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イラストレーターになっていた話

私が20代中頃に、母くらいにしか話していなかった夢が、イラストレーターになることだった。そういえば。

小さい頃に絵を描くのが好きだったけど、どうやってなれるのかわからなかった仕事。絵でお金をもらえたらいいなぁー美大出てないし、ペンタブ使えないし、無理だろうなぁーーー。

今37歳。気が付けば、小さな金額だけどイラストでお金がもらえてる。
イラストACでの収入は1ダウンロード4円という小さな金額だけど、その他に制作会社さんからごくたまーーーーにイラストのお仕事もいただいてる。
1点3000円で実際にいただいてる。

今のこのテイストのイラストが定着して描き続けたのは3年くらい前。
頭捻ったりとかじゃなく、伝えたいことがあるから描きやすいイラストが自分の色になった。お金は発生しない時間だったけど、その時描き溜めたイラストが今もファイルに眠っていて、今それを掘り起こして投稿している。

正直なところ、1ダウンロード4円っていうのは悔しい自分もいて、あえて売り出さず依頼を待ちたくて投稿してなかったこともあるけど
このたくさんのイラストが埋もれたまま時が過ぎるのもなと思った。
私がこんなこと考えているうちに、成功してってる人がいる。

デジタルやWEBが普及して、さらにiPadでお絵描きができて、AIでイラストが作れる人も出てきた。ライバルは増えていくかと思いきや、需要は広がりイラストレーターという、私も含めて絵で食べていきたいという人の夢が叶いやすい世界になっていた。

私の本業のWEBデザイナーという職業も増え続けている。
私の所属しているスクールの先生も、生徒さんに「WEBデザイナーと名乗らなければ仕事を取れない」と言っているのを聞いて、イラストレーターとして自分のことを思い返した。

今、周りの人には私は「イラストレーター」とは名乗っていない。なので、私のスキルを知ってくれている会社さんからしか依頼は来ない。なるほどそういうことだ。

せめてネットではちゃんと「できます」ってこと伝えていかないとと思います。

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