たんたか短歌

荒れ立つ木
日暮鳴く日々
明日発つに
夏待つ君と
凪ぐまで月見


強く風が吹いて木々が荒ぶり、ヒグラシがずっと鳴いている
一日中泣いている日々も、明日で終わりにしよう。明日ここを離れてしまうというのに未だ呑気に夏を待っている君と風が止むまで月見をしながら。

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