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2年目のフリーランスが自分自身の「シンボルマーク」を作った話

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。

僕がここ最近、水面下で動いていたプロジェクトがあります。それが「シンボルマーク」をつくるというもの。

「え、なんでフリーランスがそんなもの作る必要あるの?」

そんな声が聞こえてきそうなので、その経緯について書いてみますね。


始まりはWasei Salon

そもそもこの話の発端は、僕がフレスコボール日本代表選手に選んでもらい、ブラジル大会への出場が決まったことから。

以前、Wasei Salon発起人の鳥井さんがこんなプロジェクトを打ち出し、僕のコンテンツはフレスコボール日本代表選手として、ブラジルへ行くことを絡めたいなぁと考えていました。

そんなことをWasei Salonの運営MTGの中で話していると

鳥井さん「フレスコボールとイケウチさんとのコラボでタオルを作るのはどうですか?」

とアイデアを。

これまでは、現地に行って何かをすることばかり考えていたので、目から鱗な発想だったのですが、これってめちゃくちゃ素敵だなと思ったんです。

フレスコボールイケウチオーガニックも、僕がとても好きなプロダクト。日々の充実度を上げてくれる、とても大切なモノたちです。

それを掛け合わせることができること、僕の「好き」と「好き」が掛け合わさっていくこと、そんな素敵なことがあるでしょうか?純粋にワクワクした僕は即実行することを決めました。


イケウチオーガニックさんでは、オリジナルの刺繍をタオルに入れることができます(詳細はこちらへ)。このサービスを活用して、コラボタオルをつくってもらうことに。

しかし、ただのいちプレイヤーの僕が協会のデザインを使うわけにはいかないため、刺繍するデザインがないことに気がつきます。

色々考えた結果、Wasei Salonで共に活動している河野涼さん(@ryoxxx71)にデザインをお願いすることにしました。彼にお願いした理由は大きく3つ。

①Wasei Salonの方へお願いしたかった
②文脈をつくるプロフェッショナルだから
③スポーツ好きでフレスコボールを知ってくれていたから

プロジェクトのベースがWasei Salonなら、なるべくWasei Salonを巻き込みたい。それは強く思っていたことです。好きなモノと好きなモノを、好きな人たちが紡いでくれることを実現したかった

河野さんは、企業のブランディングやクリエイティブディレクションも手掛けるフリーランスで、彼が紡いでいくストーリーや文脈は素敵なものばかりなんです。文脈を大事にする僕にとって、とても大事なポイントです。

そして、何よりフレスコボールを知ってくれていた。Twitterやinstagramで投稿すると、度々リアクションをくれていたんです。彼自身もフットサルをしていて、スポーツが好きなのも魅力でした。

そんな理由から、河野さんへ依頼しました。二つ返事で快諾してくれて、早速打ち合わせすることに。


ただのデザインで終わらせたくない

渋谷のとあるカフェ。
平日の昼から集まり、デザインについての打ち合わせが始まりました。

最初は、今回限りのデザインで終わるものだと考えていたのですが、打ち合わせの中で

「今回で終わらず、継続していくものにしたいよね」

という話に。

話しているうちに「ただのデザインじゃなく、そこにストーリーと想いを込めて、自分の生き様を映すようなものにしたい。」と思い始めたんです。

少し話は変わり、僕は以前こんなnoteを書きました。

モノに文脈を乗せて、それらを購入し使い続ける。使うことが応援に繋がる。

そんな僕の価値観を記したnoteなのですが、今回の取り組みもまさにこれを体現していくことと同義だなと思っています。イケウチオーガニックとフレスコボールを、応援したいからこその取り組みだなと。

そして、noteでも紹介しているように、好きなブランドはたくさんあります。そんな好きなモノたちを届けるためにも、そこの関係性を可視化するためにも、使えるマーク・ロゴにしたい

今回のイケウチオーガニックも、僕の取り組みを通じて、これまで手に取ってこなかった方々の手に届けばいいなぁと思っています。僕を言い訳にして、僕の好きな人たちに、好きなプロダクトを手に取ってほしいなと。

これまではフリーランスの僕が自分のシンボルマークを持つなんて考えたことなかったし、周りにもそんな人全然いない。でも、これひとつで大事にしている価値観や関係性が可視化されるなら、僕は全然ありだと思いました。

