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「とりあえず就職しない」ことで見えてきた違和感

就職をしていない僕が感じる息苦しさがある。
就職しなかったことを相手に伝えるとよく、

「なんかしてんの?」とか
「やりたいことでもあったの?」と聞かれた。

何かないと就職しないという選択を
選べない
のはおかしい話だ。🤷‍♂️

別に悪気があって言ってないのは分かる。

僕は去年コロナのせいもあり、
必要最低限しか働かないほぼプー太郎だった。

ようは「やりたいことを見つける」段階だった。

やりたいことを見つけたいけど、見つからない。
でも、自己紹介などで「今なにしてんの?」って聞かれる。しかし、答えられない。

そんな自分がすごく悔しかった。


でも、これが今の日本の現状だと思う。

高校がおわれば大学へ行き、
大学がおわれば就活をして、就職をする。

これは、就職をする前提のもとで、
どこに就職するか?しか見えていない。

もし就職を選ばないのであれば、
それなりの正当な理由が必要なんだなと感じた。

これが当たり前であることがこわい。


学校は進学率を強みにし、
大学は就職率を強みとして謳う。

まるで全ては就職するために
してきたことかのような違和感。🤔

なぜそんなに働くことに
必死にならなければいけないんだろうか?

お金の問題なんだろうか?
社会的地位の問題なんだろうか?
身内からの圧が問題なんだろうか?

「とりあえず就職」になるから、
離職率が上がってしまう。

「とりあえず就職」するから、
お金目当てのやる気のない社員が増える。

第一希望の企業に受からなかったから、
第二、第三希望の企業で手を打とう。

どうしても「ん?」と思わずにはいられない。

何がしたいか自分で考えてみた。
それでも何がしたいかわからないから
とりあえず就職してみるという考え方も必要だ。

そのひとは何がしたいかを見つけたいという
明確な目的意識
をもって取り組める。

ただ就職が当たり前だからと
闇雲に就職することが僕はいけないと感じる。


僕が言いたいのは、
「何がしたいか」を考える時間が
一生のなかでもっとあったっていい!!

ということ。

今の日本は自分について考える時間が
あまりにも少なすぎる。

それは、一生の流れはこう!というのが、
ある程度決められてしまっているから。

「とりあえず就職する」選択があるなら、
「とりあえず就職しない」選択があってもいい!

「とりあえず就職しない」という選択によって
できた時間は自分について考える時間になる。

これは決して無駄な時間ではない。

僕は「とりあえず就職しない」選択を選んだ。

選んだからこそ言える。

社会の仕組みも
第三者からの目も
金銭的にもあまりに肩身が狭すぎる。

もちろん分かりきっていたうえでした選択だ。

でもこんなに生きづらくては、
とりあえず就職しない選択なんか
とてもじゃないが選ぶひとは増えない。

これはやりたいと思ったことを
素直にやりたいと言えない現状にもつながる。

現実を見ろよ。というひとがいるが、
現実を見るのはやってみてからで全然遅くない。

これは日本の幸福度がやたら低い理由にも
直結していると思う。

もっと自由を尊重してほしい!
素直な自分でいさせてほしい!

僕は残念なことに、
ここで小さく声を上げることしかできない。

だからもっと多くの人に
言葉を伝えるためにも、
大きく成長する必要がある。

4月から新生活がスタートするというのに、
迷わせるようことを言って申し訳ない。笑

でもとても大切なことだと思うので、
そんな考え方もあるということを
心の片隅に置いておいてほしい。




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