CogaraChihiro

147cmのバズーカボイス

CogaraChihiro

147cmのバズーカボイス

マガジン

  • Ends

    2nd EP「Ends」の歌詞を掲載。

  • Odds

    1st EP「Odds」の歌詞を掲載。

  • melancholic toe cap

    1st mini album「melancholic toe cap」の歌詞を掲載。

最近の記事

【歌詞】HACHI

ひとつ、またひとつ はなを咲かせ ひとつ、またひとつ あとにする 都内某所の居酒屋で 向かい合うのは そんな世界 電車の音が 頬をなでる なみだが ずっと こぼれそう ひとつ、またひとつ 顔が浮かぶ あたしを育ててくれた世界 京橋駅や祇園、木屋町 高架下のメロディ 赤い壁 夜行で通った この街で 取るに足らぬあたしの人生に 耳を澄まし、取りあげてくれる人に 出会えたことを あなたに 伝えたい、あなたに あなたのおかげでここまで来れたよって 伝えたい、あなたに 京橋駅や

    • 【歌詞】あらしのよるに

      あらしのよるに 窓をたたく音が ふたりを車に閉じこめてた グラスの洋酒を 舐めるように含む 手の届く距離は詰めないまま ことばの追いつかない思いも 最高の夜に感じる 孤独も つじつま合わせの行間のなかに おなじように 紛れこんでるんだ この想いは愛で これは恋で 友情でもあって そのどれでもない ハンドルをにぎる横顔をうつす 首都高のあかり ジャスの調べ コネクタの垣根 越えるような うまいカテゴリは未だ、見つからぬまま 安直な声に惑わされて しらけてしまえば もった

      • 【歌詞】サムライ

        西のはずれ 地図にも載ってない ちいさな街 ちいさな私 口ばかりが達者で うまれた頃から ずっと反抗期 いつも山の向こう ここではない“どこか” 夢みてた うまれるはずのなかった この命 多感な時期は まるで この世界 どこをさがしても 自分の居場所が用意されていないような 得体の知れない孤独が いつでもそばにいた 夢を追いかける間もなく 働いていた両親 押入れにしまい込んだ グレコのエレキギター 幼いわたしのせいで 聴けなくなったレコード 車のなかは いつも 異国の名曲

        • 【歌詞】カラメルモーニング

          100ccのミルクと卵ひとつ 雲ひとつない冬の朝 素足で立つ冷えた床 ちいさい頃は 妹とふたりで 留守番してるとき よく作っていたっけな ホットケーキの焼ける匂い のんびりした朝に ひとり なつかしさに、ちょっぴり 会いたくなったり しながら しながら しながら 100ccのミルクと卵ひとつ この冬、いちばんの寒さが 日本を覆ってる キミんとこは きのうからすごい雪 ハチミツのように甘い時間は いつも、あっという間 ホットケーキの焼ける匂い のんびりした朝に ひとり あ

        【歌詞】HACHI

        マガジン

        • Ends
          3本
        • Odds
          3本
        • melancholic toe cap
          5本

        記事

          【歌詞】センチメンタループ

          思えば、いつだってぼくらは 明け方間もない電車に乗って 家路をたどるとき一緒だった 道化師のような普段のキミと 口下手なぼくを引き合わせると 切なさは増した 恋だ、と思った 朝をはじめる人たちには ぼくらは分からないと思った 朝をはじめる人たちとは 分かりあえないと思ってた そうやって ぼくは けだるい朝の光のなか キミとふたりっきりな気分でいたんだ カンジョウセンはグルグルまわる カンジョウセンはグルグルまわる カンジョウセンはグルグルまわる 堂々めぐりの毎日 カ

          【歌詞】センチメンタループ

          【歌詞】大人になりたい

          大人になりたい やさしくなりたい 全部、受け止めたい 泣いてるだけじゃなくて 花をおくりたい お酒をおごりたい 笑っていたい 大人になりたい 愛想がない あたしはこんな声だし 「男にうまれたかった」って いつまで経ってもうだうだ垂れて 気が利かない 泣いてるあの子にかける言葉も 見つからない いい気になっても何にもなりゃしない 争うより 哀しむより 愛を 愛を唄いたい 大人になりたい やさしくなりたい 全部、受け止めたい 泣いてるだけじゃなくて 花をおくりたい お酒を

          【歌詞】大人になりたい

          【歌詞】スプリングイヴ

          環状線に乗って ゆらり ゆれる 夜明け キミは肩を抱いて 目を細め、笑っていたね おぼえてる さくらが咲く頃に もう一度、会いましょう さくらが咲く頃に もう一度、会いましょう 芝浦埠頭をこえて 目的地の手まえ ぐるり 円を描いた 無人電車の車窓からみえた あの街で さくらが咲く頃に もう一度、会いましょう さくらが咲くまでに 少し さようなら 女の子は鼻歌を唄いながら ながれる景色を ながめてる 土のにおいがした キミを思い出した 春がきたよ

