見出し画像

祖父母の日常#2

今回、泊まらせてもらったのはお手伝いが目的で。

畑仕事のお手伝いをすることです。

学生の頃、部活が休みだったり、時間がある日には、よく手伝っていたなぁととても懐かしい気持ちです。

家から歩いて1分もかからないとこに畑があります。祖父母は、そこの畑でほぼ一年中、なにかしらを作っては自給自足をやっているそうです。

きゅうり なす じゃがいも トマト さつまいも 赤紫蘇 青紫蘇 長ネギ 玉ねぎ ピーマン 人参 ゴーヤ 白菜 大根 などなど

思い返せすとばあちゃんがスーパーで買い物してる時に野菜を買ってるとこなんて見たことないかも。

〜収穫〜

畑に向かうと1列10メートルが4列の畑にビッシリ 数えたら約150個

これでも今年は少ないかなって ビビる

沢山の玉葱 収穫から処理までをやるとのこと

1、収穫しながら玉葱の大きさごとに選別

画像1

2、収穫したら葉っぱの枯れた部分と根っこのカット

3、大きさごとに4個1組でビニール紐で縛る

画像2

4、縛った玉ねぎを棒にかけて吊るして終わり

画像3


書いてみると簡単だけど実際にやってみるとめちゃくちゃ大変でした。根っこがしっかりして抜けなかったり、屈んで立っての繰り返しで体に負担がすごいんです。

これを毎年2人でやっているとのこと それにまだほかの野菜もやっている

かっこいいな

そして 収穫中に言われたことがとても印象的でした。

「自分で育てて収穫して食べる。こういったことを肌で覚えるのは、とても良いことやお。大きく育つのもあればうまくできなかったのもある。育てるということは、難しいけど達成感とそれ以上のことを得ることができるんやお。」

子どもの頃に同じことを言われても何も思わなかったかもしれない。でも自分も少し大人になったのか。言葉の重みを感じました。

玉葱の収穫とともに人間として大事なことを教えてくれたことが自分にとって最大の収穫だったなと。(うまいこといえてるかな。笑)

〜日常から〜

自分は、子どもの頃から何を見て育ってきたんだろう。

身近にこんなすごい人達がいたのに。なんで何も感じていなかったのか。鈍感にも程があるんじゃないのかと。

「日常の達人」「生活のスペシャリスト」

ネーミングセンスがないけどカッコつけて見栄をはって頑張って考えてみました。笑

生まれて育ってきた環境

それが当たり前で既にあったから気づくことができなかった。

もし自分がずっと地元にいたら? 地元で就職し定年を迎え死ぬまでずっといたら?

うわ ぞっとする。

当たり前なことは、当たり前じゃないということに気づかずにいたら?

最悪な自己中な人間が出来上がっていたんだろうな。笑 笑えないかも、、、  

とても恵まれていることを改めて感じることができた。

じいちゃんは 「ここまで生きたらとりあえず100歳目標に生きるよ」と言ってる。なぜか涙腺が緩んで目を逸らして話を聞いていました。

じいちゃんとばあちゃんだけじゃない。

親も兄弟も親戚も友人も。もっと周りの自分を大事にしてくれる人を大事にしないとな。

ありがとう。これからもまだまだ沢山のことを教えてもらいます。

(ずっと外にいたので日焼けで腕が真っ黒)


この記事が参加している募集

スキしてみて

noteの書き方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?