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産後2ヶ月目、3日間ファスティングしました

先日、4月23日の牡羊座の新月に至るまでの3日間、ファスティングをしました。

産後2ヶ月が経ち、そろそろ心身をスッキリさせたいと思いながらも、授乳中ということが気になって、なかなか取りかかれずにいましたが、今回の新月のタイミングでは”今だ!”とエンジンがかかりました。

(図らずも、同じ時期にファスティングをした方々が周りにちらほら。やっぱり春のデトックス時期ということで、自然に身体がそれを求めていたのかもしれません。)

授乳期にファスティング、というのは、基本的には推奨されないのだとは思います。でも、今回は既存のルールに囚われずに、自分の身体の声を聴きながら、様子を見つつ実施することにしました。

朝、昼、晩、の3食を、ハーブドリンク、野菜スープ(固形無し)に置き換えること3日間。

実際にやってみてどうだったかと言いますと...

妊娠以来、ずっとお付き合いをしていた身体の重さから解放されました。体重自体は3キロ減でしたが、これは今、徐々に戻ってきているので、今の生活リズムにおいての身体の適正体重になると思います。

実質的な体重の変化というよりも、身体自体の重だるさを手放したという開放感が強いです。

具体的な体感の変化は以下の通り:

<良かったこと>

◯首肩こりがスッキリした。

無理な授乳姿勢で詰まっていた首肩周りの血液循環が改善され、首が回りやすくなりました。

◯目の疲れが取れた

産後ずっと辛かった眼精疲労、見えづらさ。これが大部改善されました。首肩こりが解消したのに加えて、東洋医学的に”目”と繋がっているとされる”肝臓”が、固形物を断つことで少し休息を取れたようです。

◯乳腺の張りが治まった 

食べないとおっぱいが出ない!というのが思い込みだったことがわかりました。サラサラの飲みやすい母乳に変わり、息子もよく吸ってくれたので、乳腺のしこりが取れました。

◯朝起きるのが楽になった

これは3日目、4日目の朝が特に顕著でした。スパンと起きられました。夜間授乳があるせいで、十分に睡眠が取れることはほとんどありませんが、起きるとなった時にはすっと体が動きます。

◯身体の求めるもの(食べ物、運動)がわかりやすくなった

復食後、以前ほど甘いものが欲しくなくなり、少し食欲が落ち着きました。パンよりはやっぱりご飯が食べたいことに気づきます。ちょっと食べ過ぎたりすると、舌が腫れぼったくなり、あ、ちょっと食べるものを見直そうと振り返る習慣がつきました。

また、身体的な違和感にも敏感になっています。気になるとちょっと伸びをしたり、血液やエネルギーの循環を促そうという自然な調整をする意識が芽生えました。朝日を浴びながらのベランダでのストレッチ、もいつの間にか習慣化してきました。

◯食べ物への感謝の気持ちが湧き上がってきた

噛むことの大切さ、わかっていても疎かにしがちですが、よく噛んで、自分の唾液と混ぜて飲み込むそのプロセスを大事にできるようになりました。

毎回、断食明けの一口って、ドキドキするような気持ちで何度ももぐもぐしていただくのですが(おかゆは噛まずに飲み込めてしまうので、私はいつも普通に炊いたご飯を100回ぐらい噛んでいただきます)、食べ物への感謝がハートから溢れてきます。(それをずっと継続して行ければいいのですが、いつの間にか普通にパクパク無造作に食べるようになっちゃうのですよね...)


ただ、

<考慮が必要な点>

□普段のファスティングよりお腹が空きやすい

これは授乳中ということで、仕方ないことかなとは思いましたが、
1日目、2日目の朝はフラッと低血糖症状が出ました。

母乳も、質は良くなったものの、たわわに出る、というわけにはいかず...やはり長期ファスティングに適した時期とは言えないようです。

授乳中に行う場合は、ドリンクを摂る頻度などを考慮する必要があるかもしれません。

実際に行ってみると、3日目くらいから慣れてきて、ここからがデトックス本番、行けそうだ〜という感覚に身体は満ち満ちていました。

今までに自分でもいろんな形でファスティングを試してきましたが、どの場合も、1日目、2日目を乗り越えて、3日目以降、食欲から解放されて、本当に身体が軽くなってくるのです。

ですが、今回は諸々の状況と身体の声を考慮し、3日間でストップし、復食。現在は普通通りの食事に戻っています。


<結論>

というわけで、授乳中には無理をせずに、が大前提ではありますが、一度身体の状態をリセットするためにも、短期のファスティングは有効だと私自身は感じました。

一日完全に食事を抜くのではなく、半日や夕食抜きなどでもいいかもしれません。

またしばらく時間をおいて、試してみたいと思っています。


ファスティングの良いところは、一旦、食を断つことで、胃腸の疲れを取り、消化に使用していたエネルギーを身体のメンテナンスに活用することができることです。

結果として、免疫力が高まり、本来の自分を発揮できるコンディションが整います。

もちろん、今までファスティング(断食)をしたことがない人が、いきなり自己流で行うのは危険ですので、必ず誰かについて行うことをおすすめします。

もしも試してみたいと思われたら...

今、そのファスティングをより身近な健康法として広めてゆこうという試みを、私のフランス語の先生である織田先生が主催するハーブファスティングクラブで行っています。

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もしご興味を持たれた方は、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。


*今回の写真も友人の野草大好きSaralaの写真を拝借しました。ツボスミレの清楚な美しさとファスティング明けのすっきり感とがしっくりと重なります。Sarala、どうもありがとう!

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