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いつ芽が出るかわからないYouTube事業に投資できるか?

こんにちは!
【企業×YouTube】記事の感想を書いているみうらくんです。

ここでは、企業とYouTubeに関係する記事やブログの感想を書いていきます!

👇そもそもみうらくんって誰?という人ばかりだと思うので、
僕の自己紹介も読んでいただけると嬉しいです!



さてそんなこんなで、今回取り上げる記事は、

【特集】自動車販売店の「YouTube」活用

です!

こちらは以前↓この感想文で取り上げたものですが、改めて読み返した思ったことになります。

以下前回の記事感想の内容になります。


YouTubeはマーケティングに欠かせない媒体に既になっている

まずこの記事を読んで思ったことは、このライターさんが当たり前のように自動車販売店もYouTubeを始めている前提で記事を書いているなということです。

私の地元には自動車販売店・中古車販売店が多くありますが、その中でも調べた限り2チャンネルしかいわゆる認知度を上げているチャンネルはありません。

他にもチャンネルを立ち上げているチャンネルはもちろんありますが、そのほとんどが更新の止まっているチャンネルでした。

そのような状態なのに、このような形で記事がスタートしている理由は、
やはりそこまでYouTubeという媒体がマーケティングの分野において、欠かせない存在になっているからではないでしょうか?


技術力勝負の時代ではない

さて、記事では動画の企画内容にも変化があると話しています。

いわゆる従来型のモノ(商品)中心のPRから、
ヒト(人物)やコト(体験)のPR動画にシフトしているとのこと。

これは正にそうだなと思っていて、基本的に登録者が伸びていないチャンネルはほとんどが車の紹介動画しか投稿していません。

新車販売チャンネルであれば、車を映した数秒のPR動画ですし、
中古車販売チャンネルであれば、入庫してきた車を全方向で移している4分未満の動画ですね。

逆にヒットしているチャンネルは、「自動車業界の闇」「失敗しない車選び」「〇〇社長の趣味」などヒトやコトに焦点を当てています。

今まではただ単にその商品の情報を見て買うかどうかを決めるという行動のためにYouTubeは使われていましたが、
今ではその商品を誰から買うか、店を選ぶフェーズに視聴者・お客さんがなっているのではと考えます。

実際に何店舗かお店に行き、どういうお店なのか、どういう人がいるのかを確認し、購入判断をするよりも、
まずは自宅で良さそうなお店を決め、狙い撃ちでコンタクトを取る方が、忙しい現代人にとっては効率的です。

記事にも、YouTube活動をしていることで、初めてお店に来店するお客さんが既にその店のことを知っているという状況が生まれ、

一気に親近感が湧く点も書いてあります。


これは競合がひしめく中でお客さん側もどこから買えば良いのかわからなくなっている現状を表しているんじゃないかなと思います。

モノ→ヒトへどんどんシフトしている流れは、
良くも悪くも技術力だけの勝負では勝ち残れないことを表しているのではないでしょうか?

ヒトとマーケティングを掛け合わせるとなると、YouTubeというプラットフォームは自動車業界も無視できないだろうなと感じました。


ここから改めての感想文です。

いつ芽が出るかわからないYouTube事業に投資できるか?

「中古車業界は遅れているから、今からでもまだ間に合う」

と、以前訪問させていただいたお客さんが言っていました。
この意味を少し考えていましたが、そもそも中古車業界のみならず、基本的にまだSNSは浸透仕切れていないなと感じています。

というのも、やはりわからないことへの拒否反応が大きいかなと。

特に会社員だった時のことを思い返してみると、通常業務だけで手一杯になってしまうのに、
その上、いつ芽が出るかわからないYouTube活動に人員を割く決断はなかなかできるものではありませんよね。

ましてやお金をかけるにも、意外とかかります。
そんな人たちのために僕らのようなYouTube運用代行がいますが、
会社としてもこんな不透明なものは後回しにしてしまいますよね。。。

これは投資や格安Simなどと考えは一緒だなと思いました。

既に始めている人からしたらやっていない方が損しているよと思うかもしれませんが、
始めていない人からしたら、それを始めるよりも今目の前にある仕事や友達との誘いの方が何倍も重要だと思うと思います。

この話のポイントは始める始めないというよりも、損をしているということにあるのかなと思います。

投資も格安Simも始めている人はそうでない人と比べて、何万円、何十万円というレベルで将来、差が出てきますよね。
始めていない人は、始めていない分だけ損をしているという考えになります。

僕が会社員だった時、なんどもか通常業務とは別に、効率化を目指した取り組みを行っていましたが、
どれも通常業務が多忙で手をつけられていませんでした。

そこで失っていたもの・機会損失は大きかったと思いますが、
目の前の仕事をこなしていかないと、目の前のお客さんを失ってしまうので、背に腹は変えられない状態でした。

YouTube運用は特に新しい取り組みになると思うので、なかなか手をつけられない会社さんが多いなと思います。
また、前述の通り、効果が出ると保証されているわけでもありません。

ですが、集客と採用において、1つの大きな武器となっているYouTubeは、投資の考えと同じで、始めている会社と比べて、失っている機会損失が大きいと思います。
厄介なのは、もっと早く始めていれば得られたであろう見込み客も、見えにくいという点です。

ですが、企業として半年〜1年という限定的な期間を決めてでも、一回始めないと得られるものはゼロですよね。

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