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後期活動記録~eスポーツチーム~

ヴェルディカレッジにおける、配属班での後期活動。今回はeスポーツチームについてです。

執筆

メディアプロモーショングループ:斉藤 一稀

目次
①東京ヴェルディeスポーツチームとは
②10月、11月度活動内容
③見えてきた課題
④今後の展望
⑤まとめ

参考:東京ヴェルディeスポーツチームHP https://www.verdy.co.jp/esports/

Twitter 

①東京ヴェルディeスポーツチームとは 

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東京ヴェルディeスポーツチームは、『新たなファン・スポンサー獲得』、『海外への活動展開の媒介』、『クラブフィロソフィーの体現』を目的に、日本のプロスポーツチーム初の、そしてJリーグクラブ初の『eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)』参入チームとして2016年9月に設立されました。

チームはサッカーゲーム『FIFA』部門をはじめとして、複数のゲームタイトル部門から結成されています。eスポーツの全国リーグ『日本eスポーツリーグ(JeSL)2017 Summer』での優勝を皮切りに、新たな国内外リーグへの参戦を目指します。

また、eスポーツ関連イベントとして、エキシビションマッチやファンプレーヤーとの対戦会やトークイベントを実施しています。

(画像: https://twitter.com/verdy_esports/status/1211573312490336256?s=21))

この中で私達カレッジ生は、eスポーツの『普及』を目的として主に、11月に行われた東京ヴェルディホームゲーム2試合において、スタジアムコンコース内でeスポーツ体験ブースの運営を担当することになりました。

②10月、11月度活動内容
11月16日(土)

明治安田生命J2リーグ第41節 徳島ヴォルティス戦でのキッズパーク内にて、eスポーツ体験ブース運営に向けた運営方法のミーティング 

全員が頻繁に集まり話し合うことが難しかったため、オンラインで週に1、2回程度ミーティングを行い、話を進めていきました。
当初ミーティングの中で「小学生にPS4とモバイル版の操作は難しいのではないか」と意見が出ていたため、中学生、高校生、大学生をターゲットに考えていました。

11月3日(日)

eFootball ウイニングイレブン 2020(モバイル)エキシビションマッチイベント開催の手伝い

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eスポーツチーム配属のあるメンバーは、このイベントを経験し以下がその後の活動に役立ったと話します。

・イベント設営の一連の流れの理解
・プレー場から待機列の動線の工夫の必要性
・マイクパフォーマンスの重要性

11月16日(土)

明治安田生命J2リーグ第41節 東京ヴェルディvs徳島ヴォルティス eスポーツ体験ブース運営

後期活動の中で、1つの大きな目標として計画を進めてきたイベントで満を持して当日を迎えました。

当日は、PS4版でのプロeスポーツ選手との対戦会と体験会、モバイル版で対戦会を行いました。
ターゲットを小学生~大学生にしていましたが、対戦会には幅広い年代の方が集まってくださいました。また、想定していた以上にキッズパークへ向かおうとしていた小学生の親子が沢山集まって大盛況で終えることが出来ました。

11月24日(日)

明治安田生命J2リーグ第42節 FC岐阜戦キッズパーク内 eスポーツ体験ブース運営 

16日の運営を終えて以下の課題が出ていました。

・もっと人が集まる配置
・回転率の悪さ
・SNSでの告知

以上の課題を踏まえ、翌週の活動を行いました。

【改善した点】
・もっと人が集まる配置

ブースの配置を通路側に寄せ、向きも向かい合わせたことでeスポーツを行っているブースだとわかりやすくしました。

・回転率の悪さ

前回の対戦会では特に長い待機列できてしまっていたため、整理券を作り混雑を避けました。
体験会では一人あたりの試合時間を前半のみと短くすることでより沢山の人に触れてもらえるよう工夫しました。

・SNSでの告知

SNSで事前に告知をした方が、もっと人が集まるのではないかと考えたため、告知バナーを作成しSNSにて発信し、また当日も同様の告知バナーをチラシで配布しました。

③見えてきた課題

11月に実施したイベントを運営し、見えてきた課題が2つあります。

1つ目は『主体性の低さ』です。

私含めeスポーツチーム配属者全体として、他のメンバーに活動を任せてしまうことが多く、主体性に欠けていたと感じます。そのため、目標の設定などもできず、活動の目的やターゲットとする年齢層な曖昧な部分が出てしまいました。最終的にチームとして上手くいったのか分からない結果になってしまいました。各々が主体性を持ち積極的に活動していれば、もっとやりきる感覚を掴めたはずです。

2つ目は、『稼働時間の少なさ』です。

これは主体性に欠けていたことにも関連してきますが、東京ヴェルディやeスポーツチーム主催のイベント以外に自分達で企画を起こし実行しませんでした。例えば、主体性を持ってeスポーツについて研究をし、『eスポーツを普及させる』という目標を設定していたとしたならば、体験会等を自分達で企画できたのではないかと後悔があります。

④今後の展望

これまでの課題を踏まえ、今後は『営業班』『SNS班』に分かれ活動をしていきます。

『営業班』は、カレッジ生が主体となりイベント開催に必要な物資の入手を目標に、企業の絞り込み、アプローチ方法を考えていきます。

『SNS班』は、東京ヴェルディeスポーツチームと所属選手のTwitterフォロワー数増加を目標に、分析をし施策を考えています。

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⑤まとめ

『eスポーツ』という競技は、近年少しずつ認知され始めた発展途上な競技だと思います。
それはここ数年で、プロサッカークラブがプロとしてeスポーツ選手を雇ったり、スポーツの国際大会でeスポーツが設けられてきているからです。

発展途上で未完成である分、決まりきったマニュアルもなく思い切りチャレンジできることも多い気がします。
これまでの活動から見えた課題を改めて見つめ直し、これからは東京ヴェルディeスポーツチームの認知拡大、eスポーツの普及のため活動を精一杯頑張りたいです。

そして、この貴重な経験をさせて頂いているeスポーツチームと東京ヴェルディに少しでも恩返しができたらいいなと思います。

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