マガジンのカバー画像

コンテンツビジネスの考察

19
アニメやコンテンツのビジネス面について考察とキュレーションをしています。
運営しているクリエイター

記事一覧

アニメ産業の現在地が分かる『アニメ産業レポート2023』刊行!

アニメ産業の白書である「アニメ産業レポート2023」が刊行されました。 「アニメ産業レポート…

アニメ業界におけるアニメーター不足の考察

先月、日経新聞の取材を受け、少しだけですが僕のコメントも紙面とWEB版に掲載されました。 …

『エンタメビジネス全史』現在の視点から、エンタメビジネスを俯瞰で語る

『エンタメビジネス全史 「IP先進国ニッポン」の誕生と構造』と大上段に構えたタイトルに賛否…

世界市場における日本のアニメシェアは4%? 定義のチェックは必要

少し前になりますが、角川アスキー総合研究所の遠藤さんが書かれていた記事で興味深い指摘があ…

アニソンも「デジタル」と「グローバル」の波に乗ったところが勝利する

ちょっと前に、話題になった現在のアニソンを考察したブログがあります。 ブログ主は、破壊さ…

『城郭合体オシロボッツ』お城EXPO2022に参城!

「全国のお城よ、立ち上がれ! いざ、参城!」 MIXI_ANIMEオリジナルコンテンツ第1弾となる…

『チェンソーマン』製作費100%出資の考察

アニメ『鬼滅の刃』の制作著作を示すコピーライトは、以下でした。 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable コピーライトとは別に、アニメクレジットの並びを確認すると、アニプレックス・集英社・ufotableの順番です。 おそらくは、この順の出資比率での製作委員会になっていると推察されます。 一方、『チェンソーマン』のコピーライトは以下になります。 (C)藤本タツキ/集英社・MAPPA 『鬼滅の刃』からアニプレックスが抜けて、制作はMAPPAに替わった

アニメ『5億年ボタン』放送記念!8/17(水)トークイベント開催決定!

現在、テレビアニメ『5億年ボタン【公式】~菅原そうたのショートショート~』が各局&各配信…

テレビアニメ主要深夜放送枠のまとめ

昔から定期的に、深夜帯にテレビアニメの「放送枠」が作られます。 配信時代になり、意味合い…

TVアニメ『うる星やつら』の企画の狙いはフューチャーファンク?

小学館創業100周年記念ということで、2022年に『うる星やつら』の新作アニメが放送されます。…

アジアのアニメは日本市場を制するのか?~テレビアニメにおける中国や韓国アニメの存…

例に挙げるまでもなく、昨今ネットのニュースでは「日本スゴい」。あるいはその逆の「日本ヒド…

アニメ産業の「今」が分かる『アニメ産業レポート2021』刊行!

アニメ産業の白書である「アニメ産業レポート2021」が、2021年11月4日に刊行されました。 「ア…

NFTはアニメクリエイターを幸せにするのか?

先日、『邪神ちゃんドロップキック』の「アニメ×NFT」プロジェクトのニュースがありました。 …

『京アニ事件』を読んで、『ルックバック』について思いを馳せた

アニメーション研究家の津堅信之さんが書かれた『京アニ事件』。 新書判で、端的に「京アニ事件」についてまとめられています。 どうしてこの本を読んだかというと、『チェンソーマン』の藤本タツキさんの短編読み切り『ルックバック』でも、「京アニ事件」の犯人をモチーフにしたようなキャラクターが出てくるからです。 現在は、「偏見や差別の助長避けたい」との編集部の意向で修正されています。 ネットでも賛否両論巻き起こりましたが、修正について僕は全く気にならなかったです。 というのも、『ル