つのプログラムについてご紹介します。
【A】Seeking myself and society -自己と社会を探究する-
【B】HIGASHIKAWA Craft & Photo-東川クラフト&フォト-
【C】Hand & Body & Heart / Music and Art!-音楽とアート-
【D】Be an activist!-チャレンジの種-
【E】Touch the world -世界に触れる-
プログラムに加えて、余白のある日常・仲間との共同生活を通して、自分と社会に対する気づきを深めていきます。
【A】 Seeking myself and society -自己と社会を探究する-
Compathでは、周囲や社会よりも先に、自分のサステナビリティに目を向けることが大切だと考えています。
自分の心・体が発する声に、NVC*(1)やストーリーテリングなど、様々な方法を使って耳を傾けます。
自分にフォーカスした後は、徐々に視界を「自分も、社会も持続可能で豊かな状態とはなにか」を考えて、自分と参加者、東川町に住む人々と対話する時間です。
【B】HIGASHIKAWA Craft & Photo -東川クラフト&フォト-
東川町で暮らす木工作家・写真家たちのもとに通いながら、作品を作り上げる時間です。作品づくりを通して、自分の感性に出会い直したり、自分の好き/夢中を発見する機会にもなるはずです。
東川町は、クラフトの町です。日本三大家具のひとつ旭川家具の約3割を生産し、30件以上の工房があります。町の施設には、地域で暮らす職人さんたちが作った家具たちが並び、暖かな雰囲気を作り出しています。
東川町は、写真甲子園の開催地として知られる写真の町でもあります。1985年に、自然・文化・人が写真を通じて出会うことを願い「写真の町」を宣言。以来、日本中・世界中から写真・写真家たちが集まっており、日々町の美しい風景がシャッターに収められています。
【C】 Hand & Body & Heart / Music and Art! -音楽とアート-
心がうきうき、わくわくするものに正直に!音楽やアートを通じて、心と身体と手を繋げる時間です。今年のロングコースは、デンマークのDen Frie Lærerskole(デンフリーレアスコーレ)というフォルケホイスコーレの教員養成機関からAndreasが3ヶ月滞在して一緒にプログラムを作ってくれます。彼からのメッセージを掲載します。
【D】Be an activist! -チャレンジの種-
自分の心にフォーカスした後は「やってみたい!」「こういう社会になったらいいな」と思うことを、チャレンジをしてみる時間です。やりたいことが変わっても、失敗してももちろんOK。えいっとやってみちゃうことから、見えてくる世界はきっとあります。
作りたい社会にむけて、ひとりひとりができることをやってみることを通じて、デモクラシーな社会が作られると信じています。
【E】Touch the world -世界に触れる-
外のアクティビティや町の人たちとの対話を通じて、まだ見ぬ世界に触れる時間です。暮らす場所を変えること、出会う人を変えること、時間の流れを変えること。きっと、あなたの世界を広げるきっかけになるはずです。
おまけ:余白のなかで、ともに暮らす
プログラムがない時間こそ、学びの宝庫。東川町に暮らす場所を移し、流れる時間も一緒に過ごす人も変わった時に、何を感じるかをお楽しみに。
静かな町のなかを歩いたり…
町の中心、せんとぴゅあの図書館(蔵書7.5万冊)で読書にふけったり…
ここでしか出会えない仲間たちと、たくさんの時間を過ごします。たわいもない話から、真剣な話まで、対話があふれます。
基本の週間スケジュール
改めて、このようなスケジュールで過ごしています。
ご参加・ご相談方法
参加にあたり、留学など他の選択肢も併せて検討している方もいるのではないでしょうか?共同生活に対しての不安や、スケジュール上参加できない日程があるかも知れません。
Compathでは、日本社会で簡単には取れない3ヶ月という期間・費用をかけてもらうからには、ひとりひとりにとって納得できる選択であること、良い時間にできることが何より大事だと考えています。
そのため、Compathのコアメンバーと相談しながら参加を決めるステップを設けています。なるべく中立の立場で、各メンバーの仕事経験やキャリア(人事/コーチ/カウンセラー等)も活かして相談相手になります。
結果的に参加しなくても構いません。まずはお話を聞かせてもらえませんか?
興味がある方は、下記のフォームから、個別相談をお申込みください。
参加を考えているプロセスをご一緒できたら嬉しいです。
冬のロングコース概要
誰でも、学びたい時に学べる社会へ(奨学金制度のご案内)
私たちCompathは、誰もが学びたい時に学ぶことができる社会を目指しています。モデルとしているデンマークのフォルケホイスコーレは学費の半分が国費。今回は東川町に協力いただき、必要金額の一部を負担する奨学金制度を設けました。学びたい衝動の後押しになりますように。
▼ 奨学金制度に申し込みたい方は、参加にあたっての個別相談フォームと合わせて、下記のフォームをご提出ください。
▼ 奨学生 募集要項
最後に
"Compath"は「未完成の学校」であること「いる人によって学びが変わること」を大切にしています。
参加する仲間たちの個性や、ひとりひとりの衝動を重ねて、対話しながら、柔軟にカリキュラムは変更していく予定です。
どんな学び、雰囲気になるのか、私たちも想像はつきませんが、みなさんと9週間、余白の中で自分と社会を探究する、豊かな時間をたのしみにしています。
▼ 昨年参加したメンバーの体験談noteとラジオ
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