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本、映画、TV、音楽

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趣味的要素をまとめてみましたー。
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映画「ゴッドファーザーⅠ、Ⅱ、Ⅲ」

映画「ゴッドファーザーⅠ、Ⅱ、Ⅲ」

移民者たちがファミリーを守るため駆け上がらざるをえなかったマフィア、何度も表の世界へ向かうも、他のファミリーによって引き戻される無間地獄を描いた作品。

おそらく過去も観たのだけど、映像解像度が上がり、細かい描写が美しく、土日ぶっ通しで観てしまった。(世界観に浸るにはしかたないな、、)

きれいごとだけではない世の中、どこかで誰かがそのシワ寄せを受ける。大きくなるには、その分の責任がある。危険(リ

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ドラマ「REINA ROJA レッド・クイーン」

ドラマ「REINA ROJA レッド・クイーン」

自己同類?としてサイコパスドラマ、7話のシリーズでしたが、通しで観ました。総じて面白かったかな。

と思いつつ、できれば1話完結くらいがちょうど良いかも。=ひっぱり感が長すぎるのでもたつきとリアルさに欠けるかなー。緊張感間延び。

そんなサイコパスの本日の動きは、中央会へ組合移転の手順打ち合わせと開発不良対応案件、月末処理で久しぶりに会社にも行くかな。と

4月はホントに大忙しが見えてるので、ドラ

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映画「チェイサー」「聖なる鹿殺し」

映画「チェイサー」「聖なる鹿殺し」

2008年韓国映画「チェイサー」は2004年の連続殺人事件をモチーフに描かれた作品で、緊張感と残忍さと無力さを痛感する内容でなんとも言えない喪失感で見終わりました。

2017年イギリス映画「聖なる鹿殺し」は超常現象と日常の間を上手く表現できていて”リアル”な体験を痛感する内容でなんとも言えない喪失感で見終わりました。

いずれの作品も”なんとも言えない喪失感”で見終えるので、精神的に健康な状態で

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ドラマ「新しい王様」連続視聴とファイル整理

ドラマ「新しい王様」連続視聴とファイル整理

以前、TVで途中まで観てたドラマを動画配信で見つけて、最初から連続で見明かした。

お金で買えるモノ、買えないモノ、社会構造、ゲームチェンジャー、投資と融資、芸能界、メディア論、ネットとTVの融合、疑うこと(確かめないこと)の絶望、様々な社会に対する問題提起と共に自身にも問いかけて来る。

あなたの夢は何か。私の夢は何か。すぐに応えるには大人になり過ぎた?

そんなときは棚卸を始める。物理的に家の

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朝食中、TVがついてないことに気づき、食べてるのを中断して席を離れリモコンを取りに行き持ってきて座り、TVつけずに、何もなかったように再開しモグモグ食べている。そんな君が好きだわ。

朝食中、TVがついてないことに気づき、食べてるのを中断して席を離れリモコンを取りに行き持ってきて座り、TVつけずに、何もなかったように再開しモグモグ食べている。そんな君が好きだわ。

幸せな時間だ。

そして、ドラマ”いちばんすきな花”が終わってしまった。

思い当たる心情、共感、たくさん考えさせられる場面、セリフ(言葉)がとても心地よい。

「誰かにとってはゴミになるものでも、他の誰かにとっては大切なものだったりする。」

「人はどうしたって変わっていくのに、なりたい自分にはいつまでたっても変われない。」

「他人に決めつけられた、自分の価値からはどうしたって逃れられない。」

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映画「ゴジラ-1.0」観て来ましたー。

映画「ゴジラ-1.0」観て来ましたー。

「生きて、抗え」、総じて面白かったです。

怪獣映画としてもそうですが、日本映画だなー。と思うところ多かったですね。

絶対的恐怖(悪役)と一人一人の人物像描きながら非力でも一人一人が未来を守る為に戦う姿にいくつも感情揺さぶられるポイントがありました。

そして、その恐怖対象(ゴジラ)の音と大画面で体感できるのは、やはり映画館だなー。と、

気づかなかった細かいところはもう一度配信始まったらチェッ

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1.5倍速では勿体無い心地良いドラマ「いちばんすきな花」

1.5倍速では勿体無い心地良いドラマ「いちばんすきな花」

時々何言ってるか分かんない。

と思うことも思われることもある。

友達はいない。とも公言する。

嫌われたくない。若干無理に周りに合わせる。

大丈夫。は、だいたい大丈夫じゃない。

1人じゃない、と思えるから孤独でいられる。

なぞられる言葉、ひとつひとつを同じ速度で馴染ませたい。

そんな、久しぶりに心地良いドラマです。

大人になっても友達って出来るもんですね。っていう切ない希望、花開いて

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映画[ジェントルマン」「フロッグ」「イコライザー」それぞれのオススメ