そんな想いを乗っけて、マーク作りを進めていきました。


生き様が可視化されたシンボルマーク

「自信作ができたよ」

そのコメントと共にデザインの資料が送られてきたのは、初打ち合わせが終わった5時間後。

「え?もう?」

ちょっと混乱しながらも、送ってもらった資料に目を通すと、ニヤニヤが止まらなかった。ただただ、感動している自分がいました。

こればかりは語るんじゃなくて、実際に皆さんにも見てほしいと思ったので河野さんに許可をいただき、実際の資料を添付させていただきます。

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いかがでしたか?きっと、僕のことを知っている方は、何かしら感じるものがあったはず。

「好きを掛け合わせていく人」

が個人的にとても刺さった。
デザインも好きだった。
込められた文脈が最高だった。
納得感しかなかった。

冷静にならなくては!と、一晩寝かしてもみたけど、やっぱり最高で朝からニヤニヤしてしまった。

天才の手によって、最高のシンボルマークを授かりました。まさに、生き様が可視化されたシンボルマーク。

このマークを通じて、どんな「好き」が掛け合わさっていくのだろうか?そう思うと、ワクワクが止まりません。

「好き」って気持ちを持っている時間って、人は夢中になれるし、幸せを感じれる。それは、僕自身強く感じていることです。

「好き」なモノを僕の周りに届けられれば、少しでも一緒に幸せな時間を過ごすことができるかもしれない。そんなことに繋がってほしい。「好き」と「好き」を紡いでいってほしい。

そんな想いを胸に、このマークと向き合っていこうと思います。


フリーランスがシンボルマークをつくる意義

「フリーランスが自分自身のシンボルマークを作ること」これはフリーランスの方々にオススメしたい取り組みだと感じています。

フリーランスの方って、大事にしている価値観や使命感のようなものを持っている方が多い印象を僕自身感じています。

そこにその人「らしさ」が感じられるのですが、それをしっかり認識する機会ってなかなかありません(もしくは時間がかかってしまう)。

途中にも書きましたが、マークをつくることにより、そこに自分の生き様や価値観を可視化できるんです。それはつまり、マークを説明するだけで自分らしさを伝えることができるということ

また、コミュニティにも通ずることですが、マークやロゴがあることで他の人が語りやすくなり、勝手に名前が広がっていきます。

口コミが大切なフリーランスにとって、これはかなり大事なポイントだと思っています。スキルじゃない、価値観や人間味みたいなところが重視されている現代、それを他者に伝えてもらう術を持っているだけで強い

このマークを実際につくってもらい改めて実感したのですが、自分自身がコンテンツになっていく感覚を強く覚えました。仕事柄、コンテンツを自分で持つことはなく、コンテンツを自分で持っている人を羨ましく思う時がありましたが、今は自分自身がコンテンツの状態。

言い尽くされていることかもしれませんが、自分自身がコンテンツになることは、信用や応援が大事とされているこの時代だからこそ、必要なポイントだなぁと思います。自分自身にとっても、向かう方向性が定まる感覚を持てるので、それがさらに強い応援を生むのかなと。

人ってやはり、可視化されたモノの方が伝わるし伝えられる。自分自身の価値観や生き様も可視化する時代なのかもしれませんね。


最後に

途中にも触れましたが、このマークは今後も継続的に使いたいなぁと思っています。何かの機会に、今回のような応援しているブランドと一緒に形にできたら嬉しいなぁと。もちろん、それ以外のことにでも。

実際のタオル作りに関しては絶賛進めているところで、また後日お披露目できればと思いますので、また読みに来てくださいね。(一般販売予定)

そして、フリーランスや個人で活動している方はぜひ自分のシンボルマークを持つことを考えてみてほしいなぁと思います。色々理由を話ましたが、これほど自分がアガることってなかなかありません。自分のご機嫌は自分で取る、これもフリーランスの大事なマネジメント術。色んなシンボルマーク見てみたい、、


また、このシンボルマークとイケウチオーガニック とのオリジナルタオル作成を記念して、イベントを開催することになりました!ご興味あればぜひ!



■Twitterもやってます


■今回紹介した好きなモノたち

イケウチオーガニック 

フレスコボール

Wasei Salon

河野涼


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