          【歌詞】スプリングイヴ

          【歌詞】ビアフレンド

          あいつのとなりに座って ビールを片手に 時間が経つのも忘れて 朝まで騒いだ そう いつだって くだらないこと話してた いつまでも いつまでも くだらないこと話してた いつまでも いつまでも 別れたあの子のことなど 3日で忘れた 夜が訪れてしまえば 忘れたつもりが とまらなくて くだらないこと話してた いつまでも いつまでも くだらないこと話してた いつまでも いつまでも すべてはマボロシ すべてはマヤカシ すべては闇にとける すばらしい くだらないこと話してた いつ

          【歌詞】ビアフレンド

          【歌詞】10月3日

          先週キミの流した涙が 波紋のように広がって 知らず知らずあたしを センチメンタルにさせる 神さまや運命のせいにして やり場のない思いを宙に放った 想像の中でしか掴めないキミは 現実のそれとはちがうって、知ってる またいつかやってくる 何度だってやってくる 何度だってくりかえす なつかしさに混じった匂いで あたしはずっとむくれ顔 10月3日 定かでない 海馬のなかの記憶 どうして笑わなかったの? どうして気付かなかったの? 世界中さがしても あなたがいない いない

          【歌詞】10月3日

          【歌詞】ファミレスへ行こうよ

          最近、ちょっとむずかしくて いろんなことがむずかしくて 頭ん中がグルグルしてて 首が凝ってて吐きそうだ たまには一日休みをとって 鈍行列車でちょっと遠くへ 行ってみたりもしたいんだけど どうやら、しばらく無理そうだ だから 今夜はコンビニはやめて ファミレスへ行こうよ せっかくだから 最近、ちょっとむずかしくて いろんなことがむずかしくて 頭ん中がグルグルしてて 首が凝ってて吐きそうだ たまには一日休みをとって 鈍行列車でちょっと遠くへ 行ってみたりも必要だけど なん

          【歌詞】ファミレスへ行こうよ

          【歌詞】メロディ

          朝日にてらされ ひかる雨粒に こどもの手をひく あなたをかさねる すなおなコトバを口にすることは 甘美なじかんのおわりだと メロディになれたらいい 潮のかおる風にのり あなたのシャツをすりぬける メロディになれたらいい カタチがなければ こころがなければ じかんや距離など なくなるのに ピアノになれたらいい だれもいない昼下がり あなたの指にふれる ピアノになれたらいい メロディになれたらいい このからだもこころもいらない あなたのシャツをすりぬける メロディになれ

          【歌詞】メロディ

          【歌詞】ユーティカリアブルーズ

          約束ナシに現れる 神経まで支配される ヒスタミンが暴れだす 血管のなかで暴れだす 身体中キミでいっぱいなのさ 腕も胸も太ももまでピンクさ 身体中キミでいっぱいなのさ たのむから、今夜は寝かせておくれよ 約束ナシに現れる ほらほら 今日も現れる はじめは腰のあたりから ときには膝のうしろまで 現れる 身体中キミでいっぱいなのさ 腕も胸も太ももまでピンクさ 身体中キミでいっぱいなのさ たのむから、今夜は寝かせておくれよ 原因不明 一時の病 脂肪細胞の気まぐれ 振りまわされ

          【歌詞】ユーティカリアブルーズ

          【歌詞】ワーゲンバスの中で

          ワーゲンバスの中で 行き場のない僕ら 乾杯 明日のことなんて 誰も知りはしない トマトの赤 星を植える 朝と秋と豆と僕 ふわり ふわり ビールの中 思い出したんだ あのとき おんなじ夜のなかに溶けていたこと すがりついたのは キミだっけ? ワーゲンバスの中で食べたトマトの赤 ワーゲンバスの中で 向かい合った僕ら 乾杯 さよなら また明日 言い出せないままに ワーゲンバスの中で キミがなにか喋ってる 小さな声でなにか 確かめるように あいまいミーマイン重ねて あいまい

          【歌詞】ワーゲンバスの中で

          【歌詞】バイバイ、ブラックバード

          最後の嘘をつこう キミに最後の嘘をつこう かわいくて仕方ない キミに最後の嘘をつこう 最後の嘘をつこう キミに最後の嘘をつこう さよならの代わりに キミに最後の嘘をつこう 機械の星 ギアナの果て そのバスの行く先はどこ? 誰に尋ねたって 分かりっこない ないさ ロータリーに来る回送 片足を踏み入れたら もう 戻れない 戻れない バイバイ、ブラックバード どこへ行くのか分からないけど バイバイ、ブラックバード また会えるかも分からないけど バイバイ、ブラックバード 涙を

          【歌詞】バイバイ、ブラックバード