映画[ジェントルマン」「フロッグ」「イコライザー」それぞれのオススメ

「ジェントルマン」語り手とリアルタイムが交差するストーリー展開、なかなかに楽しめましたー。ユージュアルサスペクツが好きな人にはオススメです。

「フロッグ」も外見(描写)とのギャップ、過去背景、ヒトの暗黒面を静かに表現する展開は、パラサイト(半地下の家族)が好きな人にはオススメです。

「イコライザー」は日常から危険領域に踏み込むアクション。優秀な引退エージェントが一人で組織ぶっ壊す系なので、ジャ

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本「異常(アノマリー)」読了

本「異常(アノマリー)」読了

読みきった。長かった。寝不足だ。そして考えることも多い作品だ。ネタバレにしたくないので、詳細は避けますが、読んだ人たちはそれぞれ、自分ならどうするのか。周囲の立場の一人だったらどうするのか。に迫られる。

この日常っていうのは奇跡なのか、〇〇なのか、立証と倫理はとてつもなく遠い方向を指してる感覚がありますねー。

本「異常(アノマリー)」第一部読了

本「異常(アノマリー)」第一部読了

いくつもの人物像が描かれる第一部の最後に状況を把握=謎が一度解かれる。が、その謎に向かって回避またはその対応を探る第二部に移りました。

本日は早朝から移動してるので、なんとか読了できるようにイメージしながら電車の中で少しワクワクしてます。

ミステリー要素として解決?しない?編が半ページ数残されてる状況にです。

あ、仕事も数ヶ所回らなければなりません。図面や申請書類チェック対応もその合間にやら

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映画「スポットライト 世紀のスクープ」は日本で今話題の芸能事務所ニュースを連想する。

映画「スポットライト 世紀のスクープ」は日本で今話題の芸能事務所ニュースを連想する。

実話に基づくストーリー展開。カトリック教会の神父による児童虐待を組織的隠ぺい、ボストンの地方紙がスクープした本作『スポットライト 世紀のスクープ』。素晴らしい映画でしたー。

偏った正義(神?権力者?メディア?)支配下の中では、”異常”なものもブラインドされ悪が薄まって行くのだけど、虐待された児童個々に受けるインパクトは生涯重く引きずることになる。

自分だったら、自分の子だったら、その広く暗い閉

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映画「アキラとあきら」「モガディシュ」「バイオハザードファイナル」「ブリング・ミー・ホーム」「双葉荘」

映画「アキラとあきら」「モガディシュ」「バイオハザードファイナル」「ブリング・ミー・ホーム」「双葉荘」

仕事の合間に(流し見?)で、どわーっと。観すぎかしら。

でも、残念ながら、どれもひっかかるところは少なかった。

つまり、想像内のストーリーと結末(ブリング・ミー・ホームだけはラストが違ったか)だった。

ちょっと映画に偏った感じなので、また何か本を読み始めるのが良さそう。

何か”ぬぉー”って感じのストーリーと出会いたいわ。

映画「渇水」それぞれの立ち位置を探る水たち

映画「渇水」それぞれの立ち位置を探る水たち

日本映画らしい静かに流れる時間、とそれぞれの想い。

なぜ水はタダではないのか。

水道代を払えないと水は止まる。困窮者には生きる気力も止まる。

流される人生ではダメなのか。

流されて来た環境や記憶の延長上でしか次の立ち位置は見つからない。

それでは何も変わらない。

大きな流れには逆らえなくても、そこに少しずつ根っこを生やして立ち止まることはできるかもしれない。草木のようにしなやかに受け流

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映画「モンタナの目撃者」「ブルーバイユー」の共通点

映画「モンタナの目撃者」「ブルーバイユー」の共通点

たまたま連続して観てしまった映画、一言で共通点を探すと“子供の目線心情“を追える。ということかな。

「モンタナの目撃者」はアンジェリーナジョリーが消防隊員として身体の線が細すぎて、怪我を負うも立ち回りのリアルな感じが薄く、景色はキレイだけど殺し屋とのやり取りがとても違和感ありました。

「ブルーバイユー」はアメリカにおける2000年代前の国際養子縁組の問題を淡々と(日本映画っぽく内面を)描く、な

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