AI(人工知能)と企業:何をすべきかわからない場合

アーサー・C・クラークの"Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic."(高度に発達したテクノロジーは、魔法と区別できない)

AIに対する疑心暗鬼。

自分の想像力が「現実」を超えられない時代。
現状維持は後退、しかし過信は禁物。

わからないから不安になる。重要なのは「現状を把握する」ことです。
AIクリエイティブ活動の2年間で、数多くの「企業のAI導入」を見てきましたが、最も有効と思われる「AI準備室」設置の流れについて記しておきます。

AIクリエイティブ・トライアルレポート
http://design-zero.tv/i/aitr/

活動報告より


STEP-1
社内に「AI準備室」を設置する
AIに関心のある社員を集める

POINT:必ず「小さく」始めること


STEP-2
情報収集を開始する
社内で情報共有を進める

POINT:毎月1回程度のペースで情報交換会を実施する
扱う情報は稼働中のAI、実証実験中のAI、空想のAI、偽物のAIで分類


STEP-3
できること・できないことの明確化及び協業・提携の検討

POINT:社内で実行できることの限界を明確にすること
社内で無理なら研究機関や大学との共同研究や他社との協業等を模索する


STEP-4
「AI準備室」を新規事業部にする

POINT:AI導入の必要性がない場合は準備室のままでよい
AI技術について大まかに理解し現状を把握すべきだが、慌てる必要はない


STEP-5
AI導入へのトライアル開始
まずは失敗が許される社内プロジェクトで試すこと

POINT:「早く失敗する」ことができれば「早く学べる」
繰り返しになるが、小さく始めていくことが重要


まとめ

繰り返しになりますが、
わからないから不安になる。重要なのは「現状を把握する」ことです。


投稿者:
Creative Edge School Books

投稿日:
2018年4月20日(金)

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