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マイクラでイベントを企画する時に読むnote

子どもたちが夢中になっているマインクラフト、それを見て「これは何かできるのかもしれない。」と思った大人向けのnoteです。

■マインクラフトって何ですか?

マインクラフトはMojang Studiosやマイクロソフトなどが開発・販売している世界で最も売れているゲームです。

ゲームの中でブロックを組合せて建物や設備を作ったり、冒険をすることができます。

一人で遊ぶことも、複数人で同じ世界に入って遊ぶこともできます。

■マインクラフトってどうやったらできますか?

パソコン(Windows10、MacOS、Linux)、モバイル(iOS、アンドロイド)、コンソール(Switch、PS4、Xboxなど)など様々なプラットフォームで遊ぶことができます。

マインクラフトには大きく分けて統合版、Java版、教育版があります。

統合版はパソコン、モバイル、コンソールなど多くのプラットフォームで利用できます。

Java版はMOD(改造プログラム)が追加できます。MacOSはマインクラフトJava版しか利用できません。統合版より高スペックなPCが必要です。

どのプラットフォームで、どのマインクラフトを使うか・・・については対象と誰にするか、どのようにイベントを進行するかによります。

マインクラフトのサーバーを立てるにしても、クラウドに置くのか、ローカルに置くのか、クラウドに置く場合、Realmsを利用するのか、AWSなどのサービスを利用するのかなど、選択肢は多数あります。

■マインクラフトの魅力って何ですか?

マインクラフトの魅力は「自由」だと思います。

子どもたちはマインクラフトを使って創造力に翼が生えたように自由にモノづくりに取り組みます。

一つのワールドにプレイヤーが集まり協同作業することもすばらしい体験です。

創造力と創造力が重なり、新たなインスピレーションが生まれ、形になり体験することができます。

■マインクラフトの難しいところって何ですか?

マインクラフトの難しいところは「自由」だからです。

マルチプレイをすると、自由と自由が重なり、軋轢が生まれることもあります。

制御・統制すれば、自由が損なわれます。

どのように創造力を解き放てるか、その状態を保てるかが難しいところです。

■どうしたらマインクラフトを使ったイベントができますか?

シングルプレイなのか、マルチプレイなのか。

特定の参加者のみなのか、不特定多数なのか。

会場開催なのか、オンライン開催なのか、ミックスなのか。

1日だけなのか、複数日なのか。

テーマは何なのか。

それらによってプラットフォームやマインクラフトの種類、サーバの立て方が決まります。

■マインクラフトをやる動機って何でしょう?

子ども達にマインクラフトができる環境、ツール、素材、ノウハウ、知識を提供したら、すばらしい建築や設備を作るであろう・・・という思いがあるなら、それは幻想です。

まず子ども達が数多ある、日々リリースされるゲームの中で、今、マインクラフトをやりたいのか?ということがあります。

次に、子ども達が「マインクラフトが好き。マインクラフトをやりたい」と言っても、「どうやりたいのか」のイメージを子どもたちと共有することが必要です。

子ども達が欲しているのは基本的に「自由」です。

主催者の意図は汲みしません。

「すばらしい建築や設備を作る」のが目的であれば、それはお仕事です。

子どもたちが何を体験するのか、主催者は子どもたちにどのような体験をして欲しいのか、に着目するのが必要です。

主催者は子どもたちと(直接話をするわけではくても)対話が必要です。

主催者と参加者同士が、意思を表明して、意図を汲み取ったり、歩み寄ったりするなかで、Something Newが生まれるかもです。

■最後に

マインクラフトは最高の体験をユーザーやユーザーの周りに提供してくれるすばらしいツールです。

楽しいイベント、たくさん企画して実践したいです!

というか、もしマイクラやったことないならやってみましょ。


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