【顧問インタビュー#13】顧問先企業の視点に立って、現場に密着した支援を|ハートテクノロジーズ大森顧問の教え
はじめまして。
顧問バンク運営事務局です。
顧問バンクでは、企業と顧問をマッチングするプラットフォームサービスを運営しています。この度、登録顧問数は9,200名を超え、より多くの方々のビジネスの発展にお役立ていただいております。
しかし今までは登録いただいている顧問について知っていただく場をご用意できていませんでした。そこで、改めて登録顧問の方々の魅力や実績をより多くの方々に知っていただきたいと考え、直接顧問へインタビューを行い、その内容をご紹介していくことになりました。
大森顧問に1問1答形式で、成功する企業の特徴や、これまでのキャリア、顧問としての役割、さらに企業成長のためのアドバイスを深掘りしています。
企業の成長と成功を目指す方々にとって、必読の内容となっています。ぜひご一読ください。
01. これまでのキャリアについて
Q.現在どのような仕事をされていますか。
今は、大きく3つの仕事をしています。
1つめ:企業顧問として主に技術開発・商品開発設計の支援を行っています。
この5年間で約40社の企業の支援をしております。
さらに、元の会社のときの人脈、及び企業顧問で新たに築いている人脈を活かして、営業支援の仕事もしております。
2つめ:主に会社員の方に対して企業顧問になる方法に関するコンサルティングをしております。
3つめ:非常に性能に優れている通称SRDというメッシュ無線LANルータの販売代理店を行っております。
Q.これまでのご経歴についても教えてください。
パナソニックにてコードレス電話・PHS・携帯電話・IoT・ロボティクス等の商品・技術開発設計を行ってきました。特許33件取得しています。
商品開発、研究開発どちらも経験し、さらにハードウエア、ソフトウエア、無線通信など幅広い開発設計の経験があります。
また、約2年は米国に駐在して、 今はWEB会議で当たり前となっているVoIPを応用したコミュニケーションシステムの開発を行いました。
Q.今だから思う「成功した理由」はなんだと思いますか?
お客様の立場に立って、お客様に喜ばれる商品開発設計をしてきたことだと思います。
企業顧問になってからは、企業の方に喜んでいただく支援、サービスを行うことに努めております。
Q.ご経歴の中で特に印象に残っている成功体験はありますか?
業界初の子機メロディ着信付コードレス電話の商品化、PHS開発、無線LAN搭載携帯電話機試作開発などを行ってきました。
数多くの業界初の商品開発に携われたことは幸せです。
Q.今後挑戦していきたい仕事や目指している目標はありますか?
企業顧問、個人コンサルティングに加えて、今後の日本の成長発展のためにも、もの作りに関わっていきたいと考えています。
その中でも私のパートナー企業が開発製造しているメッシュ無線LANルーターの製品、通称SRD(スマートルーティングデバイス)のプロモーションに力を入れていきたいです。
この製品は、極めて高い通信能力と多段メッシュ接続機能、更にはドローンからの撮影動画送信に最適なハンドオーバー(ローミング)機能を兼ね備えており、これまで対応出来なかったお客様の問題を解決する斬新な通信ネットワークの実現が可能になりますので、たくさんのお客様と協議を始めています。
02. 顧問バンクについて
Q.顧問バンクに登録したきっかけはなんですか?
知り合いからすすめられて、登録しました。
2019年の頃に登録してますので、比較的早い段階で登録しています!
Q.顧問としてどのような企業やプロジェクトに関わってきましたか?
IoT関連企業、一般製造業、メタバース関連企業、ソフトウエア開発企業などのプロジェクトに関わってきました。
Q.可能であれば特に印象に残っている支援を教えてください。
無線通信トラブルを解決した支援です。
具体的にはセンサーからサーバーへの無線通信データがときどき届かないという問題が数ヶ月解決せず、原因と対策の支援を依頼されました。
さまざまな推定原因を洗い出し、それぞれについて、理詰めで検証を行うことにより、約3週間で原因と対策が判明して、大変喜ばれました。
Q.過去の成功事例の具体的なエピソードやそれによって得られた成果を教えてください。
いままでの人脈を活かして、開発委託する会社の紹介が出来たことです。
顧問先企業ではなかなか見つけられなかった会社の候補を複数提示し、それらの会社に対してのRFP(提案のための要求仕様書)の書き方をお伝えし、複数の会社から最良の会社を選択するまで伴走したことです。
Q.顧問としてのモットーや信念はありますか?
顧問先企業の視点に立って、現場に密着し、行動し、困難な問題にも決して諦めずに支援を行うことです。
Q.顧問として特に力を入れている点はありますか?
現場密着型の顧問であることに尽きます。
現場密着型の顧問:表面的なアドバイスではなく、企業様の現場に赴き、お困りごとの内容を良くお伺いして、その原因や対策案を考察したり、試験することにより問題解決を図るという顧問です。
顧問として上目目線になることなく、現場の方々に寄り添い、一緒になって問題解決を図ることに努めています。
Q.今後の顧問活動の目標やビジョンはなんですか?
企業のお困り事、課題を解決した上、少しでも日本の産業発展に貢献したいと考えています。
Q.新たに取り組んでみたいプロジェクトはありますか?
ものづくり、商品開発プロジェクトなどに関わりたいです。
03. 顧問バンクを利用されている企業へ向けて
Q.中小企業やスタートアップ企業で、特に重要視すべき取り組みや戦略はありますか?
ベンチャー精神を持って様々なことにチャレンジすること、それと平行して財務・経理での地道な経営をしていくことです。
Q.ビジネスを成功させるためのアドバイスはありますか?
お客様のお困り事を解決する視点が重要であると考えています。
Q.顧問としてのご経験から、企業が成長するために必要な要素はなんだと思いますか?
お客様に喜ばれる商品、サービスを提供することがとても重要です。
04. 大森顧問自身について
Q.尊敬する人物や影響を受けた人物はいますか?
松下幸之助、デールカーネギー
Q.自身のモチベーションを維持するための方法や日々のルーティンはありますか?
朝その日の計画を立てる。毎日何か新たに進歩し、何かを発見するということを目標に日々を送ることです。