コドモン開発チーム
コドモン開発チームの「開発者の心得」はどれくらい浸透している?
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コドモン開発チームの「開発者の心得」はどれくらい浸透している?

コドモン開発チーム

こんにちは!コドモンプロダクトチームの市川です。

コドモンの開発チームでは「こういう考え方を大切にしよう」という心構えを「開発者の心得」として明文化しています。心得として掲げるだけでなく、最近はコンピテンシーとして評価制度にも組み込み、運用し始めました。

「開発者の心得」の内容

開発者の心得は7つの項目から構成され、解釈の齟齬を防ぐためにそれぞれ説明を付けています。項目同士で少しかぶるところや関連しあっているところもありますが、メンバーが同じ解釈をして同じような心構えでいられるように、今はこの内容にしています。(たまにマイナーチェンジします)

⼼得① 機能開発者ではなく問題解決者であれ
⼼得② なぜなぜ思考
⼼得③ 他責NG
⼼得④ プライオリティ
⼼得⑤ コンティンジェンシープラン
⼼得⑥ 他者を巻き込む
⼼得⑦ 失敗は許容する、チャレンジによる失敗は尚更許容する

全文はこちらの記事でご覧いただけます。

ちなみに、この心得は某社出身のメンバーが提唱したもので、某社の指針と非常に似ています。「あれ、これはもしや」と思った某社関係者の方は、生温かい気持ちで読んでいただけると幸いです。

実際どれくらい浸透しているのか?

評価制度の運用にも組み込み始めたものの「この心得はチーム内にちゃんと浸透しているのか?」「そもそも心得として支持されているのか?」をちゃんと確かめたことはありませんでした。

曖昧なことを明確にするのは少し怖さもありますが、現状を知るのは大切です。ということで、開発チーム内で、心得の浸透具合・支持され具合を確認するためのアンケートを取ってみました。

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ありのままの回答を得るべく、もちろん匿名でのアンケート実施です。

第一問:「開発者の心得を知っていますか?」

そもそも認知されているのか?から、一応確認しておきます。

「いいえ」の回答があったらどうしよう…(入社時のオリエンテーションでも開発者の心得の話が出てくるのに「いいえ」を付ける人がいたら、色んな意味でやるせない…)とドキドキしましたが、

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杞憂でした!良かった!

第二問:「開発者の心得に共感していますか?」

実際のところ心得は支持されているのか?を確認します。

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支持率は93.9%!

今更ですが「どちらでもない」という選択肢も入れておいた方が、本当の支持率が見えて良かったかな?と思いました。「はい」の中にもグラデーションありそうですよね。あと、共感できなさを具体的に聞いてみる質問も入れておけばよかった…アンケートの組み方が素人ですね。反省して、次回以降に活かします。

ちなみに、「いいえ」を選んだお二人とも自由記述の設問にも普通に回答してくださっており、「共感してないし雑に回答して終わらそう」というような投げやりな行動をする人がいないところに、コドモン開発チームの治安の良さが現れている気がします。

第三問:「正直まだあまり意味がつかめていない項目があればチェックしてください」

浸透具合のチェックです。複数回答可の設問です。

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どの項目も1人は意味をつかみきれていない人がいる状況のようです。

他者を巻き込むは惜しかったですが、解釈にブレがあるのでしょうか。ぶっちぎりで意味がつかまれていないコンティンジェンシープラン、これに重点的に触れつつ、改めて全項目の認識合わせが必要そうです。

項目についての不明点がある人の人数としては13人。残りの20人については、今のところ「開発者の心得」の各項目の意味を理解できている模様です。

第四問:「あなたが特に大事と思っている(周りの人に特に大事にしてほしい)のはどれですか?」

メンバーの価値観を知りたい設問です。単数回答。

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お〜、主流はありつつ、全項目が誰かしらから選ばれるという結果に!

最も多かった回答の「機能開発者ではなく問題解決者であれ」を選んだ理由としては、以下のようなものがありました。

問題解決者であることがその他の心得全てに通じるので。
いつでも本質的な目的のために動くようなチームでありたいから
機能開発がゴールになると、品質も低くなるし、視野も狭くなり、誰も得しないため。

また、次に多かった回答の「失敗は許容する、チャレンジによる失敗は尚更許容する」については、以下のような理由がありました。

失敗してよく凹むが失敗ありきの成長という前提を忘れないため
失敗を恐れるのではなく、どんどんチャレンジして良い意味で変化していく必要があると考えているため
チャレンジがしやすい環境だと、社員の士気が上がり、結果的に会社の成長につながる。やる気があっても、チャレンジができない環境だと新しいアイデアや風土も出てこなくなり、会社全体として衰退していくと考えるため。

第五問:「あなたが一番意識する機会が多いのはどれですか?」

単数回答。

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こちらはより顕著にばらけ、カラフルな結果に!

