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書く手。

わたしの手。

皮膚が薄くて
熱いものが持てない。
昔勤めていた事務所の親睦会でのこと。
ちゃんこ鍋から
距離をとってよそっていたので
同テーブルの役員に
もっと近くに器を持っていかないと!
って言われて
熱さに耐えてた(苦笑)
猫舌の手バージョン

今思えば、自分から
早く誰かにお願いすればよかったなぁ
「取ってー」って。(苦笑)

そして、紙ですぐ手を切る。
指と爪の間が裂け易く深爪はできない。
ギターの様な
弦を押さえることに不向き。
太鼓叩いて血が出たり(笑)
もちろん
好きが突き動かして
慣れや鍛錬で
克服は出来る筈だけど
向き不向きってあるっちゃあるよね。
自分の器量として
手指だけは
まずいちばんに見せられるなぁと思う。

「こきゅうちゃんの手は、
書くための手だって思っていいんだからね」

いつだったか
わたしが長く慕う方が言ってくださった。

繊細な心と共に
優しくも
強くも
この手から
生み出す

広島から大阪に施術の出張に来ていた
実穂さんと会った。

今回は施術は受けられなかったが
彼女からはいつも会うたびに
檄を飛ばしてもらうことになる(苦笑)

昨日は自分で稼ぐことについて
(生活できるために)の
話をいろいろしてくださった。

その中で
提供するサービスや
作品の価格が安価過ぎると思うとも
言われる。
(いろんな人から言われてます)

額装などにかかる費用以外の
肝心のアーティストとしての価値や対価は
どのくらい占めていますか?と。

彼女の考案した手法が使える
プロフェッショナルとしての
資格の受講料は
受講者が
腹を括って生きていくために
高く設定したとも聞いた。

実穂さんの施術を過去
何度も受けている。

はっきり言って
安くない。

いくら自分の自由とは言え
夫に言えなかったもん(苦笑)

「だけど何で受けに来てくれてたの?」

って聞かれて
実穂さんだからって

即、答えられる。

例えば
いつもベストな物を届けよう
という気持ちで向かうが
正直言うと
2、3,000円で依頼を受けて書くのと
数万円で受けて書くのでは
モチベーションや使命感は変わる。
手を抜くのではない。

が、実際
紙に向かう時の緊張感は
明らかに変わるだろうと思う。

わたしの書がいいからと
オーダーを頂き
ご自宅に今飾っていらっしゃる作品は

来てしばらく経つと
実穂さん以上に
旦那様がとても気に入ってくださっている
とのこと。(予想外に)

とても嬉しく思う。

安価でお願いするより
心して作品を迎えられたと語る。

書作品は
生活必需品ではない。

一生手にすることもない
とういうことも
普通だと思う。

わたしと同じように
書で表現している人なんて
山ほどいる。

わたしを
どんどん出そうと思う。

いつかエイっと
作品をオーダーして
手にしてくださる方へ向けて。

わたしも
この手で書いて
生きていく為に。

肌や物に書いてみて!と言われる。

https://www.instagram.com/p/Bu7hMT8AjFP/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=1u01nvkzl4wt6
↑書いてる様子は
Instagramで観ることができます。

帰り、こんな感じになってた(笑)

↑年齢同じ
商売道具同じ
道は違うけど(筆凛波®︎創始者)

ちなみに、髪色変えるの真似ました(笑)

『呼吸する書と瞑想のワークショップ』
3月28日(木)大阪市生野区にて
残1席 募集中です。
詳細
https://note.mu/cokyulovesho/n/n332a6e751bbe

ご一緒しませんか?

こきゅう


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