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コーヒーを音楽で芸術的に表現できたら素敵じゃないか?

(過去ブログの記事を移植しています)


今年はコロナの影響で夏の音楽フェスが軒並み中止(フジロックは延期)となっていますね。そのかわりに、RISING SUN ROCK FES. ‘20やFUJI ROCK FES. ‘20がYOUTUBEで配信されています。僕も音楽が大好きで、結婚する前はライブに行ったりフェスにいったりしていました。

過去映像のまとめとはいえ、家にいながら娘と一緒にフェスの雰囲気を味わったり、この特殊な状況についてしみじみ考えたりしています。今もフジロックの配信を見ながらブログ書いてますw

今日のテーマはコーヒーと音楽。
プレイリストを埋め込んでおきますのでよかったら聞きながら読んでください♪

コーヒーと一緒に聞きたい音楽

さて、コーヒーはサブカルチャーと深い関わりがあるので調べ出したら止まらないのですが、以前WBC(ワールドバリスタチャンピオンシップ)チャンピオン井崎英典さんのオンラインコミュニティ「コーヒー共和国」の企画で”コーヒーと一緒に聞きたい音楽”というテーマを取り上げていました。
その様子をVoicyとnoteで共有してくださっていたので興味のある方はチェックしてみてください。

コーヒーと一緒にいる時間は飲む時だけじゃない

「コーヒーと一緒に」というと、多くの人は家やカフェでコーヒーを飲みながら聞く曲をイメージすると思います。カフェのBGMみたいな感じですね。

井崎さんのサロンではコーヒーお淹れながら聞きたい音楽や、焙煎中にイメージする音楽を取り上げていたりする方もいました。さすがコアな方達が集まっています。井崎さんに至ってはWBC競技中のBGMとして使用した曲を挙げていました。

タイミングだけじゃなくて、”こういうコーヒーの時はこの曲!”みたいなピンポイント指定の方もいらっしゃいました。

先ほどのコーヒー共和国の記事から例をあげると

稲村オーケストラ 『稲村ジェーン』
曇りや雨の日の昼過ぎにフィルターコーヒー、グアテマラ、
ウエウエテナンゴ地方、パカマラ種(シティーロースト、中深煎り)で、
メインのメロディーの世界観に浸りながらじっくりと飲むイメージがします。

といった感じです。

表現力を感じませんか?コーヒーを飲んだから感じる音楽ではなく、逆に音楽から合わせたいコーヒーを導き出しています。

感性は人それぞれですので、この作業に正解はありません。
ただ、深い表現をするにはある程度の知識に加えて豊かな感性が必要になるでしょう。

テイスティングの表現に使えるのでは?

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コーヒーと音楽の関係性をカフェのBGMで終わらせてしまうのはもったいない!

今回のこの企画を知ってそのように感じました。きっと井崎さんをはじめ参加者のみなさんもそう思われていることでしょう。

ワインのテイスティングなどでも、音楽に例えることがあります。僕はワインはあまり詳しくないですが、名作ワイン漫画・神の雫でもそんな表現があったと記憶しています。

コーヒーとワインの類似点はまた別の機会に考えるとして、テイスト・フレーバーや成分に対するの表現だけでなく、ワインのように絵画的な表現をする文化がもっと根付いて欲しいなと個人的には思っております。

余談ですが僕は最近アイスコーヒーをブルゴーニュグラス(氷無し)で飲むのにハマっています。香りが取りやすいのと、温度変化によるフレーバーの変化をよく感じられます。

以前、沖縄・ROKKAN COFFEEさんのケニアをいただいた時に、「5月晴れの爽やかな暑さの中、毛足の長い芝生の丘を駆け抜けた先、大きな白い鍔付き帽子、白いワンピースを着たの女の子が立っていた」

ようなイメージを感じたことがありました。飲んだ時に映像がふと頭に浮かんだんです。でも恥ずかしくて誰にも言ってませんw

上記は音楽ではありませんでたが、こういった表現をきがるにできる文化が育てば、コーヒーん新しい切り口や、文化の成熟も期待できるんじゃないかと思います。

*僕が知らないだけで、そういった活動をしておられる方もおられるかもしれませんが、あくまで一般的でないという意味でこの記事を作成しています。

そのようなコミュニティや本などあればぜひ見てみたいです。


音楽をイメージしたブレンドや焙煎、精製など

音楽を聴いてインスピレーションを受け、こんなコーヒーを焼きたい!ブレンドしたい!

というパターンはたまに見かけます。

以前紹介したKUUHAKU COFFEE ROASTERSさんで[コスタリカ レーズンハニープロセス “バッハ”]という豆を取り扱っていました。キャネット農園さんが[ミュージシャンシリーズ]と銘打って販売している生豆で、バッハの他にベートーベン、モーツァルト、ショパンもありました。

表現力や感性を磨いていく上でコーヒー×音楽というカテゴリーが成熟したら…めちゃめちゃ楽しいと思うんですよね!詩的な表現に加えて音も感じることができたら、コーヒータイムの没入感はより深いものになることでしょう。

そんなQOL[クオリティオブライフ]を提案するコーヒーが一般的になるのも遠くないかもしれません。

もしかしたら既にあるのかも?

ではまた!





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