【前編】家族と宗教への向き合い方について

普段あまり家族のことをネットで発信することはなく、何か言うことはほぼありませんでした。

それに関して、「どうなってるんですか？」と聞かれることもしばしばあり、信頼できる人には素直に話したりしていたのですが、もうネットでもどんな状況なのかを書いてもいいのかなと思いました。

まあ、タイトルの通りなんですが、家族（奥さん）がとある宗教に関わるようになってしまい、そのことで自分一人でいろいろ考えさせられながらで今に至っています。

今回はそのことについてざっくりとしたヒストリーを紹介しましょう。

結婚前の宗教との関わりエピソード

結婚するタイミングでは宗教をしていたわけではなく、そのときはしていませんでした。というか一時的に活動してなかったというほうが正しいのかもしれません。

まだ結婚前、付き合っていた頃に、昔は宗教活動していた話を聞かされたことがあります。

そのときにじっくりと話を聞いたのですが、今はもうしていなくて、今後もするつもりはないという話だったので、すごくホッとしたのを覚えています。

（自分の中の基準に、喫煙者とよくわからない宗教してる人は絶対NGというのがあるため。あくまで自分の中の基準で他人のことは全然OKというスタンス）

その宗教の学校のようなところに通ってみっちり学んだという話も聞き、そのあとは街に出て勧誘もしていたというのを聞いて、当時24〜25歳のぼくはかなりの衝撃をうけました。

そんな状況から逃れることができたのは、活動中に奥さんのおばあちゃんが亡くなってしまったことのようです。

そのときにどうしても家に戻りたいということで、同じ宗教の人に話をしていたそうですが、なかなか認めてもらえなかったらしく、結局は勝手に抜け出して家に戻ったそう。

それがきっかけでそのときは宗教との関わりがなくなったそうです。

全部聞いた話なので、本当かどうかはわかりません。

ただ、その話を聞いて思ったのは、おばあちゃんが引き戻してくれたんだな、と思って、結果的におばあちゃんが助けてくれたのかな、と思いました。付き合ってる状態だし、とても大切な人だからおばあちゃんにはすごく感謝しましたよね。

再び関わりを持つことになったきっかけ

そんな話を聞いてはいましたが、当時は全然宗教との関わりもなかったので、すっかり安心していました。

その後結婚もして、子供もうまれ、仕事はまだどうしようという感じではありましたが、普通に幸せに暮らしていたと思います。

それが2011〜2012年の話。

（自分にとっての）暗転のきっかけが訪れたのは2012年4月だったでしょうか。このときのことは今でもよく覚えています。

子供もつれた家族でコワーキングスペースに行って仕事してたときに、奥さんがたまたま外に出たときに、今関わっている宗教の人に声をかけられたそう。なかなか戻ってこないなあと思ってて、そのときはうそをつかれましたが、あとあと発覚したときにそのことがわかりました。

そのときは宗教の人と話しているとは思わず、しばらくのほほんと過ごしていたのですが、なにかのきっかけでぼくが宗教に関わってることに気付いてしまい、そのことを指摘すると案の定でした。

おそらく2012年後半ぐらいの話。

すごくショックで怒ったように覚えていますが、1回目だということで、関わりを断ち切ってくれたらそれでいいやと思って普通に許そうと思いました。

この頃にはせどりだけで生活できるぐらいにはなってたこともあり、仕事をやめた頃よりは不安が減っていたと思います。

自分の主観でしかないですが、これがあったことがきっかけで夫婦仲が悪くなったようには思いませんでした。

で、そのまま1年近く過ぎたでしょうか。

せどりだけでの生活から違う方向性で生活できるようになんとかやろうとしていた時期で2013年8月ぐらいには目処がたつように。

そうやってホッとしていた頃に、また宗教に関わっていることが発覚。

これにもまた激怒してしまうわけです。自分の考え方にはないことですからね。いろいろ話を聞くもののやっぱり納得がいかなかったですが、これもまた関わることをやめるように伝えてその場を終わらせました。

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というのを2014〜2015年前半ぐらいまで、2〜3回同じことを繰り返したでしょうか・・・

これ、普通に浮気されるよりも精神的にきます。浮気とかならまだ人間の本能（広い意味での性欲）だから理解できるんですよ。

自分としては隠してコソコソされることがいやだったのもあると思います。

その頃になると、話し合って逆に奥さんのほうから行くことを事前に伝えるから行くことを許してほしいみたいな感じになりました。

それならいいかな、ということでOKすることに。

あと、子供たちを巻き込んでほしくなかったので、それだけは強く言うことにしました。

そんなわけで2015年は通う日は事前に伝えられることになりました。確か月2回ぐらいだったでしょうか。いや、もうちょいあったかな。1〜2週間に1回ぐらい。

最初はどうぞどうぞ〜という感じで思っていましたが、これも数ヶ月ぐらいしたらやっぱりモヤモヤしてくるわけですよ。どうもおかしい、みたいな。

そんな感じで、もう無理だなという限界が来たのが2015年の暮れです。

このまま年を越すのはいやだと思って、自分はやっぱり宗教に関わっていることが理解できないというのを伝えました。大晦日に。

年末年始なのに今後どうするのという話し合いに。

またこの頃初めて離婚のことを意識しましたね。今まではまったく考えたことがなかったですが、このままだと自分が壊れてしまうかもしれないという感覚が出てきます。

2015年の年末までは仕事も絶好調で、結果もすごく出ていたのですが、この頃から伸び悩むように・・・。仕事とプライベートってホントに連動しますね・・・。

1回そのような思考になってしまったことで、自分の中の気持ちが切れてしまったんですよね。

2016年は1年間ずっといつのタイミングで離婚を切り出そうか、そんなことばっかり考えてました。会社のこともあるし、それとの兼ね合いとかを考えたり。

ここからの話がいろいろありすぎるので、また別の記事にできたらと思います。まずは一旦ここまで。

今回重い話を書きましたが、もし妻と関わりが今まであったという方であれば、全然普通の人ですよ、と付け加えておきます。

続編はこちら。