プレコンセプションケア
プレコンセプションケアとは、将来の妊娠のために、健康状態をよくしておく、「妊娠前からのケア」のこと。
「〇〇のために、早めに健康になる、なっておく」の○○の部分に入るのが「妊娠」であるのが、プレコンセプションケアということです。
妊娠できない主な理由として、卵子の質が低下している、排卵がうまく行われない、卵管の問題、子宮の問題、等々があるとされています。
では、なぜそうなるのか?
これははっきりとはわかりません。
卵子の質の低下や排卵障害は加齢によるものかも知れないけど、そうじゃないかもしれない。ストレスによるものかも知れないけど、そうじゃないかも知れない。食事に問題があるかも知れないけど、そうじゃないかも知れない。
卵管炎のために卵管閉塞が起きているのであれば、ともかくそこを解決する。それで妊娠すればいいけど、卵管炎が治まり、卵管閉塞が治ったのに、妊娠しないというケースももちろんあります。
また、着床しない原因が、子宮内膜の厚さが不十分ということなら、子宮の内膜を厚くしなければなりません。
しかし、手っ取り早く「子宮内膜」を厚くする方法はない。
あるとすれば、健康になること、からだごと健康になること。
からだ全体は不健康なのに、子宮だけは健康などということはないのだから。
病気になってから治療を始めるのでは、のどが渇いてから井戸を掘り、戦争が始まってから防御壁をつくるようなものだ、といわれます。
プレコンセプションケアとは、妊娠を意識するか、しないか、だけの違いであって、大切なことは、つまりは、からだが全部健康になる、できることは、早めに、全部やるということです。
読んでくれてありがとうございます。
何かのために、何かをするほうが、ただ何かをするだけよりも、やる気になるし、気合も入るでしょうから、妊娠を意識して、からだをケアするのは有意義なことでしょう。
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