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不登校になる予兆はあるものなのか?

予兆はずっと前から発せられていた


息子の予兆は何年も前からすでにありました。

幼稚園の頃には毎朝幼稚園バスに乗るのを嫌がり、大暴れしていたのです。他の子供なら入園直後バスに乗るのを嫌がりママと離れるのを嫌がるという事はよくあることだと思いますが、息子の場合は入園直後ではなく園や友達に慣れてからのほうが大変だったのです。

バス停まで車で送迎しそこからバスに乗るのですが、バス停に向かう車内で『嫌だ~』と暴れることがしょっちゅうあり、バスが到着していても車からなかなか降りないことが多々ありました。

キレて、暴れて、泣いて、運転している私を叩いてきたりと毎朝とても大変でした。これが1番最初の予兆だったと思います。


2度目の予兆


2度目の予兆は小学校高学年にありました。『学校に行きたくない』と言い始めたのです。毎朝ではなく、たまにそう言っては行き渋り、その都度私は『頑張って行きな!』『なんで行かないの?行きなさい!』と言っては息子を無理矢理登校させていました。

しかし、行き渋りの酷い日には休ませることもあり、数日休めばまた学校に行くことが出来ていたので私はあまり心配はしていませんでした。

しかし、この頃から息子の様子が変わりだしたのです。

風邪でも花粉症でもない息子が普段からマスクをつけるようになりました。まだコロナが流行る前の話です。

夏でも冬でも外出する時にはマスクをつけ顔を隠すようになり、それと同時に以前よりも口数が減っていきました。心做しか性格も内向的になっていったように感じていました。

私はなぜ、不登校になるずっと前の予兆に気づいたのか。

それは不登校になってから息子が話してくれたからです。『俺は幼稚園の頃から行くのが嫌だったんだ』『みんなと同じことをするのが嫌だったんだ』『無理矢理行っていたんだよ』『おれ頑張ってたよな』



ここからが本当の不登校前の予兆だった①


2度目の予兆から半年ほどたった息子中1の夏のことでした。

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