見出し画像

警察官合格への道 #宿直

こんばんは。

今日は警察官の宿直のあれこれを書きます。

警察官・警察職員になりたい学生を応援している #警察応援キャリコン  山田です。

このnoteは、警察官をめざす学生が見てくれていますので、警察の宿直について実際のところをお話します。

警察官というのは、皆さんが警察学校をでられて一線で働くようになると、3交代勤務で交番勤務から入ります。

自治体によっては4交代など少しづつ違うものです。

愛知県警は3交代が基本。

当番日→明け日→日勤→当番日・・とまわっていきます。

3日に一度が必ず泊まりなので、一年間のスケジュールがわかります。

一係、二係、三係と自分の係が決まり、同じメンバーで勤務につきます。

私も警察本部の通信指令課の110番勤務に就いたとき、二係でした。

係が違うと課が違うくらいに全く接点が他の係とはありません。

泊まる日が違うので、引継ぎという形で前当番のしたことは、簿冊の記録で見ますが、その本人とはあまり話しません。

今考えるととても不思議ですよね。

110番の時は、2時間交代の電話受理要因なので、2人で一日の半分の時間は勤務することになります。私の勤務はこんな感じでした。

9時から11時まで→朝の引継ぎ、全員勤務

11時から13時まで、電話受理か休憩

13時から15時まで、電話受理か休憩

15時から17時まで、電話受理か休憩

17時から19時まで、電話受理か休憩

19時から21時までは全員勤務。食事(本部内の食堂)

21時から2時までは、電話受理か休憩

2時から7時までは、電話受理か休憩

7時から9時までは、全員勤務、一日の振り返り、引継ぎ用意。

こんな感じで一年過ごします。

宿直の日のスケジュールです。

明けは朝9時に解散。

家に帰って一度寝ます。午後2時ごろ起きてました。

明けの翌日は日直がある日は出勤し、ない日は休日です。

本部の通信指令課の時は日直はほとんどありませんが、警察署勤務の時は、日直が年末になると増えるので体調管理がとても難しいです。

警察官という職業はいま、振り返ってみると体調管理が一番大切かもしれません。自己コントロール力がとても必要です。

休むとチーム全体に迷惑が掛かりますから、いつも気をはっていました。

突然に休んだことは、2,3回風邪であったかも。

10年の勤務経験のなかで、数回のことです。

後は有給を使い、事前に休むようにしていました。

しかし、休めない部署もあり、刑事課の人が点滴を打ってから出勤するのは、当たり前の感覚でした。高熱があっても休まず、勤務している人がたくさんいました。

今からは想像もつきませんよね、そんな時代でしたね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?