新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

フィンランドの学校や先生の”チームとしてのあり方”を支える二つのものとは?

新型コロナウィルスの感染者の皆さまには心よりお見舞い申し上げるとともに、ご回復をお祈りいたします。
新型コロナウィルスの影響が様々な場で出ている中、私たちがご一緒させていただいている学校でも様々な対応が発生するとともに、刻々と変化が起きています。
学校としてこの状況をどのように捉え、向き合うのか?が問われる中、様々な立場で今の状況に向き合い、そして、事態が収束した先の未来をどのように創って行くのか?を考えようとしている皆さんがいらっしゃいます。
私たちも、そんなみなさんとともに先の未来を見つめながら日々できることを重ねていきます。

こんにちは、cokowillの秋元です。
1/26にcokowillのオンラインイベント【フィンランドの学校や先生のチームとしてのあり方】をフィンランドからお届けしました。
なぜ、フィンランドから?と言うと、この時、私たちはフィンランド最大の教育の祭典EDUCAに参加するためにフィンランドに滞在していたからです。(EDUCAの報告イベントの開催レポートは後日noteで配信いたします。お楽しみに!)
ゲストはフィンランドで日本語の先生をしている地下智隆さん。
フィンランドの学校のあり方、先生同士の関係性、職員室の様子、先生と子どもたちとの関係性などについてお話をお聞きしました!

地下さんのお話から「フィンランドの学校や先生のチームとしてのあり方」を支えるものとしてみなさんにシェアしたいことが二つありましたのでご紹介します。

フィンランドの学校や先生のチームとしてのあり方を支えるもの①:先生同士の関係性を深める職員室

一つ目は、先生同士の関係性が自然と深まるようなフィンランドの職員室のお話
必ず職員室にあるという3つの大切なもの!
・ソファ
・コーヒー
・お菓子
この3つが職員室には常備されています。
授業から戻ってきた先生たちがコーヒーを片手にお菓子をつまみながら休息をとるために大切な場所が職員室。そんな寛げる空間から先生同士の対話がごく自然に生まれ、先生同士の関係性が深まりチームとしての繋がりがうまれやすい環境があります。

画像1

フィンランドの学校や先生のチームとしてのあり方を支えるもの②:対等な関係性の中での対話

二つ目は、校長先生と先生の関係も、先生同士の関係も、先生と子どもの関係も、すべて対等な関係性の中での対話がベースにあるということです。
たとえば、地下さんが学校に慣れるまでには、校長先生が毎日のように困ってることはない?と確認をする対話の時間を設けてくれ、他の先生との関係性の構築をサポートしてくれたり、様々な相談に乗ってくれたとのこと。
そして、徐々に慣れて学校に馴染んでくるに従って校長先生との対話の時間の頻度は減り、最後はなにかあったらいつでも相談してね!という形て対話をベースに信頼関係を構築しながらサポートしてくれました。
また、先生と子どもとの関係も、小さい頃から学校という場でも、家庭でも「あなたはどうしたいの?」「今日は何をして遊びたい?」「どういう状態なの?」と問いかけ、常に対話をする習慣があり、常に様々な場面や関係性の中で、人と人として対等な関係で対話することをフィンランドでは大切にしています。
このような対等な関係性の中での対話によって、先生と先生の間の関係性、先生と生徒の間の関係性を深められ、学校におけるチームづくりの土台になっていると感じました。

フィンランドの先生も日本の先生と同じように悩んでいる

最後に、地下さんがフィンランドで教員として働いている立場から感じていることもお話をしてくれました。

「フィンランドの教育にはたくさんの工夫が施され、様々なヒントがありますが、ともすると”フィンランドってすごいね!”と盲目的になってしまうこともあるかもしれません。
フィンランドの先生方も日本の先生方と同じように悩みを抱えていて、変化の大きい時代を生きる子どもたちにとって、どんな教育が望ましいのだろうか?と様々な試行錯誤をしつつ悩みも抱えながら、未来を見据えて学校も先生も向き合っています。フィンランドにはフィンランドの良さがあり、日本には日本の良さがあると思います。その土地その土地でフィットしていることを見極めながら何がその土地の教育にとって大切か?を考えていくことが大事と思っています。」

ちなみに、配信した場所はヘルシンキ中央図書館Oodiからでした。

画像2

画像3

図書館と言っても、Oodiは本を借りられるだけではなく、ミシンや3Dプリンターを使えたり、スタジオまであったり、地域のコミュニティスペースとしても地域の人たちが集う場所としても利用されている場所です。

今回、cokowillとしては初めての海外からのオンラインでの配信でしたが、日本の地方や海外から参加していただいたり、親子で参加していただき、お子様が地下さんに質問してくださるなど、地域や年齢を超えて参加いただける場になったことは私たちにとっても喜びがありました。
今後も「チームを考える学校Online」として定期的にオンラインでの対話の場づくりを企画していきますので、ご関心を持っていただけた方のご参加をお待ちしております!

facebookでイベントのご案内やおすすめのコラムのシェアをしています!
よろしければフォローお願いします☺︎
https://www.facebook.com/cokowill2016/

▼過去のフィンランドに関する記事はこちら!
フィンランドから学ぶ「未来のキャリア教育とは?」をテーマとしたワークショップを開催しました
https://note.com/cokowill/n/nb3e8515999c9

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

よろしければサポートをお願いします。いただいたサポートは学校や先生とともにさせていただく活動の費用として使わせていただきます。

7
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。