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元ちゃんのバザー日記!第一回

こんにちは!4月からココルームに泊まり込んで、インターンとして働いている元です♪
ココルーム営業時間帯は主に、バザーコーナーにいます。釜ヶ崎の生活、ココルームの生活では、日々新しい発見や学びがあります。
バザー日記と題して、ココルームでの僕の毎日をちょっとずつご紹介します♪
皆さんに、ココルームで過ごすことって、働くことって、学ぶことってどんなことなんだろう、と少しでも感じてもらえるとうれしいです。

バザーコーナーはちょうどココルームの入り口にあります。
寄付されて来た品物たちを運営のために安値で売るスペースです。
値段はほとんど1000円以下。
300円くらいのものが一番多いイメージです。
アクセサリーとか細かいものはもっと安い。
物に溢れていて雑然としてますが、色々掘り出すと本当に掘り出し物があります。
本当にいろいろな人が出入りするココルームの中でも、玄関先が特にいろんな人と会話を交わす場所でもあります。

僕がココルームに来て、一ヶ月半が過ぎました。
毎日何度も来る人から、たまに来る人、一見さんまで、たくさんの人と顔を合わせ、バザーコーナーで会話をしました。
ちょっと普通からはみ出てて楽しげな人、ちょっとアウトロー気味な人、それぞれあけすけな人が多くて、予想しなかったコミュニケーションが繰り広げられることも、多数ありました。

最初の一週間で自覚したんですけど、どんどん関西弁が移っていく自分にびっくりしてます。
(関西弁の文章化はまだ難しい)
ココルームを訪れる人を覚えている最中ですが、徐々に顔を覚えてもらい、にぎやかにしてます。

さて、では、今日のバザーコーナーのお話を一つ。

いつもの常連の女性。大阪弁ではおばちゃん。(通称サングラスのおばちゃん)が買っていかれました。

この前はスカートとシャツをお買い上げしてくれて、「このハンガーもくれる?」と言われたのですが、「ちょっと今ハンガーが足りないんです」と答えたところ、スカートのハンガーだけで良いので、というので、それなら、とさしあげました。
そしたら、10分後に「ハンガー足りないっていうてたやろ?」と、普通のハンガーを5つ持ってきてくれました。
なんだか、わらしべ長者みたいな気分になりました。

こんなコミュニケーションに溢れた、ココルーム。
僕にとって、とても落ち着いた呼吸ができる場所です。

まず第一回はこの日記の始まりの挨拶とご紹介の文章を書かせてもらいました。
今後もご贔屓に。

現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています