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(第11回)プログラミング教育を何のために始めるのか?『ユーザーの感覚の変化』

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プログラミング教室に通学を始める動機・目的について

今回は消費者目線に立って、そもそも「なぜプログラミング教室に我が子を通わせるのか?」という習い事の動機・目的について書きたいと思います。

コエテコ内の「コエテコママランチ会」のコラムにも、リアルな消費者目線の会話が掲載されていますが、本コラムでは、消費者のニーズ別に解説していきたいと思います。

実はこの「プログラミング教室通学の動機・目的」は、地域によって大きく差が生まれており、また保護者の環境によっても大きな違いが生まれています。さらに言えば、ここ数年で急速に変化していくことも予想されます。

それでは以下より、プログラミング教室通学の動機・目的をひとつずつ解説していきます。

1. プログラミング教育が必修化されたから

しばしば教室の広告などで取り上げられる「プログラミング教育の必修化」ですが、実態としてはこの必修化が理由で通学を始める保護者はほとんど存在しません。

なぜなら必修化自体は、あくまで授業に組み込まれるだけであり、特に成績に影響があるわけでもないからです。これはダンス教室の時も同様でしたが、あくまで「必修化」というのは、市場や業者が騒ぐだけであり、保護者はそれだけでは反応しません。(一部、必修化によって授業で体験し、それでこどもが興味を持って…というケースも存在するかもしれませんが、あくまで限定的でしょう)

そのためこの層は現実にはほとんど存在しない層となります。

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