2022年9月28日のコマエダージ #149
東京都狛江市のコミュニティラジオ、こまえエフエム「コマラジ」水曜 夜9時のボサノヴァ番組「Bossa da Comaedade(ボッサ・ダ・コマエダージ)」
今週もお聴きくださいましてありがとうございました\(^o^)/
Karen Tokitaです♪
↓番組前のおきまりの定点撮影📸↓
今回のテーマは「秋の初めのゆったりボッサ」
あっという間に9月の最終週!
久しぶりのKarenおひとり様回です。今回は「秋の初めのゆったりボッサ」をテーマに、しっとりお届けしました。金木犀かおるいい季節(ワタクシだいぶ秋花粉にやられていますけれども。泣)
1曲目は、9月の終わりの土日に茨城県取手市で行われたイベント「とりでボッサ」でDUOを組んで演奏した川満直哉さんのアルバムから「Mar Amar」愛しの海。ホベルト・メネスカルの可愛い楽曲。キュートで抜け感のあるメロディと和音はメネスカルの真骨頂♪
M1. Mar Amar -愛しの海- / 川満 直哉
川満さんは当番組コマエダージの一回目のゲスト!そろそろまたいらしていただきたいですね(^^)
ホベルト・メネスカルはボサノヴァアーティストたちの先生のような人。ナラ・レオンやヴァンダ・サが若い頃、彼にギターを習いそして80代の今でも一緒にライブをしていたりします(ナラは早くに亡くなってしまいましたが)すごいですよね。
続けて2曲目にお届けしたのは、私Karen Tokitaの楽曲で「Ipê-roxo」。
リオデジャネイロに半年滞在していた時に書いた曲です(作詞:Yanai Nobuo)
イペーの花を見ると君を思い出す、忘れないで居られるよ、という切ないラブソング。
M2. Ipê-roxo - イペー・ホーショ - / Karen(改名前の作品)
3曲目と4曲目は、バーデン・パウエルの楽曲を続けてセレクトしました。
パーデンは世界中のギタリストたちに影響を与えた偉大なギタリスト。ビリンバウ、サンバ・トリスチなど、ちょっと土臭い印象のアフロ・サンバがインパクトありますが、柔らかな印象の2曲を。
M3. Tem Dó - テン・ドー - / Wanda Sá
番組中に流した音源はワンダ・サーの「Softy」というアルバムからですが、デジタル配信はないのでこちらを参考にしてください(^^)
ワンダが歌うからか、より柔らかな印象に。この青いアルバムのテイクはピアノはセルジオ・メンデス、ギターは女バーデン・パウエルとも言われたホジーニャ・ ジ・ヴァレンサ。
M4. Tempo Feliz- テンポ・フェリス - / Barden Powell
バーデンはこんなに優しく穏やかなギターソロの曲もあります。
午後のひだまり、でもほんの少し切ない空気感。
バーデンは幼い頃はバイオリンからスタートし、7歳くらいの頃にギターに転向しています。クラシックの素養があるせいでしょうか、あたたかく美しい音色とメロディ。
5曲目は、イタリアが生んだ天才シンガーソングライターGiorgio Tuma。実はあまり詳しくないのですが(^^; 久々にズキュンと来ちゃったので、流させていただきました。とってもキュートで、どこかレトロなサウンド。
M5: and three parasol stars /Giorgio Tuma
そして2曲続けてしっとりしたラブソングを。
6曲目はジョビンの名曲の1つ、Eu sei que vou te amar。
あなたを愛してしまう。作詞はイパネマの娘と同じ、Vinícius de Moraes。ヴィニシウスらしい、重めの愛の歌詞。離れて絶望しても、それでもあなたを愛してしまう。生涯をかけて、あなたへの愛を信じる。あなたのいない悲しみは、あなたが帰ることでしか埋まらない。あなたのそばで過ごせることを待ち望みながら…
ヴィニシウスは外交官でもあります、とても知的な人でとにかくモテた(若い時はとてもイケメン!)そうで9回も結婚しているほど。いやもうそのエネルギーがすごい。
そして7曲目はホベルト・メネスカルとホナウド・ボスコリのコンビによるPor quem morreu de amor。「小舟 o barquinho」と同じコンビです。作詞者のボスコリはジャーナリストでもあって、とにかくモテた‥‥知的な人はやっぱりモテるのかしら? ナラレオンやマイーザ、エリス・ヘジーナ(エリスの最初の夫でもあります)と歌姫たちとの愛もあったりしたとか。
愛に死んだものだけが、生を知るのだ…。
M6:Eu Sei Que Vou Te Amar(3:46)/ナナ・カイミ
M7:Por Quem Morreu De Amor(4:11)/レイラ・ピニェイロ
今回の生演奏は「Meditação」♪
アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲、瞑想「Meditação」をこの日は弾き語りしました。時間が押してしまって1コーラスだけでしたが、大好きな曲です。
愛や微笑みや花を信じた人は、その移ろいやすさに傷つく。泣いて泣いて、涙も枯れて、でもその後でまたそれらを信じた人は本当の愛に出会える、痛みが愛の道をおしえてくれる。そうして悲しみは終わるのだという、とても深い歌詞です。作詞はニウトン・メンドンサ。彼もピアニストでしたが33歳の若さでなくなっています。ジョビンの楽曲の中にある彼の詩の作品は繊細で大好きです。他にはヂザフィナードやワンノートサンバがあります。
次回のコマエダージは10/5(水)\(^o^)/
今週もたくさんのメッセージ、本当にありがとうございました!\(^o^)/
秋の夜長の季節だなあ〜と実感しちゃいました!
次回の放送は、10月5(水) 21:00〜から!
今井亮太郎さんのパーソナリティ回〜〜\(^o^)/
次回もぜひお楽しみに!
Muito obrigada!!!!
Tchau tchau!!!
今週のオンエア曲
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Karen Tokita&今井亮太郎 配信限定シングル by 日本コロムビア
☆Karen Tokita&今井亮太郎『100万回の月』配信限定シングル、2/23日本コロムビアよりリリース!
1. 100万回の月 - Seu Olhar é Como a Lua -
2. 通り雨のあと - Depois da Tempestade - (Karen Tokita Vocal ver.)
3. 100万回の月 - Seu Olhar é Como a Lua -(コーラス&鍵盤ハーモニカver.)
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〈参加メンバー〉
*100万回の月
Karen Tokita(Vocal/Guitar/Chorus)
今井亮太郎(Organ/Rhodes Piano/KENBAN-Harmonica)
満島貴子(Flute)
亀井恵(Marimba)
Alexandre Ozaki(Drums)
*通り雨のあと
Karen Tokita(Vocal/Chorus)
今井亮太郎(Organ/Piano/Percussion)
外園健彦(Guitar)
コモブチキイチロウ(Bass)
黒田清高(Drums)
* * *
☆Karen Tokita&今井亮太郎『海辺のカフェの水曜日』配信限定シングル
1. 海辺のカフェの水曜日 - Quarta-feira no Café da Praia - (Karen Tokita Vocal Ver.)
2. 流星ピアス - Brinco de Estrela Cadente -
※Apple Music、amazon music、LINE Music、Spotifyなどなどの各サブスクリプションや、iTune Store、レコチョクなどの配信ダウンロードサイトから、お聴きいただけます。お使いの配信サイトで検索してみてくださいね!
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その他情報
♪Bossa da Comaedade パーソナリティ
Karen Tokita :https://karen.bossa.info
今井亮太郎:http://ryotaroimai.com