項目を選んだ理由としては以下のようなものがありました👀

機能開発者ではなく問題解決者であれ > タスクを行う上で、いろいろと条件(納期や環境)があるとどうしてもそれを理由にアウトプットに制限がかかりがちだが、アウトプットを受け取る側としたら、そんなことは知ったことではなく、ほしいのは「解決策」なので、少しでもその限られた条件の中で最良の解決策を提供できるようにと常に意識するから
なぜなぜ思考 > どんな作業をするにしても、なぜなぜを行わないと問題の本質が見えてこない。特に、改善案件や問い合わせ対応を行う際も、なぜなぜを行うことでユーザーは一体何に困っていて、どうして欲しいのか深掘りができる
他責NG > 業務というか人として他責にする人間でありたくないという根本的な思いがおそらくある
プライオリティ > 常に何が一番重要な問題なのか優先して解決すべきかを意識しています
コンティンジェンシープラン > コンティンジェンシープランを策定するには、発生する問題の種類/発生率/発生後のアクションを事前に整理する必要がある。事前に整理されていることで、問題発生してから対応について検討する量を低減できる。それが最終的にユーザーに対するデメリットの排除につながるため。
他者を巻き込む > 小さな機能でも、一人の決定では先に進めないから
失敗は許容する、チャレンジによる失敗は尚更許容する > 失敗を不安に思ってしまって動き出すのに時間がかかってしまうことがあるので、自分に対しても周りに対しても失敗を許容し成長につなげていきたいから。

なるほど、どのコメントも「おっしゃる通り!」とつぶやきたくなる内容です。

第六問:「あなた基準で、あなたが身につけられていると思う項目をチェックしてください!」

複数回答可。

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この表示からは読み取れませんが、全ての項目にチェックしたメンバーが6人もいました!自己判断の回答ではありますが、身についていると自負できる人がいるのは心強いですね💪

第七問:「心得の項目について、こういうことか、と腹落ちしたエピソードがあれば教えてください」

自由回答で、3つほどエピソードが挙げられました。

機能開発者ではなく問題解決者であれ > Githubのissueチケットを解決策ベースではなく問題/課題ベースで書いている
機能開発者ではなく問題解決者であれ > xxxx機能を実装中にyyyさんからのアドバイスで、新しい機能を作らなくても根本的な問題を解決するためには他の方法もあると助言をいただき、「なるほど、xxxできる機能を作るのではなく、問題である”zzzされない”を解決することに意識を向けないと」と思った。
なぜなぜ思考 > 「こういうのをやると良さそう」と思いある人に相談した際に、深掘りが足りてないことに気づいた。なんのためにしたいのか?なぜ自分はそれを良さそうと思ったのか?目指しているものについて、本当にその手段が最適なのか?を考えきれてないと気づかされるなぜなぜをその人からされて、けっこう衝撃でした

第八問(ラスト):「開発者の心得にひとことお願いします」

自由記述で、心得に対してのひとことを募ってみました。

フィードバック系

文末の形式を揃えた方がいいかも
ある意味当たり前の事ではあるので、その当たり前を実践できる取り組みが日々の業務の中に組み込まれるといいかもしれない。
メンバーも増えてきたので、そろそろ一度アップデートしてもいいのかもと思いました。
全体的に項目被りを感じるため見直しをしても良いのではと思っています。
コンティンジェンシープランが、もっと日本語っぽくなればいいのになと思います。

心得のこと、こう思ってます系

コドモンじゃなくても開発者ならこうあって欲しい、の基本だと思います。
どれもたいせつ。何かができてるから他ができなくていいってものではない。
チームの人数が増えるほど、色々な考え方の人が増えます。
そのような状況でこそ、メンバーが目指すべき姿が言語化されているというのはより活きてくるのかなと最近実感しています。
開発という職種に限らず必要なマインドだと思います
7つあるの、なんかいいなあって思ってます。3つだと無理やり収めることになるし、10個だと多いので。「7つの習慣」みたいじゃないですか?
気持ちよく働くための心得で良いと思います

ちょっといい話(?)系

開発者の心得に共感して入社したので、今後ともいいものにブラッシュアップしていきたいです。
子育てにも役立てています(なんで勉強が必要なの?への回答とか。子供が病気になったときにプライオリティをつけて、コンティンジェンシープランを練っておくとか)

本当にひとこと系

これからも良いエンジニアになるための指針となってください
コドモンエンジニアのコンパスとして頼りにしてます

色んなひとことをありがとうございます!フィードバックも文言や運用に反映させ、全員が心得を体現できるようなチームを目指してがんばりたいところです。

終わりに

普段それぞれの項目についてメンバー間で話すことはありますが、「エンジニアの心得を実際どう思っているか」や「どれくらい浸透しているか」を知る機会はなかったので、このアンケート結果はなかなか興味深かったです。

これからも、開発者の心得を胸に、ユーザーにとって本質的に価値のあるプロダクトをつくっていきます!(つくっていきましょう!)


ありがとうございます!
コドモン開発チーム
「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」をミッションに、プロダクト開発しています | https://www.codmon.co.jp/