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No,007 「間」

「間」

「門」に「日」と書いて「間」。

白川先生によれば、じつはこれは「日」ではなく、「月」であり、それも一般的に解釈されている月影ではないとする。先祖を祀る霊廟の門に「肉」を供えて祈る何らかの儀礼を示す字で、内外を隔てる意味がある。

それが「間」

身体には、門がある。

いわゆる

肉体の門、
感情の門、
智慧の門、

その「間」とは、

肉体の物理的な間合い、
感情の心理的な間合い、
智慧の精神的な間合い、

私たちは「間」に生きている。

だから「人間」。

これらすべての「間」は、
人生における遊び。

そこに責任ある自由性を持って挑む。


今日も、良き日でありますよう。

合掌。

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絵の解説

竹林を抜ける風。笹が触れ合う涼やかな響き。心地良く共鳴する三つの「間」を、青、黄、赤で表現している。青の肉体。黄の智慧。赤の感情。それらは、竹林を抜ける風と共にある。









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