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「コピーは、コーヒー牛乳飲みながら。48」 宣伝会議賞・令和最初のコピーゴールド竹内直樹さんインタビュー

四十八杯目は、「残りの人生は、何を検索するかで変わる。」
「AIに取られたい仕事もある。」

いざ、夏の陣! 

みなさま、今年も早くも折り返し地点になりましたが、いかがお過ごしでしょうか? さてコピーライターにインタビューするシリーズ連載「コピーは、コーヒー牛乳飲みながら。」今回のお相手をいただいたのは竹内直樹さん! 前回の第57回宣伝会議賞にて初参加にして、ファイナリスト二つ。そしてそのうちひとつの、Yahoo!の「実家の親にヤフーのサービスやアプリを使ってもらうためのアイデア」という課題で

残りの人生は、何を検索するかで変わる。

が、いきなりコピーゴールドを受賞し卒業された凄い男性です。

一部では「まさにシンデレラストーリー!」と語られていますが、実はそこには知られざる熱いストーリーが隠されていました。今年38歳になり、コピーの修行も昨年から始めたばかりという竹内さん。果たして何が彼をコピーゴールドに導いたのか? これまで・そしてこの奇跡を呼び起こした情熱の秘密についてお聞きしました。

撮影場所は、ゴールドにちなみ豊臣秀吉の居城・大坂城!! 天守閣目指して二人で登りながらお送りします!(半端なく広い敷地を暑い中歩きました……汗)

学生時代はバンドに明けくれる日々。卒業後は楽譜屋へ

————確か学生時代は、バンド活動をされていたんですよね。

竹内さん:最初に音楽に触れたきっかけは、3歳上の姉でしたね。小学校の頃にヤマハのエレクトーンの教室に通っててその流れで僕も1・2年生の時に家にあるエレクトーンをやり始めました。

親から見れば習い事の一つみたいな感覚だったと思うんですけど、おかげでもうこの時点で楽譜が読めてて。ただ小学校5年生の時に、ゲームや他の遊びに夢中になってやめてしまったんです。そのあと、楽器に触れたのは高校生になった時。

何部にしようかなと思った際に、軽音楽部が部活紹介で色々パフォーマンスやってまして。それを見ていいなーしかも小学校の時の経験も活かせるなと思い、入部することにしましたね。

竹内さん:部活ではキーボードやピアノをずっとやっていたんですけど、それとは別にクラスの友達とバンド活動も始めました。僕が高校生の頃ってビジュアル系バンドがブームで、GLAYやラルク、LUNA SEAとかすごい話題の時期だったんですよ。そのブームでみんなどんどんギターやベースを楽器屋さんで買い、文化祭で演奏したりバンドを始める流れでしたね。

————大学卒業までその活動はずっと?

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