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憧れの先輩にランニングコーチをお願いするはずが…

「全然コーディー君でもひと集められるよ!」

朝風呂ランのインストラクターとしてこの方にお願いするつもりがなぜ気がついたら話の矛先が僕に向いていた。

あれ?思ってたのと少し違う。笑


最近の僕は、朝風呂ランを今後どうしていくべきか考えてばかりいる。そこでひとつの案として、ランニングを専門として活動している方にコーチをお願いしようと考えた。

やはり綺麗でオシャレで写真映えするような方には、どうやっても集客力では勝てないんだと思いはじめていた。

そこで僕は、大学の先輩でもある「福内櫻子」さんにインストラクターをダメもとでお願いしてみた。

この方、学生チャンピオンに3年連続で輝くなど十分すぎる実績を持つ方で、卒業後はランニングアドバイザーやモデルとしても活躍されている。(気になる方は検索かけてみてください)


ほぼ相手にされないだろうとは思いつつ、
まぁ声かけてみる分にはタダだしなと思い、
勢いに任せてインスタでDMを送った。

そしたら返ってきてしまった。笑

とりあえず話をさせていただくことに。


櫻子さんは僕が1年生のときの4年生。僕の出身大学の女子は全国でも常に3本の指に入るような強豪校である。
そこで女子長距離のエースとして活躍していた。

僕からしてみれば言わば憧れの存在であり、
もちろん、しゃべったことなんかない。笑

ちゃんと僕の自己紹介を済ませて、
経緯を1から説明した。

「富久の湯での僕の集客力では限界がありそうなので、どうか助っ人コーチをお願いできないか」といった旨を伝えるはずだった。

しかし、集客が上手くいかない悔しさからかお願いする以前の段階で、ランニングコミュニティを運営するうえでの悩みや不安なんかが口からどんどん出てきて止まらなくなってしまった。

いつも富久の湯でやっている朝ランだが、
自分で先導していて何かが足りない気がしていた。

ただ5キロ走り、
はたしてお客さんを満足させられているのだろうか。

走るくらいのことであれば、別にわざわざお金を払って参加しなくても自分でできるのではないだろうか。

走っている途中も会話がなかなか続かないので、
今ひとつ盛り上がりに欠けてしまう。

そう思ってはしまっては最後、
やっぱりお客さんは定着してくれない。

気づけばそういう悩みは全部ぶつけていた。

向こうからしてみたらいい迷惑である。笑


しかし、その悩みはみんな一緒だと、
僕だけじゃないということを櫻子さんは教えてくれた。

大手メーカーが主催するランニングイベントだって、若い子がなかなか参加してくれない悩みがあったり、新しい顧客の獲得に悩んでいたりする。

そしてその満足度というのは、参加者が決めることであって主催者側が決めることじゃない。だからいくら心配してもしょうがない、精一杯やっているなら割り切ることも大切だと、そう教えてくれた。

僕は変に悩みすぎていたのかもしれない。


あれ?ランニングコーチをお願いする話は?笑

気づけば僕のお悩み相談会になっており、「全然コーディー君でもひと集められるよ!」といった具合に励ましの言葉をもらう始末。

僕は一体何をしたかったのだろう。

改めて思い返すほど恥ずかしいことはない。


具合的な話まではしなかったが、大手のスポーツメーカーから案件をもらうような方なので、富久の湯のコーチに割く時間も僕がそれに見合うお金を出せるとも到底思えない中で、話を聞いてくれたことに僕は感激した。

櫻子さんのおかげで「人に頼むにはまだ早いのかもしれない」そう思えた。答えははたしてどうか分からないが、もう一度1から見直しを図ることに決めた。




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