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迷わないで!男性でも育休を取るべきです。

どうも、てんてんと申します。

「育休を取りたいけど、職場に迷惑がかかるし…」
「育休中の生活ってどんな感じなんだろう」

育休を取りたいけど具体的なイメージができずに、なかなか決意できない。
そんな男性は多いのではないでしょうか。

私は息子が生まれてからの約3ヶ月間、育休を取りましたが、そこでわかったことがあります。
それは

「育休は絶対に取った方がいい!」

ということです。

この記事では主に

・育休を取るとき、職場復帰するときに気を付けたいこと

・育休のメリット、デメリット

・育休中のパパさんにできること


を、自身の経験をもとに書いていきたいと思います。

この記事を読んだ人が、育休を取ろうと思ってくれることを願っています。

【迷ってしまう理由】

育休を取りたいのに迷ってしまうのには、どんな理由があるのでしょう?

おそらくその大部分は、仕事関係が多いのではないでしょうか。

「周りに迷惑をかけてしまう」

「自分の代わりにこの仕事をできる人がいないし…」

そういった悩みがほとんどだと思います。

でも、育休という制度がある以上、過度の心配や遠慮をする必要はないです!

大切な家族のためです。
誰かに遠慮している場合ではありません。

【育休を取るための準備】

とはいえ、現実には仕事の都合も完全に無視できる訳ではありません。

仕事関係の迷いを払拭するには、できる限り早めに上司に相談するしかないと思います。

そのためはまず夫婦間で話し合いをして、いつからいつまで育休を取るのか、自分の中で意思を明確にしておくことが大事です。

私の場合は、妊娠が発覚する前から何気なく「私は育休を取ります」と伝えていて、仕事の引き継ぎなどの準備も少しずつ進めていました。

育休関連の手続きも色々とあって、意外と時間が必要だったので、なるべく早めに行動することをおすすめします。
早ければ早いほど自分も上司も良いことばかりです。

【メリット】

育休を取るとどんなメリットがあるのでしょうか?

子どもの成長を感じられる。
人生において貴重な時間である。
挙げればたくさんあると思いますが、私が感じた最大のメリットは

子育ての苦労がわかる

これに尽きるような気がします。

私も子どもが生まれるまで、子育てを見くびっていました。ずっと子どもと一緒にいられるなんて最高じゃないか!とさえ思っていましたが、完全に勘違いでした。

確かに、子どもが日々成長していくなかで、たくさんの喜びや感動があります。でも、それと同じかそれ以上に、辛いこともあります。

一時も目を話せない緊張感。
なにをどうしても泣き止まない。
子どもが寝てくれずに毎日寝不足。
などなど…。

今までに感じたことのない、子育て特有のストレスを感じます。

「そんなの育休を取らなくても感じるでしょ」
と思うかもしれませんが、少し違います。

確かに仕事終わりの数時間と休日に育児をするだけでも、それなりに大変さはわかると思います。
でも、そのときには「土日だけだ」と心のどこかでは終わりを意識できるんです。

それに対して、毎日子どもと一緒にいるママさんには明確な終わりがありません。
それだけで精神的な負担はけっこう違います。

いつ終わるのかわからない苦労が、毎日毎日繰り返されるのです。
「毎日子どもと一緒にいる苦労」は、長期間育休を取らないと感じることができないと思っています。

出産後の女性はホルモンバランスが乱れ、イライラしたり寝れなかったりと、精神的にも身体的にも不安定です。
ただでさえ辛いのに子育てもしているなんて、世の中のお母さんは本当にすごいと思いました。

育休を取って子育ての苦労を体感すれば、きっと育休後の子育てに関しても理解が深まり、協力的になれることでしょう。夫婦仲も良好になること間違いなしです。

【デメリット】

逆に育休のデメリットはどういったものがあるのか。

私が一番感じたのは、お金の問題です。

育児休業であれば、給料は約7割に減ることになります。

私は「これくらいあれば生活できるだろうな」ぐらいには育休に向けて貯金をしていましたが、実際にはけっこうぎりぎりの生活でした。

というのも、子どもが生まれると予想外の出費があるものです。
私の場合はオムツや抱っこ紐が、用意してたものでは合わなかったらしく、結局新しいものを買うことになりました。

突然の出費も考慮して、貯金しておくといいと思います。

【育休中の生活】


育休中のパパにできることはどういったものがあるでしょう?

授乳中や子どもがうまく寝てくれたときには、意外と時間をもて余すことがあるかもしれません。家事に慣れていないパパであればなおさらでしょう。

そんなときは「普段のお休み」にならないように注意が必要です。

パパにもできることはたくさんあります。

《オムツ交換》
基本中の基本のオムツ交換。苦手な方もいるかもしれませんが、一日に何回も換えていると精神的にきつくなることがあるので、「オムツ交換はパパの仕事」になるくらい、積極的に換えてあげましょう。

うんちがオムツから漏れて服に付いてしまったときは、服の手洗いまでしてあげると良いと思います。

《家事》
基本的に出産後すぐのママさんは、水仕事を控える必要があります。もちろん日が開けてからもママさんが疲れているときには、「代わりにご飯作るよ」ぐらい言えるのが理想ですね。

今はすごく便利な家電があるので、洗濯も掃除も料理も、やってみればできることが多いです。家事に不馴れなパパでも育休期間をチャンスと捉えて、家事をマスターしちゃいましょう。
ママさんが疲れているときに「代わりにご飯作るよ」と言えるようになれば、育休が終わっても頼れるパパさんになれること間違いなしです。
家事は、まずやってみるということがなにより大事です。

《妻の心の支えになる》
これが一番です。
唯一、パパにしかできないことだと思いますし、難しいことはなにもありません。

ただ話を聞いてあげる。それだけでいいんです。
楽しいことも辛いことも、たくさん話を聞いてあげるだけで、ママさんの心もすっと軽くなります。

私の経験上、一番のおすすめはマッサージです。
子どもが寝てひと息つけるときに、足のマッサージをしてあげていましたが、マッサージ中は自然と会話もできるので、妻はとてもリラックスできたそうです。

みなさんもぜひ、マッサージをしてあげてください。

【職場復帰】


長期の休み開けに出勤するのってなんか緊張しますよね。

職場復帰したら、きちんと上司や同僚にお礼を伝えましょう。
お菓子などのちょっとした手土産があると、なおいいかもしれません。

そして、ほぼ間違いなく「育休どうだった?」と聞かれます。
簡単なエピソードや感想を準備しておくと、「意味のある時間を過ごしていたんだな」と印象も良くなり、育休を取ってもらってよかったと上司も感じてくれることでしょう。

【まとめ】

育休について、私の経験から感じたことをもとに書いてきましたが、まとめると、

・育休を取るために職場に遠慮する必要はないが、早めの準備は必要

・一番のメリットは子育ての苦労がわかること

・育休中にできることはたくさんあり、話しを聞いてあげるだけでもママさんの精神的支えになれる

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

「育休ってこんな感じなんだ」と思っていただけるだけでも、この記事を書いた意味があります。

ひとりでも多くの方が、家族と幸せな時間を過ごせることを願っています。

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