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どうして今、対面する場所つくりに情熱を燃やすのか?〜ご自愛を可視化した場所つくり〜

ご自愛力トレーナーの木村みほです。

このテーマでnoteを書いた理由とその背景をお伝えするために、簡単に自己紹介をします。

私はいま「心と体の調和をボディワークから提案する」を生業としています。ボディワークというのは”総称”なので、実際に私が何をしているのか気になった方は一度COHPLUSのWEBへ遊びに来てください。

2年前に開業届を出してから現在まで、レンタルスペースや個人宅への出張、委託先のジムにてレッスンの提供を行なっています。

そんな私がいま、自ら運営するボディワークサロンを拠点として構えるために舵を切っています。

独立当初から、思い描いていた夢。
けれど抽象的だった夢を、2年越しでやっと具体的な計画に移し
今年の10月オープンの実現を目指して動いている日々を過ごしています。

どうして私は、拠点を構えることに注力するのか

いざ、足を踏み出した矢先で待っていたのは、新型肺炎の感染拡大による活動自粛の日々でした。

約50日に渡った緊急事態宣言の最中で、世界がどのように変化したのか(しようとしているのか)は記憶に新しいですし、私が説明するまでもないので省略します。

たくさんの人が、たくさんの選択を迫られて、不本意な形で今を迎えていたり、これからの発展のために頭を捻っているだろうと思います。

それを考えた上で自分本位な発言をしますね。

正直言って、今回のタイミングで拠点を「持っていなかった」のは不幸中の幸いでした。

だけど拠点を「持つために出来ること」は考えていました。

「ボディワークサロンのオープンを諦める」は選択肢になかったのです。

もちろん不安だって心配事だってあります。

だけど諦められないその情熱はどこから来るのか?
どうしてそんなに拠点を持ちたいのか?

自分自身に聴いてみることにしました。

そしてはっきりした「この状況下でも、私が拠点つくりに情熱を注ぐ理由」を3つお話しします。

物理的な居場所をつくる

まずはこれです。
すごくシンプルに、物理的な居場所として存在する空間をつくりたい。という目標があります。

例えばレッスンでしきりに伝える「自分と向き合う」ことや「今までとは違う身体の使い方をする」にしても、自宅で行うのと特定の場所で行うのでは、微妙に差が出ると思っています。

そしてそれは、ほんのわずかな差だとも思います。
例えば集中する深さや、思考や体に意識を向けるタイミングとか。

しかしどれほどまでに「自分と向き合う時間」の質を高めていけるのか?
自分以外、何もそのプロセスを阻害する物がない空間を追求すると、自宅やレンタルスペースでは為し得ないものがあるんじゃないでしょうか。

家族でもない、友達でもない、でもただの知り合いじゃない。

だけど「ただいま」と言える存在でありたい。
関わる人にとって心地いい距離感がたたずむ場所をつくりたいのです。

安心できる環境がご自愛

自らの思考や体の習慣と向き合うと、楽しいことばかりが起こるわけではありません。

時には、今まで目を背けていた感情や
気付かないふりをしていた想いが表面化してくることだってあります。

そしてそれは、ちょっと苦しい。

だからこそ私がこれからつくる場所は、安心できる開けた空間でありたいと思っています。

安心できるというのは、精神的にも肉体的にも恐怖を感じない空気をまとっているという意味です。

開けたというのは、決して閉鎖的ではないエネルギッシュであるという意味。

人によってその定義は違えど、あくまでも「自分の心身」に集中できる環境として整っている。

つまり、誰の目を気にすることなく喜怒哀楽が表現できる場所。

そんな場所が現代を生き抜く私たちを支えるのではないかと思うからです。

私自身も経験がありますが、身体の動きが変わった瞬間
なぜかわからないけど涙が止まらなくなる・・なんてことは自然に起こります。

感情が表に出てきたいと動いた時、何も止める人や物がない状態をつくっておきたい。

その安心こそが、ご自愛を引き出すと思うからです。

覚悟と責任感を手にのせる

最後に、拠点を持つことによる覚悟と責任の話です。

先のふたつは、見方によっては理想論ですし
もしかしたら、わざわざ拠点としてサロンをオープンしなくても実現できます。

というか実際「夫には言えないけど木村さんには話せる」とコミュニケーションを取ってくれる方もいて。
既にわたしの願いは半ば叶っているとも思います。

だけど自ら時間をかけてつくり、固定費の生じる拠点を持つということは、言わずもがな、覚悟と責任の重さが違います。

拠点をつくるということは、守る対象が増えます。
ましてや先述した意味や想いを込めに込める場所です。

それを守れないと

その場所が好きで、居心地がいいと感じていたパートナーさん(お客様のことを私はそう呼びます)を守れないのと同義です。

もちろん、私自身や私の周りの大切な人も守ることができません。

そんな想い、覚悟、責任はきっと手に乗って相手に伝わります。

身体に触れることでコミュニケーションを取る専門家として、解剖や生理の知識は教科書で学べても、きっとその「重さ」は自分で経験しないと学べないと感じるのです。

ご自愛を可視化した場所となれ

といった理由が、なぜこんな状況下でもボディワークサロンとして拠点を持とうとしているのか?の答えだと気付きました。

現在、私が提案しているボディワークは、私自身の人生を好転させたものです。

そしてその好転のプロセスは息を飲むような険しさだったわけではなく、なんだか気付いたら視点が変わり、人生に興味が持てるようになった。
そんな感じなのです。

きっかけはほんの些細なことでした。
だけどそれがなければきっと今でも私は自分の内側の霧が晴れないままだったと思います。

だからと言っては傲慢かもしれませんが、私と同じようにちょっとサボり癖があって自分に甘い、なのに他人の世界で生きている人の手を取って一緒に可能性を探りたいのです。

そしたらきっと、小さな自信の芽を出すことに役立ててもらえると思うから。

ボディワークを通じて、人間や世界の魅力を探求していく仲間を増やしたい。その探求は「ご自愛」そのものだと思っています。

だから、そう。
今まで目に見えなくて曖昧だったものを

少しでも派生させるきっかけになれるように「場所」として表現したいんだと思います。

ご自愛の可視化。

実現に向けて、歩みを重ねていきます!(がんばるぞー)

最後まで読んでくれて、ありがとう。

2020.05

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