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セレス、子会社を通じて仮想通貨取引所に参入へ 仮想通貨交換業の登録申請を提出

セレスは、子会社の株式会社マーキュリーが1月29日付で、資金決済法に基づく仮想通貨交換業の登録申請書を関東財務局に提出し受理されたと発表しました。今後審査を受けることになります。

元々ポイントサイトから出発したセレスですが、直近では仮想通貨関連事業に舵を切っており、コインチェックに出資したほか(ただし先日の記者会見では株主として言及がなかったため、既に撤退している可能性もあります)、ビットバンクを持分法関連会社としています。bitFlyerとの業務提携も行っています。子会社のマーキュリーでは既に仮想通貨のマイニング事業を開始していますが、取引所の開設も行いたい意向。

着々と仮想通貨関連への投資を重ねているセレス (平成29年12月期 第3四半期決算説明資料より)

同社では仮想通貨取引事業参入に向けて、利用者保護措置、利用者が預託した金銭・仮想通貨の分別管理、システムリスク管理等の社内体制及び内部管理体制の整備を行っていく方針です。

資金決済法にて仮想通貨の交換業を行う業者は金融庁への登録を義務付けられており、1月30日現在では16社が登録を受けており、十数社が審査中であるとされています。

マーキュリーの会社概要
 (1)名称:株式会社マーキュリー
 (2)所在地:東京都世田谷区用賀四丁目10番1号世田谷ビジネススクエア タワー24F
 (3)代表者の役職・指名:代表取締役社長 都木 聡(当社代表取締役社長)
 (4)事業内容:仮想通貨取引事業等
 (5)資本金:50百万円
 (6)設立年月日:平成29年9月1日
 (7)大株主及び持ち株比率:当社100%
 (8)決算期:12月31日
 (9)セレスとの関係:資本関係:当社100%子会社
            人的関係:当社から1名(代表取締役社長を含む)の役員を派遣。
            取引関係:未定

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