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アメリカでの年末年始と今年の目標

タイに住むAsukaちゃんとの遠距離交換note。2021年始めの投稿は各国の年末年始と今年の目標などについてざっくりと。

2021年になって半月が過ぎた。今年も私はここにいて、3回目のアメリカでの年越し。
私にとって、年末年始は日本に帰りたくなる瞬間No.1だ。日本にいたら、家族や親戚と集まったり、友達に会って楽しんでいる時。
一方、アメリカでは年末年始感があまりない。地域や人にも寄ると思うけれど、知人のアメリカ人たちは11月のThanks givingとクリスマスに全力なので年末年始にはあっさりしている印象。そして年末年始のお休みが短い会社が多い。田舎町の年越しは、より一層静かでとても寒い冬の景色が広がっている。

1年目の年末年始。年末年始感がないと嘆いていてはいけない!自分で雰囲気や気持ちを作るんだ!と、大掃除をして、夫婦二人なのにお正月らしい料理を頑張り、来年の目標を考え、新年の挨拶を送り、頑張った。
2年目、前年の経験から年明け後すぐに始まる日常を知り、やる気を失った。
そして、今回。一番心地良く過ごせたような気がしている。別に年末年始感がなくたっていい。SNSから知る日本の年末年始を羨んだっていい。貴重な日本のおせち を少しだけ仕入れて(基本的に頑張って作らない)、お雑煮を作って、ゆっくり過ごしたら一番心地良かった。

駐妻はすごい。異国に渡っても(特にここは田舎で簡単に日本食が手に入らないので)なんとか食べ慣れた食事を作ろうと奮闘する。毎日の食事やパンや焼き菓子、日本ではすぐに買えたものを手作りしたり、自分や家族が少しでも安らげるよう試みる。私の周りの駐妻は料理上手ばかり。ポットラック(アメリカでいう持ち寄りパーティーのこと)では、それはそれは豪華な料理が並ぶ。SNSを見れば、駐妻の方々の素敵な料理やお菓子で溢れている。そんな環境下で、私は疲れ果てていた。料理が嫌いな訳ではないけれど、特別大好きな訳でもない。いつしか他人と比べて「作らなければいけない。」「頑張らなければいけない。」と自分に刷り込んでいたようだ。
よく考えたら、持ち寄りに対して楽しんでいるというより辛そうな人もいるし、コロナ渦の中焼き菓子を作って2人で食べても太るし、お裾分けも抵抗あるし。と今私は思っている。

今年の年明け、下記の文章に気付かされたので一部を引用。(佐々木依里さん(環境活動家・モデル等)のInstagramより)

持っている服や、持っている鞄
住んでいる場所、乗っている車
旅行先の写真があなたの価値ではない

私の価値はどれだけ外側の体験を内側の力で
学びや愛に変えられたか情熱を届けられたかだし
どれだけ素直に目の前のものをありのままで見て
自分の感性で受け取れたか

今日どんな風に過ごそうかなって考えたあなた
昨日食べたものすら忘れてるあなた
空をたまに見上げて笑顔になるあなた
(途中省略)
その全てあなたの内側で起こってて
それこそがあなた自身だから
外側のことやモノって目に映る色に過ぎないのよね

私は見えるものに囚われていたと思った。
自分が考えていること、心地の良いことを知っているのに、そんなに重要ではない人と比べて頑張っていた。また、今ある膨大な情報を毎日ただ受け止めているだけだった。
だから今年は「内側」を高めたいと思っている。今の環境での経験を通して、感じたこと、考えたことが、自分の将来にも他の大切な誰かにも役立つかもしれない。見えるモノでなく、誰にも盗むことができない「内側」を育てる1年にしたい。それは知識だったり、経験だったり、感情や思考だったり。
ちょうど、昨年末に変わった「風の時代」にも通ずるのかもしれない。
今年もよろしくお願いします!


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