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好きって、なんだ?

Q:私はなぜ、嫁様と結婚したんだろう?
A:そりゃ、嫁様のことが好きだからだよ。

Q:私はなぜ、嫁様のことが好きなのだろう?
A:はて?そういえば、どうしてだろうね?

んん…?
ちょっとさ、「好き」って難しくないか。
考えれば考えるほど、よく分からないよ。

たとえばさ、初恋ってあるじゃない。
私の場合は小学校の担任の先生だったけど
なんかエラくまぶしくてキラキラに見えた。
あれがおそらく私の初恋だったんだけどね
それって「好き」ってことだったのかなぁ?

ほかにも、思春期。性の目覚めの時期。
中学の同級生を意識しちゃって変な感じだ。
モテたい、モテたくない、カッコつけたい
カッコつけたくないって自意識が暴走状態。
あのときの「好き」もなんか別な気がする。

嫁様と出会ったときなんかも、少し違う。
確かにテンションは上がったけどそこまで
ドキドキしない。むしろ好きではなかった?
付き合ったら一気に「好き」になったけど。

で、嫁様と結婚してからの今現在。
いわゆる恋が愛に変わった時期なんだけど
ここは確実にハッキリ「好き」って言える。
でも付き合いたての「好き」とは全く違う。

ううむ、やっぱり「好き」は一つじゃない。
私の成長と一緒に「好き」も変化している。

・・・

妙だなぁと思う一方で
何綺麗ごとぬかしてんだよって自分もいる。

恋だの愛だの、ちがうだろ。
そりゃただのヒト科オスの生殖プログラム。
子孫繁栄のためにメスを求めてるだけだろ。
若い時のあり余る性欲は行動力に直結する。
メスに拒絶されるのは怖いし、イヤだけど
普段以上のみなぎる行動力があるからこそ
マジかよってアクション起こせるんじゃん。

内なる次郎の叫び

たぶん、そういったDNA的なこともあるね。
私達を「個」じゃなく「種」として見たら
効率よく繁栄する装置が付いてて然るべき。
全部じゃないけど、一部は正しいと思うよ。
そこは認める。


今回は私の「好きって、なんだ?」って話。
私はもっとこうロマンチックな「好き」が
あると思うし、人生に必要だと思っている。

どうして人生に必要なのかっていうと実感。
私は今「好き」ってハッキリ認識できてる
嫁様と一緒に生活しているわけなんだけど
まあこれがまた、嫁様と出会う前の頃より
確実に間違いなく楽しく充実な日々なワケ。

好きな人の顔を見て
好きな人と話をして
好きな人と喧嘩して
好きな人と食事して
好きな人と旅行して
好きな人と寝るのは

やっぱりね、すごくいいのよ。
毎日の心のハリが違う。
余計なストレスもない。
たくさん癒しも貰える。

ここまで結婚最高!結婚ヨイショー!
と書いて褒め散らかしてばかりいると
おいおいイイところばっかり凝縮して
言ってるだけじゃないか?って意見も
あるかもしれないけど…
実際そうだからね。嘘は書いてないよ。

だって、たぶん、嫁様と結婚しないで
独身生活送っていたら、私死んでるよ
暴飲暴食で痛風待ったなしの食生活で
医者の言うことも聞かないで悪化して
(俺は好きなように生きるんだ)って
油ギッシュのドラム缶体型になり果て
スマホとスーパー銭湯の快楽に依存し
孤独死とかしてても全然おかしくない。

好きな人が傍にいるって凄いことだよ。
上記に挙げた事を全て塗り替えられる。

ほら、猫っているじゃない。にゃーん。
ほとんどの人は、猫って大好きだよね。
それが通学路の塀に毎日佇んでいてさ
毎日撫でたりさせてくれたら、もっと
猫が大好きになっちゃうよね、きっと。
ましてや、飼い始めたりなんかしたら
超絶愛情MAXになるに決まってるよね。

猫って基本的にはじめからみんな好き。
で、触れる機会が増えると好きが増す。
一緒に生活したら別方向の好きも増す。
ちょっと乱暴だけど「好き」ってのは
こういうことなんじゃないのって思う。

だから結婚するくらい好きな人にはね
一緒に生活できるありがたさ的なのを
毎日噛みしめるのが礼儀じゃないかな。

好きって実感させて貰ってありがとう!
ってね。


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