側域センサーとインタラクティブコンテンツ
高田です。チームラボなどでタッチした場所で映像が反応するコンテンツがありますよね。これはほとんどの場合、北洋電機株式会社の側域センサーを使って位置を検出しています。
弊社YOUTUBEでも解説と、サンプルコンテンツを公開しています。
このタイプのセンサーを初めて使ったのは2009年、複数の電動カートの位置をトラッキングするためでした。コンテンツに側域センサーを利用したかなり初期の事例だったと思います。
以前、Unityから測域センサーを使うサンプルプログラムを、CGWORLD.jpの連載のためにGITHUBに公開しました。
https://github.com/toshinoritakata/URG
ほぼそのまま実際のコンテンツに応用できるサンプルです。Starももらえて嬉しかったのですが、実はこのサンプル、物体の検出精度が想定より悪くなってます。
物体を検出するときのアルゴリズムを間違っていて、公開後、他の仕事で使っていたときに気づきました。修正版は別のリポジトリで公開しています。
https://github.com/Codelight/URG_Unity_sample
物体を検出しやすくなっていてソースも整理されています。ついでに安定性も上がっています。
元のコードを置き換えるか少し悩んだんですが、変数名なども大きく変えたかったので別リポジトリにしました。
もし、測域センサーをUnityで使うときの参考としてもらえるのであれば、後者を見てください。