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【ヌメロン】上位デッキ陣に有利!来期も使える!ヌメロン解説!〜2021年5月30日更新〜


こんにちは、kitajimaもといカラフルと申します。

今回紹介するのは、5月8日に行われた朝霞杯にて5-2-1にて3位を獲得した「ヌメロン」の解説記事となります。

また、後日わよCSでも使用し、チームは残念ながら噛み合わず、決勝トナメに進出は出来ませんでしたが、個人4-1と言った戦績でした。

負けとなった試合の内容も、勅命による6ハンデスや、ヌメロンネットワークに数ターンに渡りアクセス出来ず敗北した、事故負け等が主なため、動きさえすれば、ほぼ勝ちを勝ち取れる非常に強力なデッキだと思います。

使用デッキレシピ

使用したデッキレシピは以下の通りになります。

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基本的には一般的なヌメロンと同じ、後手からのライフカットをゲームの主軸とした構築となっています。その為、基本的なヌメロンギミックに加え、相手のモンスターによる妨害を踏み越えるカード、相手の魔法罠による妨害を踏み越えるカードをメインデッキより多く採用しています。

エクストラデッキではヌメロンの軸となる「ゲート・オブ・ヌメロン」を基本に、それらのモンスターを素材にし相手モンスターや魔法罠を除去、制圧する事のできるリンクモンスターを複数搭載しています。

サイドデッキでは、このデッキの使用課題となる先行時の問題を意識し、罠を多数採用しています。

大多数のカードの解説や基本的なプレイについては以前にもヌメロンの記事を投稿していますので、気になる方はそちらをご覧頂ければ幸いです!

現在の環境におけるヌメロンの評価

まず初めに、現在の環境のデッキ分布を見ていきたいと思います。

全体分布

14 鉄獣戦線
8 電脳堺/シャドール
5 エルドリッチ/コードトーカー
4 エンディミオン/閃刀姫/幻影
2 オルターガイスト/メイド/SPYRAL/プランキッズ/十二獣

セフィラ
サンドラ
ヌメロン
魔救
イビルツイン
ワイト
カグヤ
転生

こちらは私が当日参加した朝霞杯での分布となります。

今環境では圧倒的トップメタとして鉄獣戦線、そして鉄獣に続くよう電脳界、シャドール、罠型コードトーカー、エルドリッチと言ったデッキが多く見られます。勿論地域やCSによって使用率2位以下のデッキ分布は多少前後するとは思いますが、今期は鉄獣戦線の環境である事は間違いないと思います。

今回私がヌメロンを使用した理由としましては、このトップである鉄獣戦線に有利を取れる可能性が高く秘めていると考え、構築に着手しました。

また同様に鉄獣戦線をメタとした罠型コードトーカー、エルドリッチ等にもメインデッキより多くの魔法罠除去を搭載する事ができ、他デッキより比較的有利に戦える事や、ダブルVFD等の問題があった電脳界にも電脳界の弱体化により、以前よりかなり有利に戦う事が出来るようになりました。シャドールに対しても「ゲートオブカオスヌメロンーシニューニャ」等の存在から、非常に有利を取ることが出来ます。

不利対面であったドラゴンメイドに関しても、現環境では以前よりも減少した事もあり、有利対面多数、苦手対面にはほぼ当たらないヌメロンにとって追い風な環境と言えます。

次項目では、以前使用したデッキから変化した点を採用理由と共に、新たにわよCSにて使用したデッキレシピの方を解説したいと思います。

また、対鉄獣に対してのプレイについてもありますので、是非とも見て頂けたらと思います!

以前からのデッキ変化、採用理由

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こちらは朝霞杯で使用後にわよCSで再度ヌメロンを使用した際のデッキレシピとなっています。

基本的な動きのギミックとなる核の部分は変わりませんが、壊獣の採用有無、エルドリッチ要素等のサブとなる要素が大きく変わっています。まず始めに、これらの採用理由を順を追って説明を行います。

メインデッキ変化点

その1.壊獣ギミックから、聖杯・一滴・無限泡影等の効果無効系ギミックへの変化


以前までのレシピでは、相手モンスターの処理を、主に壊獣で処理していました。これは、以前の環境ではエルドリッチが現在よりも多く存在していた為、エルドリッチモンスターを壊獣に変換する事で、黄金郷カードによる妨害手段を消す目的も含め採用を行っていました。

勿論現在でも、エルドリッチモンスターを処理する事で黄金郷カードの妨害を消したり、似たような所では、コードトーカーモンスターを処理する事により、サイバネット・コンフリクトの発動条件を満たせなくする役割。さらには、不意に出現する壊獣モンスターにより、効果発動前の真竜皇VFDを除去する事等が強みとして挙げられます。

しかしながら、今回壊獣モンスターでは無く、効果無効系のカードを多く採用したのは、鉄獣の流行による事が大きな要因となっています。

現在環境トップである鉄獣の妨害と言えば、前盤面のリンクモンスターの強さもありますが、鉄獣の抗戦による相手ターンでの妨害も大きな要素となっています。鉄獣の抗戦はフリーチェーンであり、要所要所で必要に応じ妨害モンスターを特殊召喚出来るため、事前に壊獣モンスターによって除去する事が出来なく、ヌメロンにおける壊獣の評価を下げる原因となりました。その為、今回は「鉄獣の抗戦」を考慮し壊獣であった枠を禁じられた聖杯に置き換える事で、「鉄獣の抗戦」からのシュライグを無力化していく構築へシフトしました。

さらに今回、聖杯・一滴・無限抱影の採用により先行での守りの択が増えました。今までは先行に関して壊獣等の先行に絡まない札が多く、完全なるノーガードエンドが多発していたのに対し、効果無効による妨害を行える事により延命能力や相手の展開を抑える事が出来るようになったのも、構築が変化し得た利点でもあります。

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