久しぶりの自炊は心に染みわたる。
久しぶりの自炊をした。
先月までは埼玉にあったシェアハウスと銭湯の2階の寝床、2ヶ所を住み分けしており自炊を諦めていた。
週の半分はこっちの家。だけど、今度はこっちの家。という生活をしていると食材も余っていく。次第にご飯をつくるのが面倒になり、外食やカップ麺で食事を済ませてばかりだった。
しかし引っ越しを機にやっと自炊することができた。
実はわりと自炊は好きな方。
たしかに面倒なのは多少あるけれど、お金も節約できるし、自炊にしか出せないご飯の温かみというものが存在すると僕は思っている。
さぁなにを作ろうか。
初日はこれと決めていたものがある。
「みそ汁」だ。
日本人といえば、やっぱりこれ!!
コンビニにもカップみそ汁が売られているが、それ単体で150円くらいするのでまず買わない。
しかも自炊でつくるみそ汁にはインスタントとはまた違った味わい深さがあるのだ。
僕が初めて自炊をしたのは23歳の頃とわりと遅め。大学在学中は学生寮だったので、ご飯つきの2年間を過ごし、残りの2年間は一人暮らしではあったものの、東京の1Rのキッチンが狭すぎてとても自炊する気にはなれなかった。
初めて自炊をしたときの衝撃は今でも忘れない。
みそ汁は水にみそを溶かせば出来上がるものだと信じこみ、具の入ったお湯に真剣に味噌を溶かしていた。
味見してびっくり!!
うすっ!!!!
想像していたものとかけ離れすぎていて思わず吹き出した。
そう、出汁を取り忘れていたのだ。
自分が今までいかに何もしてこなかったかを、
初めて身をもって思い知らされた。
これだけにとどまらず、料理をするときの火力は基本全部強火で良いと思っていたし、なんなら弱火とかいつ使いどきが来るのか当時は不思議で仕方なかった。
しかしもう僕はあのときとは違う。
成長しているのだ!!
とりあえず買ってきたキャベツと玉ねぎを鍋にぶちこみ、出汁をちゃんと入れて沸騰してきたところで味噌を溶かす。そして最後に溶き卵を入れるのが僕流。
うん、これこれ!
当時のまま何も変わらない出来に興奮が止まらない。
炊き立ての米とみそ汁!!そして買ってきた納豆!!
多くは望まない、初回はこれで十分幸せなのだ。
自分でつくったみそ汁の美味さたるや!
美味すぎて下の銭湯のお客さんに
持ってってあげようかと思っちゃった。笑
この「温かみ」を求めて僕はみそ汁をつくってしまう。
温度の話じゃなくて、家庭の温かさとかそっち方の温かみです。笑
明日は豚汁をつくってみよう!!
寒い季節のみそ汁はよりおいしい。
そう思うと、これから温かくなっていくのが
少しだけ寂しいような気もする。
おまけ。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
スキやフォローやコメントもよろしくお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?