都市のほころび10～12

全15点の作品群です。アナログワークのシリーズです。毎日3点くらいずつ載せていきます。次でおわり。マガジンにもまとめていきます。色をぬった紙を作りハサミで切って糊で貼るという技法です。このシリーズでちぎったり破ったりもするようになった。2017年にＨＢファイルコンペに応募したものです。

10：天岩戸方式の雑草

11：三角州方式の雑草

12：油断したガードレールの足元を襲う勝手な寄せ植え

このシリーズは全部、散歩して見かけた状況を写真に撮って制作しているのですが、12のようなすごく完成されている箇所を発見するといいものを発見したな～と思ってほくほく顔になります。
10年以上ずっとハサミメインで切って貼るスタイルを無意識に守って制作してきたので、ちぎり始めたらちぎったところに新鮮な喜びの気持ちが入ってるのがわかる（昨日と同じ意見だ）。10はひび割れてる箇所がたくさんありちぎりたさ指数の高さも伺える。
11の小石が見えてるところは台紙を破って隙間にしているので裏面がすごい手術になっている。台紙を破るというのをひらめいたときにバイオレンス！と思って結構浮き足立ってしまった。
次でこのシリーズは終わりです。