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慢性疾患

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大人のアトピーが増えている

大人のアトピーが増えている

大人になってもアトピー性皮膚炎が治らない、そんな人が増えています。どうして?

原因の一つは、社会が衛生的になりすぎ、免疫機能の活躍の機会がそれまでよりもとても少なくなってしまったから。働く場を失った免疫機能は、その力を持て余し、不必要な反応をするようになってしまった。

もう一つが、昔に比べて「栄養状態がよくなったから」とされています。が本当にそうか?

栄養とは、生物がその生命を保ち、また成長

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街の整体院

街の整体院

原因除去によって病気が治る、痛みが取れる。

理想ですが、事はそうスムーズには進みません。

多くの場合原因は見つかりません。

昨今、多くの医者が漢方薬を使うようになった背景の一つとして、西洋薬ではよくならないケースが多々あるから。漢方薬でも使ってみようかなと。
※保険が使えるようになったことももちろんあります。

肩こり一つとって見ても原因として考えられることはいくつもあります。

安易に凝っ

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なるべく自然な生活を

なるべく自然な生活を

この世は陰と陽で成り立っている。

人もこの世の中で生き、この世をつくる存在の一つであるならば、
人は陰と陽を意識して生活した方がいい。

野生の動物や魚はきっと陰陽なんて考えていない。考えなくたって、陰陽から外れることはなく、陰陽に即して生きている。

魚は魚というだけで泳げるが、人間は練習しないと泳げない。人間は意識していないと陰陽から外れる、油断をすれば食べすぎる。

陰陽を意識した生活とは

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気を通す、すなわち病気を治し、痛みから逃れるために必要な「2つ+3つ」のこと

気を通す、すなわち病気を治し、痛みから逃れるために必要な「2つ+3つ」のこと

「不通即痛、通即不痛」とは、

通らなければ痛み、通れば痛くない、という意味。

ここで通るものとは「気」です。

気は体中の経脈絡脈をめぐり、四肢五臓を滋養し、暑さ寒さ、ウィルスなどから身を守っています。

痛みとは体で起きている異常が表面化したものですから、痛みをなくすためには、痛みの大本をよくしなければなりません。

頭痛、腰痛、生理痛、胃痛、急性痛に慢性痛と様々な痛みがあります。どのような

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最良の方法

最良の方法

日本は労働時間が世界一長い国だそうです。

労働時間が長いというのは、それだけで良いとか悪いとかいうことではないでしょうが、本当はそんなに長く働きたくない、とみんなが思っているのであれば考えもの。

このような話は、ずいぶんと前から耳にしますから、日本人は実は、労働時間を短縮しようと本気では思っていないのではないか?

日本人は休むのが下手、遊ぶのが下手、休んだり遊んだりすることに罪悪感を覚える、

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東洋医学は思ったより単純

東洋医学は思ったより単純

 東洋医学は東洋医学という割に、今一つ、今二つ、東洋人である私たち日本人になじみが薄い。

東洋医学の本は、本屋さんやネットで購入することができますが、実際に読んだことのある人はあまりいないと思います。

東洋医学の本には、一般の人向けに書かれている(であろう)ものであっても、聞いたことのない言葉がいろいろと出てきます。陰陽、五行、五臓、経絡、経穴、気、血、津液、心包、三焦、八綱、弁証、などなど。

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アレルギーに対する東洋医学的治療

アレルギーに対する東洋医学的治療

 パン、パスタ、うどん、ピザ、お好み焼き、だけでなく、カレーやシチューのルゥ、ギョーザやシュウマイの皮、洋菓子類(ケーキ、クッキー、ドーナツ)など、小麦や加工食品にも含まれるグルテン。

グルテンがなぜ体によくないのかといえば、グルテンは腸壁を傷つけるから。

東洋医学的臓腑でいえば、腸壁は「大腸」に、皮膚は「肺」に属し、大腸と肺は表裏の関係にあります。腸も皮膚も、体の表面を覆うように、体の外と内

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夕張モデル

夕張モデル

 財政破綻してしまった夕張市、高齢化率45.6%は日本一です。ちなみに日本全体の高齢化率は25%。

財政破綻によって、市内に171あった病床数は19に、CTやMRIは0台になりました。

救急病院もなくなり、救急車によって運ばれる時間は30分だったのが、約倍の67分に。

医療体制が悪化の一途を辿る夕張市で起きたことは・・・。

夕張市で起きたことは、お年寄りがとても元気になった。

自分の健康

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一攫千金をねらいたい

一攫千金をねらいたい

 文化大革命のとき、「我々中国はイギリスを5年で追い越す」ということで、中国において「大躍進政策」が行われました。その一つが、8億人分の食糧を確保するため、農作物を荒らすスズメを駆除する「打麻雀運動」です。

雀を駆除してどうなったか?

それまで雀が捕食していた外虫が増え、農作物は壊滅的な打撃を受けました。

この話を聞いて、そんなの当たり前の、そんなにわかりやすい、そんなアホなことが行われたの

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薬は誰のため

薬は誰のため

薬について、ときどき聞かれます。

私自身は、現在、まったく薬を飲んでいません。塗っても、貼ってもいません。

薬はやみくもに嫌わなくてもいいと考える一方で、「薬は長期に渡って服用するものではない」という強い思いもあります。薬に頼れば、それだけ自然治癒力は低下するし、肝臓や腎臓の負担も大きくなります。また、薬の長期服用によって、だんだんと効果が弱まり、結果的に薬を増やさなければならないという悪循環

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頭痛解消

頭痛解消

頭痛は、緊張型頭痛と拡張型頭痛とに大別されます。

緊張型頭痛で緊張するのは筋肉。だから「筋緊張型頭痛」とも呼ばれます。また、筋肉が緊張することで血管が収縮するため、血管収縮型頭痛とも呼ばれ、肩こり・首コリを伴うことが多い。

解決法として、ストレッチなどで肩や首周辺の筋肉の緊張をゆるめ、それによって血流を促進させることが推奨されますが、ストレッチだけでは、なかなか痛みが解消しないのは、多くの人が

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寝る、食べる、抵抗力が強くなる

寝る、食べる、抵抗力が強くなる

症状は大本の異変を知らせてくれるもの。

だから症状だけを消しても、それは本当に消えたことにはならず、多くの場合、臭いものにフタをしただけということになります。

大本の異変とは、体内の気が病んだ状態のこと。症状として現れていようがいまいが、つまりは病気のことです。

症状が出たということは、逆に考えれば、生活全般を見直すチャンスでもあります。

症状が出た、その原因にはっきりと思い当たることがあ

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自分のことは誰がやる?

自分のことは誰がやる?

赤ん坊は、いろいろと自分のことができない。

排泄はできるけど、排泄したあとの処理はできない。

おっぱいを吸って栄養を摂取することはできる。しかし、やがて離乳食となったら、スプーンを使って食べさせてもらわないと食べることができない。

服を着るのも、初めのうちは自分一人ではできない。

時の経過にともなって、大人になって、諸々のことが一人できるようになる。

健康管理は誰がやるのか?

栄養バラ

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結局はこれ

結局はこれ

腰が痛くて病院に行ったけどよくならなかった。

腰が痛くて整体院に行ったけどよくならなかった。

腰が痛くて鍼灸を受けたけどよくならなかった。

このような方は実に多くいます。

反面、病院に行かなかったけど、いつの間にか痛くなくなった。

整体院に行かなかったけど、いつの間にか痛くなくなった。

鍼灸は受けてないけど、いつの間にか痛くなくなった。

こんな方も、世の中非常に多い。

「いつの間」

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