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商品の値段

梨のドライフルーツ、おかげさまでご好評いただいており、本当にありがとうございます。今年の生産量が余りに少なく、色々と追いついていない状況ですが、できるだけ「欲しい!」と仰ってくださる方に届くよう、がんばります!

商品の値段の要素

値段を決めるとき、手に取りやすい価格か、を第一に考えました。はじめて国産ドライフルーツの相場を知ったり、自分で物に値段をつけられる経験をしたり。よく感じるのが、梨が大声で「私は1,000円です!!」などと言っているわけではないこと。物の値段は人が決めています。
物の値段は、相対的な価値だということ。
はじめてのことばかりですが、値段つけは本当に悩みました。

備忘として、考えておけばよかったこと
原価計算しつつ、どの価格なら手に取るか、の自問自答を経て、これでいく!と決めた値段ですが、もう少し考えておけばよかった、と、思う点を記載します。
なお、ココロコの梨のドライフルーツは直販の場合、税抜きで
小(20g)298円
大(30g)480円
で今季販売しております。来季はまたパッケージの見直しや仕入れ値の変動が見込まれるので変える可能性があります。

①消費税
パッと手に取る値段のイメージで、税抜き価格を設定しましたが、実際に販売する場合消費税(食品なので8%)は常にかかります。
税金なんて変わることあるし、と思っていた部分があり、税抜き金額で考えたのですが、税金変わるときに税抜き価格を見直せばよかった。と考えを改めました。

②おつり
キリのいい値段だと、おつりの用意が簡単なのですが、今季の値段だとおつりが大変でした💦①の関係もあり、税込で小は321円、大は518円になります。おつりの準備が常にいるような価格じゃないほうがよかったなあ、と思います。

③委託販売時の卸値
私達は店舗を持っていないため、商品を置いていただけるカフェなどに委託販売する場合は卸値を設定します。商品イメージに合致し、かつ、置いていただくお店の場所代や売っていただく際の手数料のようなものを加味して、卸値を決めています。卸値のイメージがしやすい価格設定にしておくとよかったかな?と感じました。

結局のところ、笑顔を大切にしたいです
商品の値段、奥が深いです。
いくらなら笑顔で「いい商品できました!〇〇円です!」と言えるか。相手がどんなにお金持ちでも、そうでなくても、その商品の代金を払えば手に入れる権利があります。ある程度のターゲットイメージは必要かな、と思いつつ、メインターゲットでない人にも売れるのが商品なのかな、とも思います。
お金という価値で商品を伝えるとき、その時の笑顔を大切にしたいな、と思いました。

#主婦起業 #ママ起業 #価値 #値段つけ #消費税


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