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五臓六腑に染み渡らせる

「五臓六腑に染み渡る」といったとき、染み渡るものは何か?

多くの場合、酒、ビール。下戸の人は水やお茶、コーラやジュースかもしれません。「ゴク、ゴクッ、プッ、はぁ~!生き返る!!」と心の底から発せられたとき、本当に生き返っているのだと思います。たくさん飲んでも最初の一杯に勝る美味しさを感じないのは、その後は最初の一杯ほどは染み渡っていないからでしょう。生き返るのは最初の一杯だけ。飲み過ぎてはいけません。

東洋医学では、五臓や六腑の状況をよくするために鍼や灸をしますから、五臓六腑に染み渡らせたいのは、鍼や灸の刺激だったりもします。

体調のよいとき睡眠は深くなります。逆にいえば睡眠が深いと体調はよくなり、体調がよくなると色々な症状が無くなっていきます。

加齢とともに眠りは浅くなります。意識するしないに関わらず、その分昼間の行動は抑制されます。つまり日中しっかりと(できれば汗水流して)働けば夜の睡眠は深くなります。自然界の一部である人間の体は、そのようにできています。なかなか寝付けないときでも、横になっていることで体は休まります。しかしガッツリと寝た時とそうでない時では、昼間の活動はエネルギッシュ差において同じではありません。

読んでくれてありがとうございます。

人によって望みはそれぞれ。しかし多くの望みを叶えるためのカギは「睡眠を五臓六腑染み渡らせる」ということが握っています。



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