重石なし、なりくちとらずのテキトー梅干し作り
長い梅雨が明け、8月に入ってからようやく梅干しを干しました。
この数日あまりの猛暑で、今年は長い梅雨だったと言うことも忘れてます。
さて、今年の梅干し作り。
重石なし、なりくちをつけたままというテキトーな方法とってみました。
一般的な「梅干し作り」では、なりくちをとって、塩漬けにして、重石をのせる...となります。
ところが私は5月ごろからずっと腱鞘炎で、指先に力が入らず細かい作業ができません(このnoteも音声入力〜)。
「梅を傷つけないようにして、竹串でなりくちをとる」などと言う繊細な作業は全くできない状態。なので、梅干し作りはムリだなと思っていたのでした。
ところが、スーパーの梅売り場のわきにあった「梅干の作り方」のパンフレットに、
「黄色く熟した梅はなり口を取る必要はありません。
かえって梅を傷つけることがあります」
と書いてあるのを発見💖
これだったらできるかもと、早速1袋買ってきました。黄色いやつを。
今年は全部で1.5キロ。
塩の量は、梅の18%で。
去年は、陶器の瓶で漬けて水入りのペットボトルを重石にしていました。
が、手が痛くてもろもろ準備をするのが大変だったので、
今年は流しの下からすぐとりだせた果実酒びんに梅と塩を。
熟した梅に真っ白な塩。なんてきれいなんだろう〜。
普通は、梅干しをつけるときには蓋をして重しを載せます。
重石の目的は、梅が十分に梅酢につかってカビないようにするため。
なので、カビさせなければよい。
というわけで様々に検索した結果、
重石を載せない代わりに、梅酢があがって梅全体が浸かるまでの3〜4日はアルコールで1日1回霧吹きする、という方法を発見。これでいこう♪
つけた翌日には塩が溶けてこんなに。
重石をする代わりのカビ対策として、梅酢が上がってきてからは毎日瓶をぐるぐる回して梅全体に梅酢がいつもかかるように気をつけてました。
これは1ヶ月後ぐらい。紫蘇で色付けしないのでこのままで。
結局カビることもなく、無事漬け込み終了!
道具も少なくて、簡単じゃない?こっちのほうが。
梅雨が終わるのを待って、天日干ししたのはもう8月に入ってから。
梅酢から取り出したした時はこんなにプリプリ♪
2日間干したらだいぶシワシワ。梅干しっぽくなりました。
なり口をとらず、重石もせずに梅干し作れるのかなあと思いましたが、拍子抜けするくらい簡単にできました。
テキトー万歳っつ!!!💖
あとは食べごろまであと2〜3ヶ月。なにもせず、ただ「待つ」だけです。
というわけで、改めてポイントを。
1. 黄色く熟した梅であれば、なり口を取る必要はない。
2. カビ防止のため重石をしないときは、梅酢が常に梅にかぶるように入れ物を揺らす。もしくは梅酢に漬かっていない梅にはアルコールを適宜スプレーする。
なお、こちらをお読みになって試される場合は、ご自分の自己責任でね。
できあがりがたのしみ。まあ、美味しくできてることでしょう。
ちなみに、去年は真面目になりくちとってました♪
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