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非常事態時を突き抜けるには、平時の努力の積み重ねが必要だという話し

コロナ禍。

なんて読むのかな?コロナうず?コロナなべ?え?コロナか⇐…正しい読み方を知ったのは最近のことですが、どうしてこの呼び方が主流になったかホント謎なんですが(コロナパニック、コロナ問題とかでもよかったんじゃないかな)。

非常事態宣言が全国で発令されて営業ができるお店も激減。自然豊かな屋外の観光地も、人が集まると困るので立ち入り禁止。もう何をして楽しめばいいんだろう?そんな閉塞感を心配してはや3週間。僕の会社も僕自身も意外と持ちこたえてる。今のところは。これからの事は全く分からないけど。

思えば、弊社事業は国内需要に左右される要因が大きく、車両などのように海外需要で生産が伸びたりもしないし、大手製造業はコストダウン目的の海外生産化が進み、我々のように資本力もなく海外進出もできない国内生産居残り組は、これからのグローバル化によって淘汰されていく企業であり先細り企業と言われ続けてきた。

また、大手企業が軒並み工場停止やリモート化により停滞している中で、弊社管轄の業界は(今現在は)生産を止めることなく稼働し続けている(今後は読めないけど)。世の中、ひょんなきっかけで何がどう転ぶかなんてさっぱりわからないんだ。

このコロナ禍にあって、実は弊社でも社会貢献ができる商品開発を行えそうだということでプロジェクトとして進めている。その中で思うことがあったので書き留めておきたい。

★非常事態時を突き抜けるのは、平時の努力の積み重ねが必要だ

僕は一時期ナンパをしていてつくづく身に染みたことがある。超タイプの可愛くて優しくてちょっとエッチな女性を口説けるようになるためには、普段から女性に慣れ、可愛くない女性とも仲良くし、できるだけ数多くの女性と付き合い、女性がどんなことを考え感じ、男にどんなことや態度を求め、好きな子が好きなタイプの男がどういう男でどういう性格で何が好きで女に対してどういう態度で好きな女にはどういうことをしているか調べ上げ研究し、どのように戦っていくべきかをかんがえて戦っていく。という恐ろしく1段当たりが高い階段をはるか上方に登っていかなきゃいけないということを。そして、これをはじめからコツコツとやっていかない限り(超絶イケメン以外は)もし今この瞬間にドタイプな女性に出会っても何も成す術がないことになる。ドラクエみたいに弱い敵から倒していき、必要な武器を集めてからでないと強い敵を倒せない。

弊社に、とてつもない行動力と一歩間違えれば大やけどしそうだけどだいたい相手を自分の手中のハメられるトークスキルを持った人物がいる。実は数年前まで全くやる気がなく、退職の相談を持ち掛けられたこともあった。当時は、まぁ辞めても仕方がないか…と思うような人物だったけど、結婚し子供が2人できてマインドに相当な変化があったのだと思う。ここ2年ほど気持ちを入れ替えて地道な営業活動や部下指導に当たってくれたり、僕と同行させて異業種交流会や企業会へ参加し人脈を広げてきた。そしてその仕事ぶりを買ってこの4月から部長へ昇格させた。

お客様からの要望に対し、どんな細かなことやかなりの難題にもチャレンジし、もちろんダメになる案件も多いけど徐々に制約になる案件も増えてきた。恋愛工学で言うところの 

モテ(女性とセックスできる)= ヒットレシオ  × 試行回数

所謂【スタティスティカルアービトラージ】ということです。仕事と恋愛は似てると言われますが、この1点については100%同意してます。仕事も恋愛も結局は泥臭いことやらなきゃ成就しないということなのでしょう。

さて。このコロナ禍の中で自社で商品開発を行い、それを世に出していきたいと思うときにいちばん頼りになったのは、先の様な泥臭い営業の中で培われた人脈です。本当にありがたく感謝してます。とてつもない勢いで話が進んでいますし、必要な情報は即座に教えてくれます。もちろん商売でいちばん大切な”発注”もしていただいてます。ものすごい勢いで。そしてこのプロジェクトを成功させようとスタッフも今までにないくらい一つにまとまってる実感がある。こんな幸せなことはないよ…

やるときはやる。やればできる子。そう憚ってやらない理由にしている人がいます。自分もそういう節があります(特にゴルフとかね…)。 でも、結果が出せるのは平時のコツコツと積み重ねた努力や信頼だということが実感できています。

できることは小さいことでもコツコツとやっていきたいと思う。それでもダメな時だってある。今回のコロナ禍だって頑張ってきた企業やお店も不可抗力で苦しんでる。今回大きなダメージを受けてないのはただラッキーだったに過ぎないのかも知れない。ただ、そのラッキーのそのまたラッキーを掴めるのは普段の積み重ねなのかもしれない、という話でした。そしていいスタッフがいることに感謝しています。

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