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iOSDC 2021感想

必要に迫られたのでnoteを開設しました。

ということでiOSDC 2021にスピーカーとして参加してました。自分のセッションに関しては別なところで書こうと思います。好きなパンは東京都板橋区にあるブランジェリーケンのみそナッツクリームチーズベーグルです。資料の中にハッシュタグありますけどこれはiOSDCチャレンジトークンではありません。

というわけで他のセッションについての感想を述べていこうと思います。

agoraを使ってライブ配信機能を1ヶ月半でリリースした話

単純にagoraというサービスを知らなかったので、ライブ配信大変だな、と思っていたのが(思いのほか)簡単に実現できそうだなと知れたのが良かったです。是非ライブ配信開発してみたいです(やれたら)。

動画プレイヤーアプリの開発を通じて学んだ機能を実現するための要点解説

自分も動画アプリ開発してて「KVOで読み込み検知してplayするなんて知らねーよ」とか思いながら苦しんでた覚えがあるので共感が持てます。イヤホンや電話の割り込み対応など、通常のアプリでは気にしないであろう部分もケアされててすごい参考になりました。

初めてのハードウェア対応

昔External Accessory frameworkを使っていたのですが、貴重なExternal Accessory frameworkの現代の話が聞けるということで聞いていました。資料を読む限りはコードはそんなに変わってなさそうで安心です。やっぱり最大の障壁はMFiで、レビューが通らなかったのを覚えています。今だとCoreBluetoothでBR/EDR対応できるので、今後External Accessory frameworkの利用はますます減っていくんでしょうか。External Accessory自体は必ずしもBluetoothじゃない場合もありますが。こういう、デバイスならではの機能はやはりテンションが上がりますね。

noteのiOSアプリで実装したアクセシビリティの全て

VoiceOverメインの話でしたが、「アクセシビリティを向上するぞと意気込まずにバグを修正する」という考えがすごく共感が持てます。ローターの使い方の説明もしてくれているのが嬉しいです。アクセシビリティは、対応してないと必要な人に使ってもらえないどころか、不要なアクセスによる脆弱性を生んでしまうという部分もあると思っているので、よりアクセシビリティ対応なアプリが広まればいいなと思ってます。なんかあった時のために。

個人的には以下の資料を出してます。

Nearby Interactionを利用した空間認識

Multipeer Connectivityをそのまま使えば近距離の相手とデータ交換できるのでは?と思ったけど、Nearby Interactionを組み合わせればより精度高く目的の相手とデータ交換できる、と理解しました。こういう、デバイスならではの機能はやはりテンションが上がりますね。

あらゆる情報を楽に正しく String にフォーマットする - 令和2021年から脱却せよ

宣伝ありがとうございます!各種FormatterのローカライズのコツやMeasurement同士の計算などにも触れられている永久保存版です。困ったときやローカライズを楽にできないかと思ったときはこれを見直せばOKです。

MultipeerConnectivityを使った動画のリアルタイム端末間共有 〜料理動画撮影アプリの事例〜

MultipeerConnectivityを用いた実体験がないと絶対にわからないであろう、さまざまな罠について説明してくれました。とてもありがたいです。こういう、デバイスならではの機能はやはりテンションが上がりますね。

UICollectionViewの最新のAPIを使いましょう

UICollectionViewLayoutAttributesに、transformやtransform3Dがあるので、あんな使い方やこんな使い方ができるんだろうなあ、と思っていたので可能性を見せてくれたセッションだと思います。最新のAPIについても事細かく教えてくれているので、真似したいと思います!(最新のAPIが使えれば)

SceneKitを使ってアプリのクオリティを劇的に上げる

SceneKitは気になる存在ですが、使い方を調べてなかったので、このセッションでだいぶ使い方を学べました。お手軽にリッチな表現ができそうです。SceneViewを使えばSwiftUIでも組み込めそうなので、何かに使えないか生かしてみようと思います。

以上です。2.5日間お疲れ様でした。もちろんパンフレットの資料も永久保存版にします。こういう、デバイスならではの機能はやはりテンションが上がりますね。

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